カリアテッド「大きな赤い胸像」(習作)
今回買ったはがき
行って来ました~モディリアーニ展。
混んでるらしいと聞いていたのですが、土曜日なのにゆったり観れました。
以前の展覧会で観たことのなかった作品もたくさんあり、また今回は
行く前に少し勉強してから行ったので、見方、感じ方も違いました。
今更ながら、やっぱり「学ぶこと」は大事ですね
今回の展覧会のテーマは、モディリアーニとプリミティヴィズム(原始主義)とか。
観に行こうと思っていてまだの方もいらっしゃると思うので、ちょこっとだけ。。
モディリアーニというと、人物、長い首、憂いをもった表情、独特の青い瞳、
あるいは瞳の無い目、暗い配色の背景という印象が強いけど、
無意識に好きって思うのは、昔も今も、この「大きな赤い胸像」のような
単純でより純粋な作品や、鉛筆で描かれた強い線のデッサン。
↓ そういえば・・と、随分前の展覧会で買ったはがき。
←このデッサンシリーズばかりある
そうか・・私の好きなものは、やっぱりずっと変わらないんだ・・と
改めて確認。
そしてそれはちょっとした安堵というか、自分への信頼を得たというか。
今日間近で観たデッサンの生の線は、書でいうと木簡のリズムや
甲骨文に似ているって思った。
1本の線を「点」から捕らえて(始めて)いるのではなく、体のリズムに
まわりの空気を織り込んでいるから、始筆と終筆がわからない。
つまり、どこから描いて、どこで終わっているのかがわからない。
すると空間が静止せず、大きな世界を感じるっていうか。
その生き生きとしたリズムの線や、迷いのない確かな線の錬度。
1本の線にこれ程までに強いメッセージと存在感を感じたのは、初めて。
そして作家の人生や背景を知ることで、より興味を持てるし、作品の見方も
変わってくると実感。
この確かな線が、私は書けるか・・・ う~ん。否。
捨てなきゃ。 そして書かなきゃ。 書かなきゃ。
モディリアーニの「線」に惚れ惚れし、1週間遅れの母の日ってことで
美術館の中の三ツ星レストランでランチを頂き、のんびりしすぎて
もうひとつの目的、井上有一展へは時間がなくタクシー で移動。
そのお話はまた。。。 歩きつかれて腰が痛い・・
今回買ったはがき
行って来ました~モディリアーニ展。
混んでるらしいと聞いていたのですが、土曜日なのにゆったり観れました。
以前の展覧会で観たことのなかった作品もたくさんあり、また今回は
行く前に少し勉強してから行ったので、見方、感じ方も違いました。
今更ながら、やっぱり「学ぶこと」は大事ですね
今回の展覧会のテーマは、モディリアーニとプリミティヴィズム(原始主義)とか。
観に行こうと思っていてまだの方もいらっしゃると思うので、ちょこっとだけ。。
モディリアーニというと、人物、長い首、憂いをもった表情、独特の青い瞳、
あるいは瞳の無い目、暗い配色の背景という印象が強いけど、
無意識に好きって思うのは、昔も今も、この「大きな赤い胸像」のような
単純でより純粋な作品や、鉛筆で描かれた強い線のデッサン。
↓ そういえば・・と、随分前の展覧会で買ったはがき。
←このデッサンシリーズばかりある
そうか・・私の好きなものは、やっぱりずっと変わらないんだ・・と
改めて確認。
そしてそれはちょっとした安堵というか、自分への信頼を得たというか。
今日間近で観たデッサンの生の線は、書でいうと木簡のリズムや
甲骨文に似ているって思った。
1本の線を「点」から捕らえて(始めて)いるのではなく、体のリズムに
まわりの空気を織り込んでいるから、始筆と終筆がわからない。
つまり、どこから描いて、どこで終わっているのかがわからない。
すると空間が静止せず、大きな世界を感じるっていうか。
その生き生きとしたリズムの線や、迷いのない確かな線の錬度。
1本の線にこれ程までに強いメッセージと存在感を感じたのは、初めて。
そして作家の人生や背景を知ることで、より興味を持てるし、作品の見方も
変わってくると実感。
この確かな線が、私は書けるか・・・ う~ん。否。
捨てなきゃ。 そして書かなきゃ。 書かなきゃ。
モディリアーニの「線」に惚れ惚れし、1週間遅れの母の日ってことで
美術館の中の三ツ星レストランでランチを頂き、のんびりしすぎて
もうひとつの目的、井上有一展へは時間がなくタクシー で移動。
そのお話はまた。。。 歩きつかれて腰が痛い・・
どこがいいの?と、よく言われる…。(説明できません)
でも、抽象絵画が好き、という訳じゃありません。
だって、ルノアールのオッパイ見ると、とても満たされますし。
上品で寂しそうな婦人は優しいタッチで描かれているのにゴーギャンのような先住民族風の土臭さは何だろうと不思議でしたが、そういうものに傾倒してたと知り納得しました。彼の絵の根底にある嗜好は思っていたよりずっとワイルドで大自然の中にあったんですね。興味深く(リンク先の資料の方も)見させていただきました。
リンク先と言うのは5月14日の『モディリアーニが好きな理由』の方です。
古代ローマや古代エジプト、もちろんインドや中国の仏像等もシンメトリーが中心です。この絵が仏画に見えるのは私だけしようか?
ゴーギャンやクリムト、エゴン・シーレ、
ミロ、クレー。
クリムトおじさん、結構好きです
背景を知ると、見方も変わってきますね。
今まではただ、観に行ってたって感じだったので、
これからは「知って」から観に行こうと思いました。
でもつくづく、何かいいなぁって思うものって、
どこかでつながってるんだってこと・・不思議ですよね。
このカリアテッドというのは、ギリシャの神殿の梁を支える柱をモチーフにしているらしいです。
だから、古代ローマや古代エジプト・・は当たりですね! すごい
シンメトリーは、安心感を与えるんですかぁ。。
私は字も絵も、どうも歪んでしまうので、
・・ってことは・・・ ?