半藤一利×佐藤優 対談
このような本を読むのには、実は私なりの確認が欲しいからです。
父は大学卒業後、満州に渡り、その後母は父のもとへ嫁いだ。それから三人姉妹の誕生となり、三女の私だけ、満州の生活とそこからの引揚者としての記憶がないからです。
我が子誕生の折に、母(祖母になった。)に頼んで、手記を書いて頂きました。
(もちろん、父も書いていますが、今回はここの確認にとどめます。)
「母の手記」
このような分野の本を何冊かを読むうちに、父母の手記と繋がることができます。
そのようにして、父母のささやかな手記が、歴史のなかで呼吸していることを感じるために、弱いおつむが働いています。
以下、引用します。書き写すのが大変なので、コピーでごめんなさい。
(2016年5月20日 第一刷発行 文春新書)