心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

久々の座禅会

2013-05-13 | 禅語・般若心経


昨日日曜日はすごーく久々に、座禅会に行ってきました。
場所は、この4月からヨガの教室でもお邪魔している常福寺

以前伺っていた頃は、10名位だったかと記憶しているのですが、この日は30名近くいらっしゃり
ご住職の木魚の音に合わせて唱える般若心経は、圧巻でした。

イタリアからの留学生タディーニさんとDr.コースの学生F君も一緒でしたが、
二人とも座禅は初体験だというのに、すーっと肩を下げてご住職にビシって叩いて頂いて。
あ、叩いて頂くには、ご住職が前を通られる時に合掌をして自己申告するのでして。
でもって、私なぞまだ一度も・・なのに。。。

朝7時に始まり、お経を唱えた後座禅に入り25分程、そして5分程休憩、そしてまた座禅。
終わると一杯の緑茶を頂き、お庭班、室内班に分かれてお掃除をさせて頂き。

子供の頃、長い廊下をたったったったって、雑巾がけするのが大好きで、
私も久々に童心に返って、たったったった~って、気持ちよかったです 

F君とタディーニさんも、雑巾がけに励んでいました 




お掃除のあとは、皆さんでご住職を囲んでちょっとした茶話会。

早起きは三文の徳ということばは、最近あまり聞かれなくなり申したが、
夜更かし三昧を返上して、早寝早起きのリズムに変えたいなぁと思うたりしとります 






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般若心経を書く

2013-04-11 | 禅語・般若心経
                           倉科さんの作品 (半紙)


えっと、3月のインテリアの書の教室での皆様の作品をご紹介しま~す

まずは、倉科さんの作品。
始められた頃、筆を持つのは学生時代以来とおっしゃっていましたが、
毎回積極的に、ぐんぐんと作品を書かれて来られるのでして。

今回も、般若心経は読んだことがないとのことでしたが、一発勝負、一気に書かれたそうで。

左利きの倉科さん、書かれる様子を拝見していると、
うーん確かに左利きの方の書く線は、右利きのそれとは違うところがあるのですが
そんなことより、書くこと、作品に仕上げることを愉しんでいらっしゃるのが伝わってきます。

仏さまも画いたことがないって言ってらしたのに、なんともいえない表情で和みます



そして、こちらは安部さんの作品。



アップにするとこんな感じです。



文字のどこか一ヶ所を太く書くという法則によって、リズムよく伸びやかに書かれています。
面相筆の細い線で書かれていますが、どこか木簡を思わせる大らかさを感じます。

うーん、やっぱり、基本は木簡の臨書をしている所為かしらんと、嬉しくなります 

般若心経は、皆さまたくさん作品にしてこられて、まだまだたくさんあるのでして~。
順次ここと、インテリアの書のブログでもご紹介していきますので、お立ち寄り頂ければ幸いです 





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花まつりなので般若心経をば

2013-04-08 | 禅語・般若心経
                               (半紙)


今日4月8日は花まつり~お釈迦様の生誕をお祝いする日でもあり。

でもって、お釈迦様が生まれた時「天上天下唯我独尊」と言われたそうで、
私たち一人一人のかけがえのない生命の尊さを思う日でもあるそうで。


思えば、広島に住んでいた頃の幼稚園で花まつりがあったような記憶が。
両親が特に仏教の幼稚園をと選んだとは思えないのだけれど、
今度会ったら聞いてみようかな。

と言うのも、国立の小学校時代は毎週末、教会の礼拝に行って
聖書の文言を覚えるともらえるカードを集めていたし、
高校も一応控えめな?クリスチャンで、礼拝堂もあって、大学でも礼拝の授業がありましたわ~。

そして今はまた、禅の世界に心を寄せているのですが 

ということで、今日は般若心経をば。
先日の書道教室で書いたものと、インテリアの書の教室で参考に書いてみたもの。
こちらも↓半紙。 周りのかすれた線は竹筆で、滲んだところは指で水を垂らして。


