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雲がいそいでよい月にする 山頭火の句。
なんともいいなぁ。
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夜空ではやっぱりお月さまが主役なのかしらん・・と思いながらも、
いやいや空と雲と星があってこそ、お月さまの美しさも見えてくるのよね、と。
それにしても月だけに、「さま」とか「さん」がつくんですね。 あ・・星もですね。
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ごく稀に、ものすごく大きくて地上に近くてまん丸のお月さまを見たことないですか?
ついでに、その異常な大きさにギョっとしたこと、ありませんか?
あれはなんの自然現象なんですかね。。
そんな時ふとこの句を思い出して、雲の気持ちをおもんぱかったりするわけです。
「月さん月さん、ちょっと頑張り過ぎじゃないですか~」って。
現に、そんな月夜には雲ひとつないってことが多い。
雲にも思いがあって、選ぶ権利があるんです、きっと。
急いで流れて、月さんの今の美しい姿を、遠く地球の人達にみせてあげたいって
思うのは、月さんがさり気なく美しい時なのかな・・なんて思ったり。
お互いを思いやるというか、誰かのためにそっとその場を離れたり、近くにいたり。
そこんとこの粋な美学に憧れます。
ついつい、~してあげたのに・・とか、それに気づいてもらえなかったら
目の前で、お~いって両手を振ってみたり。。。
雲がいそいでよい月にする。
泣かせるじゃありませぬか。。。
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ほんと、たぶん自然は人間の行いをただ黙って見て受け入れているんだと思います。たとえそれが破壊であっても。
結局はその問題も、自分自身の人生も、自分で気づいて選んで行かなければならないってことなのでしょうね。
大自然のことはなかなか難しい問題ですが、まずは一人一人の「気づき」が大事なのかもしれませんね。