心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

絵手紙講習会~山頭火の句を書く レポート-2

2013-07-02 | 山頭火・放哉・良寛


先週土曜日は、越智先生より、山頭火の句を書く絵手紙講習会の講師の機会を頂きまして

午前10時~午後5時まで、3回の教室。
同じテーマでも各回ごとに個性も様々で、皆さまと楽しいひと時、
あっという間の充実した一日でした。

早速皆さまの作品を~と言ってもたくさん過ぎて、全部はご紹介しきれないので
後ほどまとまてフォトチャンネルにもアップしたいと思います













お一人が5枚~10枚位描かれて、会場のお部屋は作品でいっぱいになって
もう嬉しくて楽しくて、しあわせ~な時間でした。

ご参加下さいました皆さま、越智先生、ありがとうございました 

ご参加下さった皆さまの笑顔に、元気を頂きました









翌日の日曜は、ご縁を頂いた書家の方の、「書のパフォーマンス」を拝見しに八王子へ、
その後地元で帽子作家の方のグループ展にお邪魔したりして
さすがにちいとダウンしちまいまして、更新が遅くなりましたぁ 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵手紙講習会~山頭火の句を書く レポート

2013-06-25 | 山頭火・放哉・良寛

先週土曜日、越智先生より「絵手紙講習会~山頭火の句を書く」の講師を~という
貴重な機会を頂きまして。 この日は13名の方がご参加下さり、和気藹々と 

昨夏、暑中見舞いの絵手紙教室(その1その2)の講師をさせて頂いた時も
ご参加下さった方々が、今回も~とお越し下さり感激でした。

まずは参考に書いてきたものを、ささっと画いてみまして。
私はどうもこんなところでも、1つ2つに絞るということができず、
あれもこれも~とたくさん広げてしまうので、
特に初参加の皆さまは戸惑ってしまわれたかも、と反省しとります。

でもね、1つ2つの参考作品だったら、もしそのどちらもお好みでなかったら・・と思うと
色んな山頭火を書いてみたりなんかするのでして 

でもって、そんな私の進め方を、越智先生のブログでこんな風にご紹介下さっていて、
つい、くっくっく・・と笑ってしまいました。
忘己利他

  >先生のご指導がとてもユニークで
   「ベンベン」と書いてとか
   「シャー」とか
   「チョンチョン」とか
   書き方を、面白い擬音にて表現されます。


これ、よく言われるのでして 

そんな感じの中、皆さまの楽しい作品は次から次へと~。








前回のハガキより大きい半紙に書くということで、大胆に伸び伸び書けたのでは、と越智先生。
お地蔵さまのお顔は、不思議と描かれたご本人に似ていて、いとおかし 

あっという間の2時間でした~。最後に皆さまと記念写真 
ありがとうございました 




次回は29日に、横浜・上大岡と新杉田で開催です。
詳細は→ここをクリック

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木の芽草の芽あるきつづける

2013-05-01 | 山頭火・放哉・良寛


前回の千手ヤツデ観音のその後の姿。

花も実も落ちてなくなっていたけど、力強い葉脈、
生き生きと宇宙を抱くように葉を広げる姿に、命の喜び、尊厳を感じるなり 


  木の芽草の芽あるきつづける  by 山頭火


なんか、ふとこの句を思い出し 



ここのとこ、なんだかに追われ続ける日々に少々お疲れぎみでして。

色々考えるところがあったり、悩ましい現実もあったり、
なんとか持ちこたえてきた体力が、GWという折り返し地点にぶら下がり
うう・・休ませてくれ~ってな感じのようで 


でも毎年GWは、年に一度の大掃除ウィーク。
先日も実家の納戸も妹にも手伝ってもらって大掃除。
自宅の片づけはGW後半に一気にやるぞ~っと 



久々に今日の1曲は、Ed Sheeranの ♪ The A Team
坦々と坦々と考え過ぎずに生きたいなぁ。

  



 こちらも更新しましたので、よろしければ~ インテリアの書



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山頭火 ひとりの音

2012-12-12 | 山頭火・放哉・良寛
                      (はがき)


