べるぎぃ*さばく

兵庫→京都→兵庫→東京→ベルギーへお引越ししました。
日々のちょっとした出来事をつづってます*

幼稚園の見学会:園内

2011年03月02日 | * かぞく *


今日はまめちゃんが4月末から入園する予定の
幼稚園の見学会に行ってきました。



ベルギーでは2歳半から幼稚園へ入園します。

大体の場合、2歳半になった大きな休日後とされているようです。

まめちゃんは2008年10月10日生まれなので
イースター休日後の入園になります。



Leuvenでは幼稚園や小学校の前に「たこ」の
看板がたっています。いまだ謎のひとつです(笑)


ちなみに幼稚園は基本的に無料

スープなどのウォームミールを頼むと給食代として
お金がかかりますが、お弁当持参の場合はいりません。


さらに、小学校も中学校も高校も無料です!

教科書代はいりますが授業料は無料


※日本人学校やインターナショナルスクールなど特別な学校はお金がいります




まめちゃんの通う予定の幼稚園は旦那さまの職場のすぐ近く


門を入るととても広い校庭が広がっていました。

芝生っていうところがポイント高いです!


ここの幼稚園はとても評判がよく、旦那さまの職場のお子さんも
たくさん通われているようです。


木の遊具もたくさんありました。




写真に写っているのは1つですが、もっともっとあります!

木というところが木製好きのわたしにはこれまたポイント高いです♪




建物に入ってみましょう。



案内されたのは長い長い廊下



教室のドアの横にはお弁当が入ったバケツと牛乳が入った箱


上も下も関係なくお弁当が入っています(笑)


ベルギーでお弁当というと幼稚園に限らず
ほとんどサンドイッチを入れるそうなので上も下も関係ないのかもしれませんね。




フックには上着や帽子などがかかっています。


よく見るとフックの横に絵がはってあります。


先生いわく、2歳半の子は字が読めないので自分のマークのところに
服をかけたり、かばんを置いたり、自分の所有物にそのマークをつけたり
して識別するようなのです。

まめちゃんのマークは王冠(蘭:Kroon)


まめちゃんの好きなバナナや傘、星やクマ、ケーキや帽子はすでに
他の子供ちゃんのマークになっているらしく。もぅフックの横に絵がはっていました。


「ん~王冠なんてなじみのないマークを覚えられるかな?」
「ガレットデノアのときも王冠かぶって喜んでいたので大丈夫かな?」
と考えていたら

旦那さまが「さっすがまめちゃん!後から入ってきていきなりキングかぁ~」と・・・


このクラスは2008年生まれのクラスなのでもう大体のメンバーは
そろっている状態でのまめちゃん参加なんです。


10月生まれのまめちゃんは最後にこのクラスのメンバーに加わる
先生に「王冠」マークを与えられた、キング?!と旦那さまは解釈したようです(笑)


ポジティブシンキングな旦那さまに感謝!



教室の中はこちらの記事→☆



上着の着方が図になってはられていました。



一度下において・・・って土足文化なのに上着を一度下に置くの?!


日本では考えられないですね(笑)



こちらは体育館のようなもの。



とても広い空間(もちろん暖房つき)です



ボールやマット運動、跳び箱、トランポリン、平均台などが端においてありました。


お部屋の4面中2面が全部窓ガラスなので太陽の光で
とても明るくて良い感じです*





廊下にはこんな絵も飾ってありました。

色使いがさすがヨーロッパ!
ってアジア人が書いていたりして・・・(笑)



廊下からフッと外をみたら中庭にひつじ発見!


2頭飼っているようです。

まめちゃん「めぇめぇ~!」といって喜びそうです。


あぁ~さわりたいっ♪





こちらは食堂


ウォームミールを頼んだ子供ちゃんたちは
この食堂でスープなどを食べるようです。


いろいろな高さの椅子や机があるのは
この建物は幼稚園と小学校(2年生まで)が一緒にあるので
お昼時間になると、ウォームミールを頼んだ色んな学年の子供たちが
この食堂に集まって一緒に食べるからだそうです。


ちなみに3年生以上は別の建物(大きな道を挟んで向かい)なので
校庭も何もかも別になります。



見学を終えて外に出ると机がたくさん並んでいました。



「この古い学校机、ほしいなぁ~」と言うと
すかさず旦那さま「誰が使うねん!どこに置くねん!」と・・・。


ごもっともです。




まめちゃんの幼稚園はこれで3つ見学が終わりました。


1つはこれまたルーヴェンではとても評判の良い幼稚園
(ルーヴェンで評判の良い幼稚園はわたしが聞いた限り3つあるそうです)



