今年も合格発表を法務省まで見に行きました。16時から18時までちょうど2時間いました。昨年はお大雨でしたが、今年は猛暑でした。
合格者数は衝撃の激減で1583名となりました。対受験予定者数比でいうと、20.7%になります(対受験者数比は22.94%)。
正直、1700名はあると思いましたが、一挙に250名以上ほど減るとは思わずです。おそらく合格率ベースで今後合格者数を決めるのではないかと思います。昨年は対受験予定者数比で20.65%です。受験者数が減少傾向にあるので、これは致し方ないでしょう。
予備組も、235名の合格とはなりましたが、59.5%まで合格率が落ちました(以下全て対受験予定者数比で計算)。もはや。、予備組だから本試験も大丈夫とは到底言えない状況です。今後は、11月の予備試験最終発表後からの半年間をどう過ごすかが大きな問題になってきそうです。予備校の利用は避けられないでしょう。
ロー組の合格者数ランキングは、
1位慶應155名
2位早稲田152名
3位東大137名
4位中央136名
5位京大105名
となりました。上位常連組が並んでいます。但し、合格率は、慶應44.3%、早稲田35.8%、東大48.1%、中央29.4%、京大47.3%と上位校の中でも大きな差が今年も出ています。ロー選択の際の重要な要素になります。一橋は合格者数は63名ですが、合格率は49.6%と高い数値を出しています。
合格者数という絶対数が減少傾向にある中、滞留組の数は劇的に減るわけではないので、今後は「上位ロー」と言えども、数年前で言うと「今年は合格率が悪かった」というレベルの数値で推移すると思うので、個々人の正しい努力が不可欠となります。