久々に山頭火。
音もなつかしいながれをわたる

絵手紙教室で書いたものを何種類か。
ここんとこ忙しくて、教室の皆さまの作品もアップできずにおりまして。

今いらはる7名の方々は、もうかれこれ18年もお付き合い頂いている方も。
なので、親戚の集まりみたいな感じもして、昨日も笑いが絶えず。
なんか、ほのぼ~っとあったかい気持ちになるひと時でして。感謝感謝です

さて、というわけで、久々に皆さまの作品と、描いてこられた作品を参考に
私だったら・・と書いてみたものをば。





そしてそして~。
以前、このブログの拙作たちを、素敵な動画にして下さった華文字さんが
今回は山頭火を動画にして下さいました~。 ありがとうございます♪

私はどうもこういうのが苦手でうまくできないので、嬉しいです。
BGMも山頭火の世界にぴったり~で、なんか、こんなの書いたっけ・・とか、
我ながら?楽しませて頂きました~










17日まで、富山米三本店漆器売場で、器の藤澤重夫さん  と 二人展開催中です。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々に山頭火

2012-09-04 | 山頭火・放哉・良寛


9月に入りましたねぇ。
雨が降ったりすると、朝晩は幾分涼しく感じられて、
歩いているともう秋の虫が鳴いていたりして。

知らぬ間に静かに季節は移ろっているのでせう。

さて、久々に絵手紙教室で書いたものをば。
実はこの日、朝普通に仕事に出勤していて、そこへ教室のSさんからメールが。

「おはようございます。教室にて待っています」


きゃあああ。。。 やばっ。。

はい、すっかりその週は教室のない第5週と勘違いしておりまして。
でへ・・もう何回目かなのでして・・もうしませんって言ったのに。。
もうね、すぐ電話して、ごめんなさいを5回位言って、すぐに向かいましたわさ。

皆さま、おやさしいので笑顔でお迎え下さり
どうもすみませんでしたあ。。
  

で、この日のお題は、山頭火の「手がとどくいちじくのうれざま」
道具は、水彩色鉛筆と小筆1本と墨汁だけしかなかったので、こんな感じで。

怪我の功名?で、たまには色鉛筆もまた楽しや。

前回、N藤さんが皆さまに~って、手作りのうちわを作ってきて下さって。
宣伝とかが書かれたうちわを水につけておくと、奇麗に剥がれるので、
そこに和紙を丁寧に貼り込んでいるそうです。


こちらは、うちわを作って来てくださったN藤さんの。


早速、N野さんが絵を描いてこられて。
仰ぐたびに、楽しい気分の風に吹かれそうですね。
もう夏も終わりに近いけど、お時間ありましたら作ってみてくださいね。


こちらはN野さんの。

そして、前々回のKさんの。 なんかこの時期にぴったり~ってことで、追記しました。


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼を感じる句

2012-07-15 | 山頭火・放哉・良寛
                     (半紙)

久々に山頭火の句 ぬれてすずしくはだしであるく

超極細面相で書いたので、ちょっとよわっちいけど。。

さっき友人から、
「今5連休中で、一人旅で鹿児島。これから屋久島に行きます」ってメールが来て。

いいなぁ。
のんびり旅なんて、もう何年もしてない。

それでも山頭火のこの句を書いていたら、
緑と光と水の音が聞こえる空間を、歩いている気がしてきて 

そんなわけで、今日の1曲は、涼を届けてくれる Calmの  Music Is Ours




 別ブログ始めました→ インテリアの書

 タウンズウェブでもご案内頂いています→タウンズウェブ

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水のいろの湧いてくる

2012-06-07 | 山頭火・放哉・良寛
                  (半紙/筆はいつもの蠅頭小楷)


今日午前中は書道教室。
母も含め、皆さま一緒にお年を重ね来られて(あ、もちろん私も
人数も少なくなってきたので、以前よりゆったりやっとります

それぞれ勉強している臨書の添削のあとは、いつも2つの課題をば。
今日は「松樹千年翠」と山頭火のこの句「水のいろの湧いてくる」

山頭火は「水のいろ」という表現でもって、
透明で美しい水の感激を詠んだのかな、と

Nさんが書いてこられた作品を参考に、半紙と半紙1/2横やらに書いてみたなり。
この句の一番の感激部分の「水」を大きく、続くことばは小さめにまとめて。
で、ちょっと水しぶき(塩コショウって呼んでるんだけど)をば。

