予備試験の出願人数,7906名だったようですね。正直予想外に少ない感じがしました。そりゃ追加募集するなぁと。
予備試験利用者が少ないと,やはり多様性が維持できない,と言われかねないし,反対に利用者が少ないんだから予備試験はいらない,という意見も出て来る可能性がある。どちらにしろ,少なすぎるのは具合悪い。
適性試験の受験者数が激減しているという指摘が,法曹の多様性確保の観点から問題がある,と言われてきたのに,その適性試験を下回る数字というのは衝撃ではあります。吉野ももしかしたら2万もありうるかな,と昨年の夏頃には思っていたのですが,ちょっとビックリです。
客観的状況が変っていない上に,試験が迫っているので再受付してもそうそう増えるとは思いませんが,当局的にはせめて1万はいって欲しいというのが本音ではないでしょうか。