一ヶ所間違えてます・・さてどこでしょう

インテリアの書の教室では、ちょうど般若心経をテーマに作品が完成、どれも魅力的でした
作品がたくさんあって、アップが遅れていますが、今日中にはご紹介したいと思っていますので
どうぞお楽しみに~


「天上天下唯我独尊」
皆さまどうぞ、今週もお健やかにお過ごし下さいませ~

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お彼岸ということで~般若心経

2013-03-20 | 禅語・般若心経
                       (ネパール手漉き紙)



23日までお彼岸ということで、今日は般若心経をば。
15年位前に書いたものですが。
書も絵もお恥かしい限りです・・ 

通っていた師のお教室では、毎年4月に写経会があり、
午前中は静かに写経をして、午後からは般若心経を題材にした作品の鑑賞会。
その時のために書いたものが色々あるのだけど、どこにしまったのやら。。

紺紙金泥に美しい楷書で書かれたもの、扇面や折本に書いたもの、
本格的な屏風仕立てにしたもの、手作りの軸作品などなど、
毎年それぞれに嗜好を凝らした作品を拝見できるのは、とても楽しみでした。

そして最後に大抽選会があって、当たると寄贈用と書かれた作品が頂けたのでした。
私も何回か当たって、師や先輩の作品は今も宝物です 

その宝物もまた後日、ご紹介できればと思います 


明日午前中は書道教室、4月の蘭秀会展の作品提出日。
私はまだ苦戦中ですが~皆さまの力作、楽しみです 

午後からはインテリアの書の教室、その後間に合えば・・
銀座かねまつホールで24日まで開催中の
第十回醜美舎展(蔵元訓征氏主宰)にお邪魔する予定。

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無功徳

2012-11-29 | 禅語・般若心経
                   (半紙)


久々に禅語。「無功徳」むくどく

功徳とは、よいこと、よいことをすること。
よいことは見返りを期待せず、打算や下心を捨てて無心で行うべし、とな。

(参考:ふっと心がかるくなる禅の言葉 永井政之 監修  永岡書店)

ところで。
その時は、相手に良かれと思ってやっていたことも
受け取る側にしたら違っていたりなんてことも。
今どきは、よいこと、というのも、人によって感じ方も違うというか。

私が子供の頃の人と人のつながりは、人情やおせっかいもそのまま、
ありがたさと面倒臭さとも付き合いながら、
強さとかやさしさとかぬくもりを、肌で感じていたような 

いい人になりたいなんて、思わない方がいい。
それよりも、素直だったり情けなかったり、ずるかったり一生懸命だったり
歌っていたり踊りだしたり、もっともっと、大らかでたくましく生きたいなぁ 

それが無功徳、それも無功徳 

久々にそんな風に思えた今日の1曲は、
Mumford and Sonsの  Winter Winds

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無受想行識と言うけれど

2012-09-29 | 禅語・般若心経
                 心経は爪楊枝で (はがき&はがき)


今日は、沖縄は台風で暴風雨のようだけど、このあたりは、秋らしい清々しいお天気。

でもって、今日の1枚は、昨日の写経会の続きじゃないけど、般若心経の一節。
無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色聲香味觸法 無眼界 乃至 無意識界

ハガキに書いた般若心経を、ハガキに描いた向日葵の絵に、画像処理で貼り込んで。

昨日のお堂での写経会、やっぱりあの空間は落ち着くなぁ・・と

色も聲も香も味も觸も、何もない、と心経は言うけれど、
生きている間は、もっと好きなこと、好きな場所、好きな・・だけを
貪欲に、泥臭く、信じて、探していたいと思ったなり。


今日は またさん を思いながら、この曲をば 

Jon Schmidt(ピアノ) Steven Sharp Nelson(チェロ) の
 Over the Rainbow~Simple Gifts

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今日は薬師堂での写経会へ

2012-09-28 | 禅語・般若心経
         
2年前から、春と秋、ショッパー社主催の写経会のお手伝いをさせて頂いていて。
今日も野津田薬師堂 で、午前午後ともそれぞれ30名を越えて、
そんなに広くないお堂は満員。