余白余韻を意識しつつ左右対称になりがちな「水」には動きを持たせて、
それ以外はある程度規則性をば。
そうすると、全体として見た時に、すっきりメリハリがでるような。

で、これは半紙1/2の横バージョン。




山頭火はかな文字が多いので、バランスがむずかしいけど、
まずは、句を感じ風景を心に描くと、イメージも湧いてきたり。

ちょっとづつ、書きたいって気持ち、復活の兆し
やっぱり日々、臨書は大事って痛感。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

習作ですが

2012-05-10 | 山頭火・放哉・良寛
               (半紙1/2 訂正:筆は蠅頭小楷→じゃなくて水中花)


久々に、山頭火の句。
草山のしたしさは鶯の啼く

今日午前中は、4月の展覧会後の最初の書道教室。
皆さん気が抜けてるかなぁ・・と思ったら、全然そんなこともなく
気持ちも新たにそれぞれの課題に向き合っていて 

私も、なるべく毎日ちょっとづつでも筆を持てるような
日々の暮らしにリズムを~と、刺激を頂き 

過日の絵手紙教室でも書いたこの句、下半分に文字が並んでいたKさんに
逆に上に詰めてはどうでせう、と書いてみたのだけど。
これでどうだ~ってものでもなく、習作ですが 

それにしても、今日も午後からまた雷雨。
明日もまた不安定とか。。最近天気もおかしいですね

さてと。
きょうの1曲は、Olivia Ong の ♪How Insensitive
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お恥ずかしながら

2011-10-21 | 山頭火・放哉・良寛

           

 

昨日は書道教室。

 

体調を崩されて暫くお休みをされている加島さんが、久々に遊びにいらはり。

やっぱりその席には、加島さんがいらはるのがしっくりくる 

もう15年位?のお付き合いともなると、親戚のような気持ちになるのでして 

 

で。

古典の臨書のあとは、それぞれの創作作品を皆さんと品評会。

この日のお題のひとつは山頭火の「雨ふるふるさとはだしであるく」

 

中井さんが、たまたま破けた半紙があったので、それに書いてみましたと。

破けた2枚それぞれに、この句を書かれていたので、

それぞれの紙を生かして、別個に書いてみては?ってことで、書いてみたんだけど。

 

どこに書こうか・・と、紙をあちこちひっくり返してみて、まずは横に。

雨は空から降ってくるから、縦長に縦に、はだしで歩くは、横に並べてみた。

 

ちぎった半分のもう1枚は、縦にして書いてみたけど、

文字組やバランスばかり気にして、この句を想って書いてなかったなぁと反省 

 

 

 

先日、このブログでもご紹介した沙音さんのブログを拝読していると

おこがましくもブログを書いている自分にため息ばかり・・・

まったく穴があったら入りたい心境でして

 

この絶望感を乗り越えるには、ひたすら勉強に励まねば・・・

それしか道はないですね。。

 

沙音さんのブログはこちらから→木鶏

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光を求めて

2011-10-04 | 山頭火・放哉・良寛

                     (半紙)

 

 

久々に山頭火。

「それもよからう 草が咲いてゐる」

 

秋は秋で、いろんな草花が空を目指している姿に、元気をもらい。

花も人も、本来、光を求めて生きようとしているんだって思った 

 

どんなに日陰に落ちた種も、土を破ってアンテナの葉を開くと

ぐんぐんと陽の当たる方へと伸びていくでしょ 

 

どこで生まれようと、何が起きようと、

明るい場所を求めて、明るい場所に目を向けていられたら

それぞれに持っている光を見つけられるんじゃないかな・・って

今朝、ベランダで光を浴びてるチェリーセージを見ながら、ふと 

 

 

 

 

 

「ふと」の続きに、ん十年ぶりにこの曲が心に浮かび、

ああ・・なんだっけって探したら、あったぁ・・。2時間近く・・探しちゃった 

 

Keith Jarrett & Jan Garbarekの ♪ My song

キースのピアノもヤン・ガルバレクのサックスもほんに心地よかです。

追記:リンクしていたのが削除されていたので、別の方のyou tubeに差し替えました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする