eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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午前中2件の定期点検を実施

2017年06月11日 | eつれづれ

本日、午前中1件目の定期点検を実施する。

電灯変圧器内部点検と絶縁油酸価度試験を行う。

キュービクル一括高圧絶縁抵抗測定。

2件目の定期点検を実施する。

古くなった(株)宮川製作所のモバイルを撤去する。

新たにオムロンM2M絶縁監視装置(SW150LF)を設置する。

動力変圧器内部点検と絶縁油酸価度試験を行う。

某、技術誌面にあった短絡接地取付の記載だが断路器(DS)の電源側に短絡接地取付をしたため誰かにPASを入れられてドカーンとなった話。

こちらは一般的には開放した断路器(DS)の電源側に取付とある。
これを見ると短絡接地取付は、この場所に必ず取付するとは記載出来ないニュアンスとなった様だ。
針金電気ヤの様に作業者の安全を第一に考え作業ヶ所の直近に短絡接地取付をするのがベター...機器破損など金さえ出せば済むことで人間をケガ、死亡させた場合、返してくれと言われてもどうにもならない。
離れたPASの場合、投入禁止札等をさげ、梯子をかけておかない、無断投入されない様にする。キュービクルの電源側には万一を考えて検電器を引っかけておく。
要するに設備が大事なのか、人間が大事なのかの問題である...どのみち受電前には短絡接地を取り外して高圧絶縁抵抗測定をやるのだから。
設備把握していない応援時は停電を信用せず誰かが触れてから開始が一番の様だ。
画像の検電器は光りとピーピー鳴るだけだが、光り、音声「充電中デス.充電中デス」もあるので適宜、使い分けている。