何故優秀答案は色々あるのか?
以下、昨日のライブ配信で使用したレジュメです。リベンジ向けライブの時のレジュメに少し手を加えたものになっています。
論文突破力がつく!
司法試験道場説明会
<2023年司法試験・予備試験の予想>
①司法試験
→ 難化の恐れかなりあり。
→ R4年春入学者数1968名(前年比224名増)(H27年2201人以来の人数)
→ 東大・慶大・早大・中大で83人増えた。
②予備試験
→ 合格枠が空く可能性あり。
→ ロー3年次の予備試験受験組が減るため。③令和5年の試験まで1年以上ある(予備論文は1年3カ月ある)
→ 例年にないボーナス期間。
<今から学習を始めるならば>
2023年受験を目指してやること
・主位的目標:「2023年論文合格」
・予備的目標:「2023年上位不合格」
*「24年に」絶対受かりたければ、「23年受験時」で「上位不合格ゾーン」に入っていることは必須条件。そのために今から1年かけて勉強をする。
<学習ステップ>
1.論文基礎固め
→ 王道基礎講座+短文事例問題+短答過去問題
2.論文突破力養成
→ 旧司法試験過去問道場+予備試験過去問道場(充実のフルスケール問題数)
*年明け2月頃から論文問題ベースの勉強に切り替える。
*論文問題は何度も何度も「読みまくる」
*1年目は「答練」はオプション扱い
<答練の必要性>
・答練は必須=新規の問題を解くトレーニング。
・添削は数より質。
・添削が本島に教育効果を持つのは、過去問題レベル。
・多くの添削をこなすより、個別指導の方が絶対良い。
<学習の際の重点ポイント>
・「暗記の時間」をとにかくとる。
・短答過去問題は全部やる(総過去問の9割以上できるようにしたい)
・基本論点の確認の徹底
・条文は普段から引くこと(当たり前のこと)
・手を広げないこと(何も買わない)
・普段から具体例を思い浮かべる癖をつけること
・普段から「理由」を考えるクセをつけること
・普段から「手を動かす」癖をつけること(落書き帳は必須アイテム)
・判例を重点的にやること(講義を聴きながらおいおい)
どのような訴えだったのか
どの要件の話なのか
事実の評価の仕方
仕組み解釈の仕方
判例のすみわけ、など。
来年は絶対合格したい!リベンジ合格に向けた王道ストラテジー
今日のライブ配信で使用したレジュメです。ご参考までに。
司法試験道場でリベンジ合格する2023
<2022司法試験短答式試験>
3060人→2494人
合格者平均点123.3点
平均点 115.7点(175点満点)
124点が1200人
120点が1420人
<2022予備試験短答式試験>
13000人→2829人
159点以上
合格者平均点175点
<2023年司法試験・予備試験はこうなる?!>
①司法試験
→ 難化の恐れあり。
→ R4年春入学者数1968名(前年比224名増)(H27年2201人以来の人数)
→ 東大・慶大・早大・中大で83人増えた。
②予備試験
→ 合格枠が空く可能性あり。
→ ロー3年次の予備試験受験組が減るため。
③令和5年の試験まで1年以上ある(予備論文は1年3カ月ある)
→ 例年にないボーナス準備期間。
<リベンジ・ロードマップ>2つのタームに分ける。
第1ターム:基礎固め
王道基礎講座・短文事例問題・短答過去問題・条文メイン。
第2ターム:実戦練習
旧司法試験過去問題・予備試験過去問題・答練メイン
*本試験の場合、本試験過去問・答練がメイン。短答が3科目で負担が軽いので、第1タームで予備試験過去問題を扱うのもあり。
<絶対的防衛ライン>
→ 年明けに「基礎体力不足にならないこと」。
→ 来年の目標は「短答突破」ではないことの確認。
<答練の必要性>
・答練は必須=新規の問題を解くトレーニング。
・添削は数より質。
・添削が本当に教育効果を持つのは、過去問題レベル。
・多くの添削をこなすより、個別指導の方が絶対良い。
<重点ポイント>
・短答過去問題は全部やる
・基本論点の確認
・判例を重点的にやること
どのような訴えだったのか
どの要件の話なのか
事実の評価の仕方
仕組み解釈の仕方
判例のすみわけ、など。
・条文は普段から引くこと
・暗記の時間を取ること
・手を広げないこと
・具体例を思い浮かべる癖をつけること
<司法試験突破に必要な「スキル」>
5Tool Playerを目指す
⦁基礎力
⦁事案把握能力
⦁論点抽出・選別能力
