心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

絵手紙教室は春爛漫

2010-04-20 | つれづれ

先週の絵手紙教室でのお題のひとつ。
山頭火の句 「たまたま人が春がきて大いに笑ふ」

内田さんの書かれた、本当にうれしそうな笑顔と楽しそうな文字の作品を参考に
せっかくだから笑顔を上に持ってきて、その笑顔のまわりに
人や春が集まって来ている様に・・と思って書いてみたなり。



                       右:内田さんの作品


それぞれに工夫をされていて、そこはかとない個性が漂い
これ・・○○さんのでは?とか、え?意外ね~とかとか、皆さんと。

いつも色っぽい作品の新島さん、漫画のような面白さの小室さん、
広告や新聞の色の部分を使って上手に作品に仕上げる方もいたり
消しゴム印を作ってチューリップにされたり。

いつも笑いが耐えない皆さんでして 

この日は、教室の私の机の上には小さなお花が。
加賀での展覧会に「おめでとうございます」の付箋をつけて内藤さんからのお心遣い
お庭の花を小さな瓶に入れて





そして遠藤さんの手作り草餅とお茶で和みつつ。
この草餅、蓬を摘んでミキサーにかけて団子にし、きな粉も大豆をすって作られたとか。
日々の中でのこのさり気なさ、素敵だなぁ。。。と、心温かくなり

ありがとうございます

・・ということで、この日の皆さまの作品をご紹介。 春爛漫の教室でしたとさ。





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「喫茶去」とのご縁

2010-04-19 | 禅語・般若心経
                          作品サイズ:26×35cm

軸に仕立てた作品の「喫茶去」
写真を撮り損ねたので、こんな感じだったかな・・と画像で加工したもの。

喫茶去(きっさこ)とは、まぁ、とりあえずお茶でもどうぞという意味の禅語。

このブログを始めた 2007年8月1日 の最初のことばが、この「喫茶去」でした。

私にとっては、何かをする時、誰かと向かい合う時、そして自分自身と向き合う時の
指針というか、大事にしているものでありまして 

このことばを最初に知ったのは、母の書の師であられた 中平南谿先生 の書かれた
半切横の額作品が、以前実家の玄関に飾られていて。


何気なく毎日見ていたのが、どこか心に残っていたのでせう。
その後禅語に興味を持ち、やはり最初に目にしたのがこの言葉で。

心急ぐ人、迷う人、痛む人、憤る人・・
どんな時にも、まずはお茶を一杯如何ですか・・と、
静かな笑顔で言える心でいたいものでありまする 

そんな願いを込めて、改めての「喫茶去」
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屏風の話

2010-04-18 | 三人展 加賀での三人展 
                            六曲屏風


昨日に続いて今日は・・加賀での 展覧会 に展示中の、六曲屏風のお話。
いやはや、すったもんだと色々ありました 

 
藤澤さんから今年の一月、加賀棒茶 茶房 実生ギャラリーでの三人展のお話を頂き、
とはいえ、遠いので実際に会場を見に行くこと叶わないゆえ
まずは会場の図面や写真も送って頂いて。
壁面はあまりないので、庭に面したガラス窓側に作品を・・と。

というわけで、あれこれと。
軸にして天井から吊る、ガーデニング用のラティスを利用する・・とかとか。
悩んでいる間に藤澤さんから、骨董屋さんに古い屏風を探して頂いていると連絡あり。

三月、冷たい雨の降る中、骨董屋のYoさんが倉庫から探し出して下さったのがこの屏風。
どなた様かの作品が残るかなり年代物の、銀箔が貼られているというもの。
Yoさんが実は楽しみに・・しまってあったものらしく。。



 

これ、どう? とのお言葉に、実は三月、年度末で仕事が超多忙でなかば朦朧としてて
了解!といとも簡単にお返事してしまい。

で、だんだん日が迫り愈々書こうとなった時、はて・・何を書こう、と。
既にあるりっぱな行草の作品を見てしまったので、これ以上のものができるかいな・・と。

当初、いろはを書こうと思っていたのだけど、なんかピンとこなくて、
藤澤さんに何かヒントくださ~いと泣きついたら、朝ふと思いついたからと
この詩を送って下さり。
おおっ、この詩なら知ってるし、私も好きな詩で書いたこともある!とその気になり。

よし!と、実際に紙を広げてみたら、なんと自宅では狭くて全部を広げられない。
ひゃ~・・慌てた。 結局、深夜~某所を借りて、集中。

よし!書けた・・と、次の問題は、あの屏風にどうやって貼り込むか・・。
そこでまた藤澤さんとすったもんだと、やりとりがあり。
骨董屋のYoさん・藤澤さん VS 私 という図式だったらしく