今のおうちからだととても近くて良いのですが、とても人気があり
ウェイティングが13人いて、入園は無理そうでした。


見学させてもらった感想は、先生は英語を話せてとてもフレンドリー
多国籍の子供(オランダ語を母国語としない子)が通っているので
学校側のケアもちゃんとしている。

しかし街のど真ん中にある幼稚園なので教室がとても狭いです。
なのにおもちゃは普通の幼稚園と同じくらいあります。


最初に見学に行ったときはあまりなんとも思いませんでしたが
いろんな幼稚園を見に行ってみるとはとても重要だとわかりました。


ベルギーは冬の日照時間がとても短く、曇りや雨が多いので
太陽の光を浴びることがとても重要になってきます。(ビタミンDを作るため)


そのため教室に大きな窓があり太陽の光がすみずみまで行き渡るのはとても大切です。
修道院を改装して幼稚園にしているところは窓が小さい感じでした。


街の中の幼稚園は教室が狭いのに太陽の光がすみずみまで行き渡りません。

窓側はもちろん太陽の光がいっぱいですよ!
しかし窓が小さかったり、建物でさえぎられているのもあったり・・・。


おもちゃをたくさん置くためロフト下の全く光のあたらない場所にもおままごとキッチンなどが設置してあり
薄暗い中でおままごとしている子供たちがいました・・・。


私の見た一番小さな子供たちの2つのクラスだけかもしれませんが。
大きな子のクラス(同じ敷地内にある小学校)は遊具などを教室に置かないため
太陽光がちゃんと入って明るい教室だそうです。


まめちゃんが教室のあちらこちらに活発的に移動して遊ぶ子だったらまだしも、
ひとつのおもちゃでずっと黙々と遊んでいる子なので、そのおもちゃが隅にあったら・・・
幼稚園にいる間、太陽の光を浴びないことになりそうです。



1つ目の幼稚園のわたしの印象は「都会の学校」です。




2つ目に見学した幼稚園はシュタイナー教育を実践している幼稚園です。

実はこの幼稚園を教えてもらうまでシュタイナー教育を知りませんでした。
お友達に本を貸してもら、いいろいろ読んで知りました。



見学に行くとまずパンフレット(オランダ語)を渡され
教育方針についていろいろとお話を聞かせてくださりました。

ちなみに別にシュタイナー教育をうたっているわけではないそうです。


こちらもとても人気の幼稚園だそうでウェイティング3番目でした。


しかし1つ目に見に行った幼稚園と違い園児に流動性のないそうなので
入れる確率はとてもとても低いといわれてしまいました。


1つ目の街の中心の幼稚園はウェイティング13人でしたが
入っては出て、入っては出て、と園児がどんどん入れ替わっていくので
(両親のお仕事の関係で)半年も待てば入園可能なのですが
こちらの2つ目の幼稚園は子供が生まれる前にウェイティングリストに
名前を載せに来るくらい人気の幼稚園だそうで・・・。

産まれる時点でこの街に子供が幼稚園に行くまでいるという保障のある人ばかりということです。





他の幼稚園と違うところは教育方針だけでなく授業料がいります。

日本に比べたら微々たるものなのですが・・・。


あと、とても気に入ったのが校内の清掃は親が行うというところです。


こちらは校内の掃除は清掃業者が来てくれるわけでなく
普段子供たちが遊んでいるところはどういうところかを清掃を通じて知って欲しいということもあり
(清掃業者代の節約とも言っていました)夜に当番制で親が清掃することになっています。


しかし、1つ目の幼稚園同様、入園は無理でした。





そして3つ目がこの幼稚園です。


評判の良い幼稚園なのですが、ルーヴェンのリング内(街中)にないので
立地的に悪く(私たちにとっては旦那さまの職場の近くなのでGoodなのです)
定員にまだ余裕があったのです。


母国語がオランダ語じゃない子供のケアがあり
先生も英語が話せ(子供たちにはオランダ語オンリーで接します)
教室は広く、太陽の光で明るく、ひとめ見て気に入ったこの幼稚園


