BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

性は無限

2016年12月11日 | 古本
この本以前文庫で読んでいた。単行で安かったのでつい手をだした。2001年刊でもう15年前
だ。文庫から単行のこんな再読も面白い。星野さん、自分で大女と言っているのだから175cm
くらいはあるのだろうか。女性で背が高いのも悩みが多いらしく笑ってしまう。未知の人と約束す
ると、ショートヘアーで人ごみの中で頭1つ抜けているのが私だと云うと、それで分かるらしい。
そんな星野さんも、もう50歳だ。今はどこで何を書いているのだろうか。
キミちゃんも酒ばっかり呑んでないで、星野さんくらいな文章力をつけて欲しいものだ(笑)
 「銭湯の女神」 著者 星野 博美  文藝春秋 定価1524円+税
  ( 2001年12月10日 第1刷 )

桜木さんの長編はどうしても仕事がくどい。まあダンサー女子の話だから多少くどくてもいいの
だが(笑)長編ともなると伏線や展開とその都合のよさにやや難が出てくる。まあ相変わらず文章
が上手いのでOKだが、桜木さんの真骨頂はやっぱり短編連作がいい。
しかしなんだ、いつもどうしてあんなにエロい動作と表現が可能なのだろう。それだけ性は無限と
いうことか(笑)
 「裸 の 華」 著者 桜木 紫乃  集英社 定価1500円+税
  ( 2016年6月30日 第1刷発行 )※限りなく新刊だが古本屋さんで買ったので。


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