その時のお二人の会話を、加賀から帰る空港までの車の中で伺い、大爆笑

このお話を頂いてから完成まで、一切電話はなし、メールのやりとりだけでした。
その間、もどかしさもあり、感情のぶつかり合いもあったりしましたが
「僕は最後までメールだけでやりとりをしたかったんだ」のお言葉に
私も、うんうん・・と、心から頷いてました。

私の存じ上げないところで、藤澤さんの数々のご苦労、ご尽力を改めて知り
ただただ感謝の気持ちで一杯です

ここだけの話・・さっき、別の検索から骨董屋のYoさんのブログを見つけて
藤澤さんとYoさんの会話に、うれしくも有難くもあり、穴があったら入りたい気持ちと共に
くっくっく・・と一人笑っとります
そのブログ、ご紹介したい気もしますが、怒られそうなのでやめときます。

ものづくりの楽しさはこの、過程だったり、コミュニケーションだったり。
心に残るたくさんの出会い、経験となりました。

藤澤さ~ん! 本当にありがとうございます!
これに懲りずに今後ともご教示のほど。。


・・というわけで、本日は藤澤さんと骨董屋さんのYoさんに、感謝を込めて。

27日まで開催中の展覧会の模様はこちらからずずいと→ 加賀での展覧会


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小川静代さんの人形

2010-04-17 | 三人展 加賀での三人展 
                          「花魁」(おいらん)

今日は人形作家の小川静代さんのお話を。
今月27日まで開催中の 三人展 でご一緒させて頂き。

小松空港そばで『クッチーナ』というイタリアンレストランをされておられる。
50歳の時、料理だけでなく何か別のことがしたいと思い立ち、
始めはティッシュを丸めて顔にしたりして人形を作り始めたそう。

とにかく人形たちがかわいくてたまらないらしい。
瓶に古布を巻きつけたり、古い着物をそのまま着せたりという独自の人形たち。
会場にいる間にも、ふと気づくと人形のポーズや表情が変わっている。


右の旅役者、初日は行灯にちょこんと座っていただけなのに
翌日には行灯が灯り、着物の裾が降りていた。



宗旦狐(そうたんきつね) 写真提供:藤澤さん


「人形も一緒に年を取るのよ」と、「若い」頃の人形の写真を見せて下さって。
あら、ほんと。顔の白い部分や、全体もどことなく年を重ねた表情に。

「ねぇ、ちょっと書いてよ」と、人形の名前を教えて下さり。
花魁、花妓、宗旦狐、旅役者、禿・・
それぞれにドラマのある人形の名前を書くには、私の知らない世界でもあり
小川さんにお話を伺いながら書いてみたなり。


今、大事な「子供たち」は、小川さんと一緒に暮らしているらしい。
でもって、展覧会となると、ばっちゃかあちゃんと一緒に出張するというわけで。

自然な布で、自然な心で、人の胸をツンツンつつくような人形が作りたいと。
その溢れるエネルギーは、まだまだ益々みなぎっておられるよう。
一度お会いしたら忘れられない、そしてまた会いたくてたまらなくなる方でした。




小川さんの人形たちはこちら(↓)からもご覧になれます。

アトリエ 理 和のこころ

聴潮閣 高橋記念館


季刊『銀花』で紹介され、おしゃれ工房の講師としても出演。
著書に「夢幻人形が往く - 小川静代作品集」
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昨日は可喜庵へ

2010-04-16 | つれづれ
     

昨日午前中は書道教室。
五月の展覧会の作品提出日でもあり、数ヶ月取組んできた作品を1点1点選び、
今年の作品としてお預かりして。 皆様お疲れさまでした~

そしてその足で、高校時代からの友人Mさんとランチをしてから
東京都町田市能ケ谷町にある 可喜庵 へ。



入口~玄関

可喜庵は、小田急線の柿生~鶴川にある鈴木工務店の敷地内にある茅葺屋根の古民家。
2009年に葺き替えられたという茅葺屋根が美しく。
江戸末期に隠居小屋として建てられたそうで、2006年前改修され暮らしのサロン、
またギャラリーとしても活用されているそうです。

こんなに近くに、こんな素敵な空間があったなんて知らなかったです。
誘ってくれたMさんは、某タウン誌の記者としてここを訪れ、記事にもされたそうで。

この日は 篠崎里美さん の『ライティングオブジェ展』が開催中。(4月20日(火)まで)


(写真はお許し頂いてます)


麻の繊維で成形し和紙の繊維を立体漉きして、光源にはLED白色チップを内臓して
作られたという灯りが、宇宙空間に漂う小さな星たちのように静かに光を放っていて。


展示の準備をされていたのは雨の夜だったそうで、この灯りの星たちがガラスに映って
外の木々にぶら下がっているようにも見えて、それはそれは素敵でしたよ、と
ご案内下さった笑顔のやさしい鈴木工務店の畑さん。

昨日は冬に逆戻りの陽気の中、可喜庵には暖房はなかったのでちょっと寒かったけど
あまりの居心地の良さに、ついつい長居をしてしまい。
畑さん、ありがとうございました♪

近くには最近は観光客も多い 旧白洲邸 武相荘 がありまするが、
静かで心休まる、ここ可喜庵にもぜひお立ち寄り下さいませ~。


 可喜庵での催し物のご案内はこちらから→こちらから

 畑さんが書かれているブログは→ つれづれ可喜庵



小田急線鶴川駅から徒歩でも行けます。(地図画像はHPより拝借
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日々是好日とは

2010-04-15 | 禅語・般若心経
                         「日々是好日」 (半紙)

今回の加賀の展覧会に出品している作品のひとつ。
額入りの作品なんだけど、会場での写真がうまく撮れてないので
手元にあったときに写真を撮ってあったもの。(これも画像いまいちだけど)

一般には「今日も一日よい日でありますように」の意味なのだけど
禅語ではちょっと意味合いが違う。

現実はいい日ばかりではなくて、雨の日、風の日、悩み多き日・・と
いい事も悪い事も、いろんな事が起こるわけで 

けれど、どんな一日であっても、かけがえのない一日。
それらを全身全霊でもって経験し、向き合えたら、これぞまさに日々是好日とな。

つまり、好日は待っていてもやってこないし、願うだけでは叶えられないわけで。

何があっても動じない、少々風が吹こうが、雨に当たろうが気にならない
そんな強い心、迷わない心、あっけらかんとした心、
それこそが「日々是好日」であるような。

そして、人生、受身ではしあわせにはなれない・・ってことを教えてくれるのが
この「日々是好日」であるような 

春は芽吹きの季節。
新しい自分を探しに、外へ出かけようぞよ~ 


ベランダの新芽


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ひとつの笑いから萬の福を

2010-04-14 | 三人展 加賀での三人展 
                           「一笑萬福」 (半紙)

まだ加賀での余韻が残る中、昨日午前中は絵手紙教室。
「ブログ、伝えたくてたまらないという気持ちが伝わってきましたよ。」
今日は展覧会のお話聞かせて~ということで、楽しかった2日間のお話をつらつらと。

なんか私、加賀から帰って来てからずっと、楽しそうです 

最初の写真の作品は、一笑萬福(いっしょうまんぷく)。
たった一つの笑いは萬の福を呼ぶって意味です。
あ、私の造語ですが、このことば、なかなか気に入ってます。

↓茶房の壁面に飾って下さっています。 お花は薄桃色のヒメコブシ。


左:一笑萬福 右:笑


↑茶房 実生内 こちらでお茶とお菓子を頂けます


実生入口でシーサー?がお出迎え

イベントも終わり、最後のお客様と四人で美味しいお茶とお菓子を頂き。
ギャラリーの方・・お名前を失念してしまったけれど・・が
「先程、あっはっはと笑っていらしたから」と、あははと書かれた湯のみで入れて下さり 

最後の最後に、「笑」のコラボをして下さって、なんと粋なこと!と嬉しくなりました
う~ん。。お名前・・が。。 ありがとうございました♪

今日水曜日、ギャラリーはお休みですが、展覧会は今月27日まで開催中です。
展覧会の模様はこちらから→藤澤重夫の器を游ぶ 

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「笑」がくれたもの

2010-04-13 | 三人展 加賀での三人展 
                            「大笑」 はがき倍版

昨日からのつづき。。
11日は、朝10時から夕方5時まで 丸八製茶場 の茶房実生では、お茶会があり。

生憎の小雨の降る中、朝からたくさんの方々が、棒茶とお菓子を頂くためにお越しになる。
私はあまりご縁がなかったこのお茶会、どうしてこんなにいらはるのか・・と
ちょっと不思議だったのだけど、その理由は、なんと言っても棒茶というお茶の美味しいこと。