そしてまめちゃんの入園を期に
この幼稚園のすぐそばにお引越しすることになりました。


お引越しすることは決まっていたのですがまめちゃんの幼稚園をどこにするか
迷っていてお引越し場所を決めかねていました。。。


田舎へのお引越しです*

お庭のあるおうちです(小さな小さなお庭ですが・・・)



しかし、語学学校にボビンレース教室・・・毎日のようにバスか自転車で
街中に出ないといけなくなりそうです。




いろいろな幼稚園の印象派わたしの勝手な判断で書いてしまっています。
もし入園希望の方がいらっしゃったら自分の目でちゃんと見てみてくださいね。




* おまけ *


幼稚園見学のあと、旦那さまの職場のカフェテラスで一緒にランチ



ベルギー名物、山盛りフリッツ(笑)


途中、イタリア人のダニエレと中国人(パーティーで2度ほど会ったことあり)が合流し
おしゃべり(わたしはうなずくだけ・・・)


中国人「彼(旦那さま)はダニエレのテニスフレンドだよね?」
「彼女(tomi)はダニエレの何?」

と質問


「テニスフレンドの嫁、じゃぁダメかなぁ?」と思っていたら


「彼女はクッキングフレンド!」と答えてくれました。



旦那さまのお友達と思っていた人がいつの間にかわたしのお友達になってた!



とてもとても嬉しかったです。


言葉は出来なくても料理でお友達になれた♪




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幼稚園の見学会:教室

2011年03月02日 | * かぞく *


まめちゃんの通う予定の幼稚園
教室の紹介*


全体はこんな感じです。



とにかく教室が広い

今まで見た幼稚園の教室の2倍以上の広さがあります。


オープンクラスなので子供ちゃんも親もいつも以上にたくさんいるはずなのに
みんな好き勝手に出来るぐらい広いです。


今までの見学は教室が狭かったので子供もおもちゃもいっぱいで
なんだかごった返し状態だったんです。



右のテーブルにはいろいろな楽器が並べられていました。




真ん中にはすべり台

えんじ色のセーターを着ている男の子はまめちゃんと同じ保育園の子


まめちゃんより早く産まれたので今月からこの幼稚園へ通うということで
慣れのためお母さんと一緒にオープンクラスに来ていました。


旦那さまの職場から近いのもあって、同じ職場のお子さんがたくさん
預けられているようです。




全体写真の左側はこんな感じです。



一番奥におままごとキッチンやテーブルと椅子
チャイルドチェアやソファーなどおうちのようになっています。




左側(窓に沿って3つに仕切っています)の真ん中スペースは
水色の木製のベンチがあり、各々好きなおもちゃを
棚から取り出し遊んでいました。




そして左側最後のスペースには長机と椅子
机の上には工作用の羽や糊が置いてあり自由に工作をしています。




その窓際には作ったばかりの工作が乾かしてありました。



全体写真に写ってなかった後ろの部分には先生の机
そして絵本、左右に黄緑のドアがあります。



どちらも子供用のトイレと洗面台でした。



全体写真↓の右奥は砂場になっています。



教室内に砂場があるなんて最初はとても衝撃的でした!



日本でも最近は教室内にあるのかなぁ?

ちなみにわたしが小さい頃は教室ではなく校庭にありましたよ。



右奥の砂場と左奥のおままごとスペースの間の空間は
お昼寝用のベッドが3つ



保育園ではお昼寝が2時間ほどあるのですが、幼稚園ではありません。

しかし、どうしても眠たい子用に3つだけベッドがあります。


先着3名に入らなければベッドでは眠れません。
さて、まめちゃんどうする?!(笑)



写真を撮り終わって旦那さまと2人でおしゃべりしていると
小さな女の子がしゃべりかけてきてくれました。


んっ?この子は保育園でまめちゃんと同じクラスだった子のような・・・?


ついていくとおままごとスペースの奥に細い階段を発見!


※画像は降りるところです。カメラの音を聞いて振り向いてくれました*


上にのぼっていくと・・・



お昼寝ベッドスペースの上にあがることができました。

※奥に見える黄緑のドア2つが子供ちゃん用のお手洗い


そのスペースには車関連のおもちゃがたくさん!



下の様子もくりぬかれた窓から見ることができて、ちょっとした隠れ家気分です*


まめちゃんの大好きな場所になりそうな予感*




4月末からここの幼稚園に通えるように、今週からトイレトレーニング開始しました!


ここの幼稚園はオムツはずれていないと入園できないのです。

週3日保育園、週4日自宅でのトイレトレーニングの様子はまた次回







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