上半期終了

2012-06-30 15:19:53 | 雑感
と、いうわけで、21012年上半期も本日にて終了。なんか夏らしさのインパクトが弱い感じで水無月が過ぎて行きましたが、文月・葉月の「3番4番」には期待したいです。そうそう、昨日、重要なことが決まりました!
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中途半端な増税案

2012-06-29 19:32:29 | 雑感
民主党政権になってから,あまりにも全てがいい加減すぎて,何事にも驚かなくなってしまった国民も多いと思う。政権与党の民主党から五〇名以上の造反者が出て法案に反対しているのに,野党の自公民が賛成,というのも何だかなぁ,な風体である。何んなのコレ?

小沢元代表も,いつもの「恫喝」をすれば,強行採決はあるまいと読んでいたはずが,強行採決されてしまった。首相としては,よもや採決に入れば元代表の造反はあるまいと読んでいたら,造反されてしまったというのが本当のところだろう。

何せ,採決後の民主党幹部と元代表のやりとりは,珍妙極まりないからである。首相が本当のリーダーであれば,即決で元代表らを厳罰に処すべきである。こんな造反を許したら,組織としてガタガタになってしまう。今後民主党ではやりたい放題が許されるということになる。ところが,寧ろ一生懸命ご機嫌を取ろうとして,党内の反感を買っているのでは笑い話にもほどがある。

大体,自公も元代表と歩調をあわせ反対しなかった理由は,色々もっともらしいことを言っているが,単に小沢元代表が大嫌いだからというのは見え見えである。元代表は,以前自民党を真っ二つに割り,自民党を下野させた張本人であり,自民党内には,小沢は不倶戴天の敵,と公言してはばからない幹部が多い。そのため,小沢とは歩調を合わせられない,連立もあり得ない,というのが所与の前提だった。

こんな状態で,本当にまともな議論が出来たのか疑問である。大体,たかだが数パーセント上げただけで,社会保障問題がクリアーできるとは思えない。国民年金は,現状1,2年ほど滞納すると,滞納額が2,30万円でもあっという間に「差押え+強制執行」をしているほど追い込まれている(数年前までは,「このままだと失権しますよー」で終わりだった。見せしめ的に大口滞納者に強制執行するのがニュースになるほどだったのである)。つまり手持ちの金が既に枯渇しているのだ。

日本の年金システム,社会保障システムはボロボロなんてものではない。わずか4,5%税率を上げただけで解決できるのだろうか。国民はもう年金の心配はしなくて良いのだろうか。首相は,「もう年金等は安心なんですね?老後に心配はないのですね?」と聞かれて,「もう大丈夫だ」と言いきれるのだろうか。

もし,言い切れないとすれば,何のための増税なのか。そもそも財政再建の「再建」というのは何をもって「再建」だと言うのであろうか。「再建」なるゴールも見えなければ,そこへのロードマップもまるで見えてこない。「このまま何もしないのはマズイから,とりあえず増税だけしておきました」,ってところではないのか(財務省は喜んでいると思われる)。中途半端にもほどがあろう。
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論文突破実践力完成講義 民法編:予習課題その3

2012-06-29 19:04:06 | 司法試験関連
来週水曜日の論文突破実践力完成講義(講義編):民法編の課題です。

第63問,第69問,第72問,第80問,第88問,第93問,第96問,第103問,第107問,第108問,第111問,第114問です。

因みに,出来ればやっておいて欲しい問題は,第68問,第70問,第112問です。

時間の都合上,不法行為の問題はあまり扱っていませんが,当然無視して良いわけではありません。ただ,不法行為の問題は自分で対処しやすいと思ったので講義で扱う優先順位を下げただけです。第79問,第83問などの共同不法行為の問題等は早めに検討しておいて下さい。
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会社法突入!

2012-06-29 17:55:40 | 司法試験関連
論文突破基礎力完成講義商法ですが,いよいよ会社法に本格的に突入です。10時間目の冒頭,為替手形と小切手の説明に30分ほどかけましたが,いよいよ本丸部分の会社法に突撃しました。しかし,手形法・小切手法は,銀行員時代の話をできるので面白い面がありましたが,まぁ,漸く終わったなと(笑)

講義中,会社法の条文を一緒に読む,という形を多用しました。正しい「読み方」を知って欲しい(ついでに短答対策にもなるし),という趣旨です。「クロスリファレンスのメモ記載の作法」と,「六法2冊使用の作法」等も重要なスキルです。

講義中にも指摘した通り,復習の際に,該当箇所の条文の「まとめ読み」をする時間を確保して下さい。設立が終わったら,設立の箇所の条文を読み倒す,ということです。まぁ,最初は気持ち悪くなること必至だとは思いますが。とにかく,まずは読むこと,読みなれること。これがとても大事なのです。

会社法は,条文知識を文字通りそのまま聞いてくるので,民刑のように簡易事例式で問われるわけでないため,「やればやるだけ単純に点が伸びる」という特色があります。やらんきゃ損損なのです。民訴・刑訴も似た感じですね。
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2012年折り返し地点

2012-06-29 13:20:37 | 司法試験関連
もう明日で水無月が終わる。上半期が終わると言うことで,時間が経つのは本当に早い。夏が来た,と言っても,8月半ばには世間様は勝手に秋商戦に変るのだからたまらない。

短答式試験の発表からも3週間が経過。来季に向けて動きの「早い人,遅い人」,という差が出始める頃合になってきた。動きは早い方が良いに決まっている。来年の本試験まで320日程度であろうか。7月半ば過ぎには何と300日を切ってしまうのだ。まだまだ時間がある,来年なんてずっと先などと思ってはいけない。主観的にそう感じないだけで,客観的には十分危険水域間近,という可能性もある。

時間があると勘違いしているのは,客観的にこなすべき質・量を把握できていないことでもある。つまり色んな意味で危険な兆候が出ていると言うことなので,「来季必勝」と「本気で」考えているならば,下を向いて落ち込んでいる暇などないのである。ここは一つ,暑さに負けず,頑張っていこう!
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「本気」と書いてマジと読む

2012-06-28 22:46:48 | 司法試験関連
当たり前のことだが、「来年絶対合格する!」と「本気で」思っていないと駄目である。

「思う」だけなら簡単である。でも「本気で」思うこと、思いを持続させることは難しいよ。

予備試験を受ける人は、「絶対予備試験に受かるんだ!」という気持ちで勉強すれば、その勢いが本試験にも持続します。なので、今のこの時期も本試験合格のために重要なのです。
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BKTFの世界に追い付く!?

2012-06-28 22:28:32 | 司法試験関連
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の「未来」は今日(アメリカ時間6月27日)だった。
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語感からのイメージ

2012-06-28 16:18:35 | 雑感
ある言葉を短縮して言いやすくするなんてのは日常茶飯事。でも、短縮後の語感から元の単語がイメージできる場合と出来ない場合がある。俺の中で「出来ない系」代表格は、ステマとガラケー。
「ステマ」から「ステルス」感はまるで出てこない。「ガラケー」に至っては、「柄」携帯の方が浮かんでしまう始末。
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ハーデスが手招く

2012-06-28 02:44:03 | 雑感
俺の高校の同級生、知る限り既に5人が鬼籍に入っています。自殺が3人、癌が1人、詳細不明が1人。そして、仲の良かった1年上の先輩が2年前に逝去されていたことを最近知りました。死因は癌です。

高校時代を一緒に過ごした人ってやはり特別な想いと想い出があります。「え、俺らって死んじゃうものなの?」というのが訃報に接した時の正直な感想なんです。哀しいとかそういう単純な感情じゃないんですよね。上手く言えないけど、ゆっくりずーんと来る衝撃とでも言いますか。

「死」が遙か遠くに感じられたあの日々。もはや「死」は日常なのだろうか。
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民法L2レベルの復習法

2012-06-27 18:05:27 | 司法試験関連
論文突破実践力完成講義 民法編でした。復習する際のポイントは,「分析の視点」を覚える,という点です。論点を覚える,答案構成そのものを覚える,というのも勿論大事ですが,こういう場合にはこういう観点からアプローチする,という「分析の視点」も記憶の対象に入れて下さい。講義ではこの点を意識的に指摘しています。特に「論点らしい論点が無いような問題」「典型論点を問うているわけではない問題」等の場合に威力を発揮するはずです。

大体,「目の付け所云々」も,「目のつけ方自体」を知らなければ,そもそもできっこありません。ある程度,「分析の視点自体をマスターしておくこと」はある意味常識,当たり前の作業です。この点を自覚できていなかった人は注意して下さい。

それから,民法ではある意味他の科目以上に「結論の妥当性」が本っ当に重要です。いくら理論が秀逸,筋が通っていても,当事者が結論に納得できないようでは,「民事事件の紛争解決」という目的からはお話になりません。何だか論点が良く分からないファジーな問題が出たときは,まずは自分としてはこういう結論にしたい,落としどころはこの辺にしたい,というのを出し,そこに上手く着地できるような理論構成を試みる,というのが良いです。
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アタフタ君

2012-06-27 12:43:36 | 雑感
あっという間に水無月が終わりそうですが,文月は講義面では超久しぶりにスケジュール的にやや余裕があります。ま,8月9月のスケジュールが既に凄いことになっているので(論文突破基礎力,論文突破実践力,短答マスター商法,基礎マスター経済法の4本同時進行),ここで講義準備をしておかないとクラッシュ必至(笑)。夏は昨年に続きオン・ファイヤーです♪他方でプライベートの方は何かと忙しく(別に結婚の準備とかでは全くありませんが 笑),トータルでは文月もアタフタしそうです。さぁ,夏本番!

