BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

TAO

2016年12月27日 | 古本
「逃」というタイトルは随分と訝しげだと思ったが、中身は相当濃い。副題は「異端の画家・曹勇の中国大脱出」
第17回講談社ノンフィクション賞受賞で、意外にもスペイン語版、ポーランド語版、英語版に翻訳され出版
されたようだ。登別出身のようだが、アタシは全く知らなかった。2冊目を期待したいが果たしてどうか。
この本、いつも行く100Wオバさんのいる食堂のアネさんからサイン入りをいただいた。
曹勇の書いたであろう絵が6枚、実物を是非みたいものだ。

 「逃」 著者 合田 彩  文藝春秋 定価1900円 ( 1995年3月20日 第1刷発行 )

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