私も何度か頂いたけど、こんなに美味しいお茶(ほうじ茶)は飲んだことがない。
お店の方も「2才の姪が、このお茶以外飲まなくなって困ってます」なんて笑顔で。

そして。
そのお茶会のあと、茶房の横にあるギャラリーにもたくさんの方がお立ち寄り下さり。

私はというと、お声がかかれば「笑」に始まり、思えばほとんど一日書いて喋って笑ってたような。
(↓)書いたカードには、藤澤さんの陶ボタンをちょこんと貼ってみたり。



お昼頃いらした、ご夫婦が熱心に書の実演を見たいとお声をかけて下さったので
こんなお話をさせて頂き・・。

 活字では現せないものを、書では表現できると思うのです。
 たとえば「笑」という文字。 
 わっはっはという大笑いは何色を連想しますか? 
 まずは声に出してわっはっはと、何度も笑ってみるんです。
 そのあとで、大笑いをからだで感じながら書いて見るわけです。

そう言って書いたのが、最初の写真:赤い紙に書いた「笑」
そして、次はくすくす笑いをやってみてから、書いてみる。

ところで「笑」以外に何か一字書いてみましょうか? と伺うと、ご主人から
「今、自分を破りたいので『破』という文字をお願いします」と。

リクエストにお答えして数枚書いてから、いかがですか?書いてみませんか?

いえいえ、私は・・とおっしゃるのを、無理矢理下敷きと硯を渡すと、じゃあ・・と。
1枚、2枚、3枚・・と書かれる横から、もっと吐き出して! なぞと偉そうに。

興奮のあまり、だんだん文字の形がわからなくなってきたとおっしゃるも
最後に大きな紙に、そんなの気にせずババーンと「破って」下さい! のリクエストに
汗びっしょりになりながら書かれて。



「これで破れそうな気がします」と、書かれた「破?」と笑顔で記念撮影。

伺えばお二人とも学校の先生とか。
このワークショップ、早速使わせて頂きます!とうれしいお言葉も頂き 
ありがとうございます。また機会があれば、お目にかかれたらと 

そして、その後も書き書き書き。。。

もうお一組のお話を 
書が好きだとおっしゃる87歳のお母様と、娘さんのお二人がいらして。
娘さんが「母はお手本通りの字しか書かないんですが、そろそろ自分の書を書いて欲しいと
思って今日ここへ来たんです。」と。

そのお母様、ほんとうに優しいお顔の可愛らしいお方で。
同じように「笑」の話をしながら、最低10回は、わっはっはと笑うんです、と言うと
一緒になってわっはっはと、両手を広げて笑って下さる。
それでもって私が「大笑」を書くと、顔を赤くして満面の笑顔を下さる。

じゃあ・・ちょっと1枚いかがですか? と紙をお渡しすると

お母様:「私は決まりきったものしか書けないから・・・」
沙於里:「ちょうど今の季節の「桜」っていう文字はどうですか?」
お母様:「桜・・ねぇ」
沙於里:「どんな桜がお好きですか?」
お母様:「やさしい桜」
沙於里:「ちょっと書いてみませんか?」

すると、書いてみようかしらと、おもむろにコートを脱がれ、腕まくりをされて。
わっはっはと、二人の笑いの掛け合いに、気がつくとたくさんの人が集まっていて
その時思わず会場には拍手が沸き。

やさしい「桜」を表現されました。
そして、じゃあ老木の桜を書いて下さいと申し上げると、
細いかすれた線で、強くもはかない桜の文字を書かれて。

そこでまた拍手が。
その時のお母様の、子供のような本当に嬉しそうな笑顔に、目頭が熱くなりました。

横にいらした小川さんが、あなた学校の先生と違いますか?とお声をかけると
やはり、学校の先生でいらしたそうで。

よし、やってみようか!というワクワクする思いを、私たちにからだで表現して下さり
その表情から、君にもできるよと励まして下さっているような気がしました。

ふとまわりを見ると、皆さんやさしいお顔になっていて
その出来事に・・今思い出してもまた涙が出てきちゃう。。

残念ながら、その後も書き書きしていたので、その作品やその笑顔を写真に収めることが
できなかったのですが、その場に居た皆さんと共有した素敵な時間、やさしい気持ちを
お伝えできたかなぁ・・と思っとります 

今日は、興奮まだ冷めやらぬ・・・で長々と、おつきあい下さり謝々です 

たぶん私をはじめ、「破」を書かれたご主人も、お母様も、興奮と集中の中にあって、
まわりは全然見えていなかったような 
普段は静かな茶房も、あまりのにぎやかさに驚かれたのでは・・と、今になって苦笑いしとります。