今日は,論文実践力の民法2回目。夏だし今日もガツン!!と行きたい。麗しの債権法分野ですね。

予習範囲のアップは,正式には塾ネットを使って告知することで落ち着きました。詳細は暫しお待ち下さい。
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楽しく酔う

2012-06-26 13:31:02 | 雑感
昨夜は、完全に俺の悪ノリで、7人で今季初のスタッフ呑みしましちゃー。ちょーーー楽しかった!やっぱりみんな最高ですねぇ☆ 

一夏の間、発表待ちの皆さん、完全に「俎板の上の恋」状態でしょうが、友達たくさん作って最後の夏休みを堪能しましょう!
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巨星,堕つ

2012-06-25 17:46:10 | 司法試験関連
刑事法の最大の権威ともいうべき団藤重光元最高裁判事(東大名誉教授)が亡くなられました。ご冥福をお祈り致します。老衰だそうで享年98歳。天寿を全うされたのでしょう。

遂にこの日が,というのが正直な感想で非常に残念です。刑法綱要総論の(全面)改訂版を出して欲しかったです。改訂予定ありとされつつ,10数年が経ってしまいました。今の受験生だと,「団塚(ダンツカ)」って言っても「?」かもしれませんね。

ここ20年で,憲法芦部,民法我妻,刑法団塚,商法鈴木,刑訴田宮,民訴新堂,行政法塩野,という主要科目の「権威ラインナップ」も相当崩れてきましたね。時代が変り,我が学生時代が遠くなっているなぁ,と痛感しました。
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一般教養対処法

2012-06-25 17:38:43 | 予備試験関連
予備試験の一般教養ってやつだが,「あいつは何なんだ,司法試験には要らんだろう」,というのが圧倒的大多数の意見だとは思うが,試験科目としてある以上は仕方がない(笑)

公務員試験経験者なら分かると思うが,一般教養なんて本気でやり始めたらキリが無いし,そもそも「本気でやってはいけない」のである。以前公務員試験の指導もしていたので分かるのだが,良い意味で「手抜き」ができないと駄目である。そう,「要領のよさ」,と言うやつだ。

大体,公務員試験の馬鹿みたいに多い試験科目数の狙いはなんなのか,と思った人も多いと思うが,個人的には「あれも適性を選別しようとする試験」だ,と確信している。公務員試験は公務員の「採用試験」であるから,公務員としての適性をみているのは間違いない。だとすると,ある分野の深い理解を,というよりは「広く浅くとりあえずは適当に対処できる」という能力を見ているのは間違いない。すなわち「要領のよさ」を受験勉強段階でも見ていると言うわけである。悪戯に細かいことに気を取られるような「要領の悪い人」は結果的に受からないわけだ。

大体,世界史で2問出題とか,本気で世界史の勉強をしてもらいたいと思っているとは思えない。1科目につき1問なんてときもある。これは「要領のよさ」,「見切りの良さ」を選別していると見るべきであろう。

一般教養もこれに近いと見ている。なので,ここでも「要領の良さ」が肝要である。生真面目な人ほど不利だと思う。なので,開き直ることから始めたい。ある意味,受験指導校の情報を利用するのが一番向いている科目ともいえるのである。
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合格に必要な範囲

2012-06-25 14:42:04 | 司法試験関連
司法試験でなんとも難しいのが,「合格に必要な範囲」が良く分からんと言う点である。まぁ,本当に分からないわけでもないとは思うのだが,「分かりにくさ」が他の試験と比べても目立つ感じはする。

ここで出てくるのが,いつも言う「原始的不能」である。自分では「やるべきこと」は「やりきった!」と思っていても,その実,そもそもが「やるべき範囲」に届いていない,というパターンだ。短答式試験で落ちる人はまずこのパターンである。

「合格するのに必要な絶対量・絶対的な質」に最初の学習予定から届いていないわけである。なのでいくらそれを「やりきった」ところで受からない。言われて見れば当たり前の話であるが,言われないと気が付きにくいので,翌年も同じことを繰り返すことが多い(2年連続短答式で不合格になりやすいということ)。

何故ならば「そもそもの範囲・分量に問題がある」という疑問を持つことは,人から指摘でもされない限り,中々無いからである。司法試験不合格の理由で一番多いのは,経験から見て恐らくこれだ(特に短答不合格の場合)。

何ともやりきれなさが残る話である。話を聞いていて,こちらは「最初から足りてないなぁ・・・」,とすぐ気が付いてしまう。「これさえやればいい!」というのは,案外に難しい話なのである。
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