⦁事案分析能力
⦁答案作成能力
基礎力
条文・定義・制度趣旨・要件・効果・基本論点・重要判例(事案と規範と評価部分)の「正確」な「理解」と「記憶」。
事案把握能力
スピーディーに問題文を読みきり,事案を把握する能力。
→ 「文字情報のビジュアル化能力」
論点抽出・選別能力
問題となりうる論点に気付き(抽出),論点毎のメリハリ(選別)をつける能力。
→ 「Aランクだから厚く書く」わけではない
→ 「規範部分を厚く論じるのか、軽く書くのか」
→ 「問題文の読み方」スキル事案分析能力
「本件事案の特殊性」に気がつく能力。論文試験最大の山場。
→ 事実の「抽出」と「評価」
答案作成能力
2時間で形式・実質両面で問いに応えた答案を書き切る能力。
<論文答案の基本的骨組み>
・事案の問題提起(何故本件でその論点を論じるのか)
・規範定立(原則と例外,必要性と許容性,第2次規範としての考慮要素、趣旨)
・事実の抽出(重要な事実を抜き出し,規範と照合する)
・事実の評価(~と評価できる)
・結論(問いに答えているか)
2時間に及ぶライブ配信にお付き合いいただき、ありがとうございました。司法試験道場は、判例と制度趣旨に拘りを持ってテキスト製作と講義をしていますので、宜しければリベンジ割りをご利用ください。
今日は建君とのライブなので、建君主導に任せて話をするといういつものパターンでやらせてもらいました。楽しかったです。明日は、単独ライブになります。「2022本試験・予備試験リベンジ」についてお話していきます!
昨日、予備試験短答の合格発表と、本試験の基準点が発表されました。残念な結果に終わった人が出たと言う事です。悔しいとは思いますが、来年に向けて立ち上がらないといけません。
そこで、明日・明後日と連日のライブ配信をやります。
・6月4日(土) 20:00~ YouTube LIVE
吉野勲先生×伊藤たける先生 合格までのロードマップ
・6月5日(日) 20:00~ YouTube LIVE
来年は絶対合格したい!リベンジ合格に向けた王道ストラテジー
というタイトルです。5日の方は単独ライブ配信です。「司法試験道場でリベンジ合格!」という内容でやりたいと思っております。
皐月も終わりですねぇ。時間が経つのが早く感じるこの頃です。さっきメール来て知ったんですが(笑)、フラッシュセールも今日までみたいですね。司法試験道が大幅値引きになるので今日がチャンスです。
https://bexa.jp/columns/view/416
そして明後日には発表ですね。ここで一区切りつきます。4日には建君と、5日にはリベンジ組向けへのライブ配信を予定しています。いずれも20時開始になります。
民事系が苦手な人に見て欲しい動画
こんな人に見て欲しい動画です。
①百選:民事系の事実の要旨を読むのが辛い
②短答:民法の事例形式の問題が苦手
③論文問題:民事系の問題分を読むのに時間がかかる人
法科大学院ルートで在学中受験資格をえるためには、
○ 当該法科大学院において所定科目単位を修得していること
○ 司法試験が行われる日の属する年の4月1日から1年以内に当該法科大学院の課程を修了する見込みがあることです。
具体的には、司法試験が行われる日の属する年の3月31日までに、以下の区分に応じ、それぞれ以下に定める単位を修得していることが必要となります。
○ 法律基本科目(憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法及び刑事訴訟法)の基礎科目 30単位以上
○ 法律基本科目の応用科目 18単位以上
○ 選択科目(倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際関係法(公法系)又は国際関係法(私法系)) 4単位以上
法律基本科目の30単位については、未修1年次からの通算ですので、既修2年次から入学する場合、「認定単位」込みで30単位となります(各法科大学院における開講科目と上記法律基本科目の基礎科目及び応用科目並びに選択科目との対応関係については、各法科大学院に要問い合わせ)
例えば、慶應義塾の場合、「法務研究科法曹養成専攻第 2学年修了時点で、法律基本科目 53単位(30単位の認定単位を含む)と選択科目 4 単位の履修を修了して第 3学年に進級し、1 年以内に課程を修了することが決まっていること」になります。