墨・顔彩・ポスターカラー
書を、(故) 稲村雲洞先生のもとで学んでいた頃から、
古典の臨書と並行して、前衛書と言われる抽象作品も書いてきました。
今はフリーの身ゆえ正直なところ申すに、前衛書は、もはや
パターン化しているようなところを感じずにはいられないけれど。。
なんて偉そうなことを言っちゃってますが
わたしも当時は、見よう見まねから始まりました。
当時のわたしの作品は、無意識に囲いがあるものばかりで。
その時、兄弟子だった(故)長門羽鳳氏から、その囲いは何なんだ?
そんなの取っ払っちまえ~と、笑って背中を叩かれました。
その言葉に、はっとして、そこから解放されたいと思うようになり
「存在ーBeing」をテーマに制作してきました。
今日の作品はその、存在ーBeing2019 の中から。
たとえば、てくてくと脆い線でも、自分の足で立っていたいと思うのでした。
今日のBGMと♬