8日(日)に実施した交流耐圧試験...高圧ケーブルCVT100sqと柱上AS。
高圧ケーブル+キュービクル機器一括の交流耐圧試験。
二次側充電電流表示mA。
(変圧器は除く)
データロガーの二次側充電電流mA表示。
メーターと一致している...3ch分をパソコンでグラフにする。
データロガーの二次側充電電流グラフ例。
交流10,350V.10分間印加の耐圧試験中...電源はバッテリー8Aインバータ。
このキュービクル変圧器容量は3,000kVA近い。
二次側充電電流の中身はIgr(対地抵抗分電流)とIc(対地静電容量成分電流)のIo=合成電流mA値。
当然、絶縁抵抗値は4000MΩ(1000Vメガー)なので高圧ケーブルの静電容量のIc(対地静電容量成分電流)だけとなる。Ic(対地静電容量成分電流)の位置は90°なのでグラフ中央に来ているがイメージ的に判る。
これらの位相角度とtanδ値をエクセルで計算してみる。
絶縁抵抗値が低下してくると角度90°→下がってきてtanδ値は大きくなる。
一般的には10,350V.10分間クリアすれば良い程度の試験だが...。
検電器で印加電圧確認。
他の業者でのOCR.UVエネセーバー継電器試験を見学...。
☆
事業所の電気主任技術者、依頼の工事担当者、他試験立合の中、試験等の説明ほか予測数値通り、特に問題なく終了する。
事業所には14時に入り受電は18時となった。