30分位ご住職のお話があり、その後みんなで般若心経を唱え、
最後に、「おん ころころ まとうぎ そわか」というご真言を唱えてから写経へ。

「おん ころころ まとうぎ そわか」というのは、

お  ん:お願いします
ころころ:薬師如来さんが、笑顔でいらっしゃる様子
まとうぎ:お薬師さんの本名
そわか :信じていますよ っていう意味。

つまり、薬師如来さん、どうかよろしくお願いしますってことだそう。
解説はこちらから拝借

ところで、般若心経をyou tubeで探してみたら、こんなのがあったので↓

普通唱える般若心経より、テンポも速く小気味よく、
なんと言っても太鼓の音とリズムは、脳と心の活性化によさそう 





で、こちらは第九のメロディーに般若心経をのせて、
つのだひろがゴスペル風に歌ってるのも~。
意外と合ってて、こちらもなかなか 
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閑古錐

2012-09-11 | 禅語・般若心経
                         (半紙)


久々に禅語。「閑古錐」 かんこすい 

意味は・・閑は静か、古はずっと前からあるということ。
鋭い錐(人間)が長い時間を経て、使い込まれていくうちに丸みを帯び、
静寂で穏やかな無生心になった状態のこと。
        
       (「こころの深呼吸 すっと気持ちが楽になる 禅語」永岡書店より)


この禅語、今まで自分ではあまり眼にとまらなかったんだけど、
書道教室で、蓬泉さんのリクエストにお応えして書いてみた参考作品。
あ、器の輪郭は顔彩もなかったので、朱墨と墨で。

いい言葉だなぁ・・と。


誰のためでもなく、自分の心をもっと自由で、楽に生きられるように
閑古錐の境地に、いつか辿り着きたいものぞよ 


今日の1曲は、鉄拳の 「振子」 のバックミュージックに使われていた
Museの  Exogenesis: Symphony Part 3
しっとりと沁みる曲です 




こちらもお時間ありましたら→インテリアの書
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否定論理からは

2012-09-02 | 禅語・般若心経
                   (半紙)

禅語の「心水の如し」 水のごとし心が清らかであること。

週末はまだバテて、何もする気力なく、それでも久々に読書なぞを。
3年前に買った朝日新聞出版の「筑紫哲也 永遠の好奇心」。
筑紫さんのニュース23での発言、筑紫さん縁の方々の対談等々の読み物的な。

買っておいて、ずっと本棚にあって、時々タイトルを眺めるだけだったんだけど、
昨日ふと、手にとって読み始めたら、なんか、今の私にぐぐぐぐぐっ・・ときて。

なんとなく惹かれる人だったけど、やっぱり、そっか・・
うんうん、私もそう思う・・って思うところが多々多々多々・・。

そのひとつが・・ 『否定論理からは何も生まれない』。

なんかすごい救われた気がして
なんかすごい勇気もらった 

世の中は、強い人が正しいと錯覚することもあるけれど、
時に、強い人が正しいとは限らない、って思うのでして。
うん、ちょっとね、なんかそんな風に思うことがあったのでして。

心はいつもニュートラルに、水の如くいたいものでありんす 


久々に今日の1曲は 斉藤和義の ♪手をつなげば




先週木曜は、インテリアの書の2回目の教室。
よろしければこちらにも  → インテリアの書 


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砕いてしまえ~

2012-07-07 | 禅語・般若心経
                     (はがき)


「私はこの10年、なんか無駄に過ごしてきたなぁって思うんです・・」
「あら、みんなそんなものよ。」

人生は航海。
そして人生の多くは、
手に入れたくてもできない、あの時これを選んでいたら・・
な~んて、後悔や残念賞でできているものらしい 

即答にして、明快な返答に、何かスコーンと抜けた気がして。

そんなわけで、今日は前にも書いたことあるけど
禅語の「百雑砕」ひゃくざっさい。
あるゆる雑念、雑事なぞ、砕いてしまえ~ってね 

でもって、蒸し暑くなってきた夏を涼しくお過ごしあれ~ってことで。

今日の1曲は、Queen の  I Want To Break Free
なんかスコーンって笑える~

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