心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

文字の奥行き

2010-01-28 | 漢詩
                               (半紙)

私が住んでいるあたりでは、冬でもほとんど雪が降らなくて。
積もった雪はもう何年前のことかな・・。

銀世界に住んでおられる方からしたら
それもまたよしと思われるかもしれないけれど
なんだか季節の味をひとつ、食べ損ねたようでもあり
心に広がる世界も何か足りないような気がしてくる 

でもブログを始めて、全国各地の今の景色やらも知ることができて。
そう、昨日も寒い地域の方からのコメントを頂いたりして
マイナス気温や積もる雪景色を想像したり 

そしてこんなことばからも。

「飛雪千里」

舞い降りる雪の景色が遠く千里まで続いている・・その光景が
しんしんとした空気感とともに浮かんでくるような 

文字の持つ意味、文字が発する力は
時として想像力に奥行きを与えてくれるものでありんす 

雪深い地域にお住まいの皆さま 
改めまして・・寒中お見舞い申し上げます。





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2 コメント

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Unknown (clayman)
2010-01-29 09:24:38
沙於里さん

今はむかし、金沢に一人の青年が暮らしておりました。ある、シンシンと降り積もる雪、毎日、毎晩、切れ目なく降り続く白い世界。。。

彼は、『ウヮア~』と叫びながら外に飛び出したそうです。沖縄の青年でしたが、雪が降ると、雪は音を吸収します。無音の世界なのです。 この季節になると、ふと、その彼のことを思い出します。今は故郷で幸せに暮らしているそうですが。。。

「飛雪千里」、イメージが広がります♪
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claymanさん (沙於里)
2010-01-29 23:37:19
その今はむかし・・の沖縄の青年の気持ち、なんだかわかります。
私の人生の中で体験した銀世界は、たぶん白骨温泉に行った時。
誰も踏み入れていない一面の雪の中に、両手両足を広げて、その景色を包み込むように倒れこんだことを思い出しました。

そんな景色を味わえるのもいいものですけど、毎日だと・・大変ではありんすね。。
おからだお大事にお過ごし下さいませ。
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