ギャラリーの堀井さん・・皆々様・・お騒がせしてすみませんでした。
でもお蔭さまで、本当に楽しく思い出深いしあわせな時間となりました。
この場を借りまして・・心よりありがとうございました。

美味しいお茶は、豊かな心を運んでくれるのかも・・などと思いながら
家に帰ってから、早速買ってきた棒茶を入れてみましたが、あの時のあの味には・・
美味しいお茶の入れ方を教えて頂ければ幸いです。

そっか・・美味しいお茶を入れるには、豊かな心が必要ってことなんですね 
丸八製茶場のお店の方々は、皆さんとても気持ちのいい方ばかりでしたもの。



            「笑」十変化
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加賀棒茶 実生ギャラリーから

2010-04-12 | 三人展 加賀での三人展 
                   人形は「花魁」と「禿」(かぶろ:遊女の子供)
                                      

昨日深夜、加賀での展覧会場である実生ギャラリーから帰って来ました。
お邪魔したのはたった2日間でしたが、たくさんの出会いと感激を頂きました。

その感動を忘れないうちに、ちょっとづつこのブログに残していこうと思います。
それにしても、何からお伝えしていいやら・・と、まだ頭の中は
全然整理できとりませんが。

まずは会場の模様から。

先日ご紹介した屏風(↑)は、会場の中庭が見える窓際に。

照明はなるべく暗い方がええんでない?・・ということで
カメラを使いこなせない私では、全然上手く撮れてなくて・・。
きっとそのうち、藤澤さんのブログで写真アップされるのを楽しみにしつつ 



人形:「旅館のおかみ」 器:黒織部 書:樂道忘道




屏風の左手には、「日々是好日」と、この「喫茶去」があるのだけど、
全然うまく撮れてなくて・・・ふじさわさん・・  


今回藤澤さんは、これまでの磁器は出品せず、100個それぞれ表情の違う陶器を
出品され、その技法は、素人の私ではうまく説明できないけれど
この底の部分が、他の方にはできない手法とか。(ん?載せていいのかな?)


器:藤澤さん

この日、陶芸家?であられる青年が、数時間藤澤さんとお話をしながら
一つ一つの器を手に取り眺めておられ、その中のひとつは、その方のもとへ。


あ、そういえば。今日から中野さんはしばし船旅に出られたはず。
旅のお話を伺える機会を楽しみにしております♪

加賀はのどかで、穏やかでええとこですね。
この続きはまたあした。


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今日は加賀から

2010-04-11 | 三人展 加賀での三人展 

追記:写真をアップしました。(4/12)
   10日、加賀棒茶に到着後に頂いたお茶とお菓子です。

今日は加賀のホテルからの投稿です。
なので、画像はなく。。明日帰ったらアップします。

昨日はお昼前に空港着、藤澤さん運転の車で20分位、
無事会場の加賀棒茶に到着。

まずは喫茶で美味しいお煎茶と自家製タルトを頂き。
本格的なお煎茶を頂くのは初めて。
甘味と苦味が絶妙な芳醇な味わい。

一服したらお隣の展覧会場へ。
すったもんだの屏風も、実際に見るとほんとに古く
ほんとにボロボロ・・でも銀箔は100年位前のものとのことでいぶし銀。
もしこれが金屏風だったらちょっと合わなかったかもしれないけれど
私の変な文字も意外としっくりきているような。

この詩、この屏風を想像しながら、私なりにドラマチックに書きたかった。
うん、ちょっとほっとした。

人形の小川さんもいらして、想像していた通りの方で、
とにかく人なつっこくて、世界中知らない人はいないんじゃないかと思う位
ごく自然にすーっと人の中に入っていかれる。

すごいなぁってなんだかうれしく
ギャラリー実生の堀井さんはじめ皆様とても気持ちのいい方ばかりで、
無事今日を終えました。

夜は加賀文芸社の編集長の中野昭さん、小川さん、藤澤さんと
山中温泉の けんさん亭 で、楽しいご飯会。

お店までのドライブの途中、川沿いの桜並木、そこここの桜や
のどかな田んぼ、山々の景色に和みつつ 

魚が苦手な私もぺろりといけた、さよりの焼き物、お刺身・・と
美味しく、楽しく、あっという間の一日でした。

今日は朝10時からたくさんの「笑」を書いてきま~す。
この続きはまた帰ってからご報告します 



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