feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

羊と鋼の森

2016年06月15日 | 観たもの読んだもの

一人のピアノ調律師さんのお話

才能とは何か
どうすれば調律が上手くなるのか

なんてことを沢山の人を通じて学んで成長していく。

努力を努力と思わずひたむきに打ち込めるとこは立派な才能、とか
とりあえず一万時間、とか

書かれてあることに色々と考えさせられた。

作家さんの持つ文体や纏う世界感が穏やかで心地よくて、とっても素敵な本だった。
大好きなピアノのまた別の側面の世界を見れたことも嬉しい。
またひとり、好きだと思える作家さんに出会えた。
他の著書も手に取ってみようと思う。