昨日はまさに五月晴れ。
実家の父のところに寄ってから、昨夏から老健にいる母のところへ。
いつもはエレベーターが開くと、すぐ私を見つけて手を振ってくれるのにいなくて。
今日は身体が傾くから・・とベッドで横になっていますよ、と。
部屋を訪ねると、つまらなそうに天井を眺めている母。
今日はお天気いいから、散歩に行かない?と聞くと、
一瞬、笑顔が見えて、うん、と即答。
ベッドから車いすに移動するのも、介護の素人の私では母も一苦労。
それでも玄関付近で、スタッフの方にお出かけ?と声をかけられると
ええ、ちょっとね、と気取ってお返事
ちょっと探検気分で、知らない道を進むと、まさに満開の花壇が。
花はいいわねぇ。恩着せがましくなくて、と母。
今までのんびりなんてできなかったわねぇ、と母。
「いくつになってもお父さんのお世話が大変だったものね」
「ほんとねぇ」
「でも最近、お父さんはようやくお母さんの気持ちが少しわかるようになったって」
「あら、今更、珍しいことを言うわね。」
高次脳機能障害というのは、認知症に似ているけどやっぱり違う。
あとで父にこの会話のことを伝えたら、大爆笑しながら
「わかってやがるなぁ」と
今日はこれから、父と母とお気に入りのレストランに
少し早目の母の日のお祝いに出かけま~す
みかりんさんも、お母様と素敵な時間を持てたみたいで何よりです
親はいつまでも元気でいてくれると思っていたら、病気だけじゃなくて突然何があるかわからない・・と
最近つくづく思うので、お互い、日々を穏やかにやさしい気持ちで過ごしたいものですね
なんだかこちらまで気持ちがほっこり。
今日、母から母の日のお花のお礼の電話がありました。
母と話すのは、久しぶり。
遠方なので、なかなか会えないけれど、沙於里さんのブログを読んで、無性に両親に甘えたい気分に~。
いい歳なのに。ははっ。