このメーカー静電容量の概数を元に実際に試験時に流れた先のデータを元にμF値が近傍なのが計算して見る。
200mAリアクトル無しでは276mAの二次側充電電流値なので、発電機静電容量0.071μFメーカー概数を入力してみる。
この時のmA値は230.9mAとなる。
実際に流れたmA値は276mAなので、概数の静電容量μFより大きい事が判る。これは概数なのでメーカーによっても種々異なる。
それでは、幾らの静電容量μF値にすれば275mA近傍となるのかμF値を変化させてみる。
静電容量0.071μF→0.850μFとすると二次側充電電流は一致した。
こま静電容量の差は0.850-0.071=0.14μFとなる。
誤差等もあるので概数は、合っている事が判る。
絶縁抵抗値の入力は1,000MΩとしたが、余程低下した数値を入力しない限り計算値には影響ない。
ただ低下した場合、漏れ電流が大きくなり二次側充電電流も大きくなる。
静電容量μFはその発電機の固有数値で、特に大きく変化してくるのがコイル絶縁抵抗値となる。
耐圧試験で絶縁抵抗値が低いと二次側充電電流大で比例して一次側励磁電流も大となり、試験不能に陥ることになるので理解してやる事だ。
10,350V印加なので影響は大きくなりtanδ値も大きくなる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます