心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

人は変われるんだってば・・

2009-02-06 | つれづれ
                          (半紙)



まだ二十代の頃、父と「人は変われるか、変わらないか」で議論したことがある。
父は、年を取ると人は変わらないものだ・・と。
その頃の私は、人は変わりたいと思ったらいくつになっても変われるんだ・・と。

・・どっちだと思います? 

今もどこかで、人は何か強烈な出来事や出会いがあったら、変われるんだって思ってる。
もちろん、その出来事や出会いも変わることもいいことばかりじゃないけれど。。

年を重ねるごとに、気がつくと父や母に似てきた自分に気づき
はたまた今まで気がつかなかった自分の性格やらを、人からまざまざと提示され
がちょ~んとなる今日この頃。

そ・・そんなはずじゃ・・と焦る部分あり
そういえば・・と思い当たる部分あり
そうだったのかぁ・・と思い知らされる部分もあり 

そんな折、見つけた山頭火の句。
「ぬいてもぬいても草の執着をぬく」

雑草の生きるたくましさ、図太さをため息まじりに感じる句でもあり
キライな自分を変えよう、変えたいと思いながらも、
なかなか変えられない自分への執着を疎ましく感じている今の自分の心に
ちくっ と一撃の句でもあり。 

疎ましいって感じで、ひたひたと書いてみたのだけど・・

ぬいてもぬいても、ぬき続けることになろうとも、
人は、変わろうと強く強く思えたら、いくつになっても変われるんだって信じて
今よりも自分を好きになれるように・・変わりたいなぁ・・ 







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2 コメント

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私は知る (一休)
2009-02-07 01:35:38
時を経ても、意外に変わっていない自分に愕然とします…。
何を目指してきたのかを、「裸」で突きつけられています。

命ある限り、人は「変われる」でしょうが、「何のために生きるか?」を抜きにしては、人は、変われないのだ、と思い知る…。
(変われたのは「熱かった」時だけでした…)

言い訳の数々が、虚しいことを知るのは、決して気持ちのいいことではないです。

それほど迄に、私の「自我」は強かったのだ…と知りました。(年寄りが頑固なのは、そのせいだと思う)

そんなことを思う昨今です。

しかし、命ある限り、人は変われるチャンスを有してると、信じています。勇気があれば。

いつもながら「抽象的」ですみません。
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一休さん (沙於里)
2009-02-07 15:33:14
「自我」っていうのは、どうしようもなく付きまとう背後霊みたいなものですかねぇ。。
年を重ねるたびにつくづく感じます。。
でもそれも我なり・・ってことで、またまた甘やかす日々。。 
変わる為にはほんと・・「勇気」ですね!
いつもありがとうございます。

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