君たちはどう生きるか 吉野源三郎
1982年11月16日 第一刷発行 岩波書店
2018年6月5日 第88刷発行
1935年10月に新潮社から、山本有三編纂「日本少国民文庫」全16巻が出版され、
その12巻目がこの本でした。配本は最後(1937年8月)でした。
1931年 満州事変
1937年 盧溝橋事件➡中日事変➡日中戦争➡1945年終戦
こんな時代に出版された本でした。そして時の経過と共に他社出版解禁となる。
この本が、漫画化されて、子供向けに出版された。書店では山積み。
読んでくれるか?どうか?わからないけどY君(小学校5年生)にプレゼント。
もし読んでくれたら、お話するために、ばあばは何年ぶりかで再読しました。
漫画は、Y君が飽きた頃に貸してもらおうかな、などと目論んでいる。
しかしながら、「君たちはどう生きるか に異論あり」などという本も現れた。
確かに、時代は大きく変わっている。良きにつけ悪しきにつけ。
この本が現代の子供たちに、どのように受け入れられるか、それを確かめたい。
いつの日か、Y君と話してみたいなぁ。
【追記】
ここにも書いていました。