feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

Strawberry Buffet at Ritz Carlton Osaka.

2015年03月24日 | グルメ







開戦





苺フォンデュタワー。奥ではクレープ、ピザ、カルツォーネがどんどん焼かれていっている。


FM802のDJ土井コマキさんが恍惚の表情が目に浮かんでくるくらい夢見心地のふわふわした声で素晴らしさを語っていた、リッツカールトン大阪で開かれているストロベリーブッフェ

期間限定、旬のイチゴをふんだんに使った50種類以上のスイーツを胃がはちきれるまで堪能できるのだという。

そのお代は5000円。安いはずがない…でも、リッツ。これは行ってみる価値があるんじゃないかとネットで予約状況を眺めてみると空いているのは1ヶ月後。

みんなどこで情報収集するんかとその貪欲さに舌を巻きつつ巻かれつつ、その人気っぷりが逆に火をつけ待ちわびた一ヶ月。

朝昼ごはんはあえて軽めのブランチだけに抑え電車に揺られて梅田に乗り込んだ。

リッツに着くやいなや熱気を帯びた華やかな女性たちの群れになんだか申し訳なくなってくる。

おそらく皆様も目の前に苺をぶら下げられて一ヶ月間ウハウハ言っていたはずなのだから無理もない。

一定時刻に一斉スタート90分の一本勝負。

木を基調にした上品な内装にところ狭しと並べられた真っ白な大きいお皿。その上に燦然と並べられた赤とピンク色の宝石たち。

これはテンション上がるなぁ…

お上品な雰囲気の女性方に似つかわしくない漲りようは、手にしているお皿にまさに山のようにこんもりギッチリ盛られたスイーツを見ればすぐ分かる。

そこまで盛らんでも…とその肉食っぷりにたじろいてしまうが

駄菓子屋さんでお菓子を両手で抱え込んで次が取れずに泣いてしまう子供のように、感情の赴くままに欲望を皿の上にぶちまけているのだろう。

一口二口で征服しても次々と襲い掛かってくるスイーツ達。いくら食べても基地には新兵が補充されている。

皆様満面の笑顔であり且つ真剣勝負で頬張っていらっしゃる。

パイの切り取りに苦戦していたら隣の女性から「手伝いましょうか~♪」と超ご機嫌でお声がけをしていただいたり(普段はありえへんでしょうそのシチュエーション)

リッツという極上のロケーションで赤くて甘い宝石を心ゆくまで食べられるという夢体験を存分に堪能していらっしゃるのだろうな。


僕といえば苺に合うという文言で誘惑してくるGHマムのシャンパンをいただきつつ苺のリゾットやピザ、カルツォーネなどフード系で時折胃袋を休ませつつ、ゆっくりと。

リゾットに苺?!いやでも流石はリッツ、これがまた嫌な感じが全く無いように作ってくれてる。

苺とチーズが溶け込んだ乳桃色のリゾットとこれまた苺が混ぜられているであろうバルサミコ酢の紫色が美しい。

ミントウォーターのサーバーにも苺が浮かんでおり、さわやかなミントウォーターの裏にほのかな甘味。

苺への徹底的なコダワリが素晴らしい…

甘いもんだけで90分も悔い続けられるわけ無いだろうと高をくくっていたが意外に時間いっぱいまで過ごしてしまった。

結局4回位はおかわりしたかな。ぼくはちょびっとずつやけど。

野郎にしてなんという満足度。

スイーツ命な女性にすれば言わずもがなだろうなぁ。

闘いを終えレストランを出て来た女性たちは異口同音に「お腹が苦しい」「お腹が痛い」と成果を報告しあっていらっしゃった。

おもろいな。

これは価値があるともう。

そういえばラジオで聞いてきたお腹いっぱいになった頃にやってくるトドメのジェラート誘惑ってのはなかったなぁ

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