3月31日。年度末ですね。3月早かったなぁ。明日からはもう卯月!新年度!本試験まで1ヵ月半!
さて,今日で,「論文突破実践力完成講義 演習編」も最終回です。塾生さんは,今正に「答練なう!」です(笑)。最後までやりきっただけでもえらいです。本当に大変だったと思います。今日も昼休みに少し顔を出せたので質問対応してきました(フレーム講義刑事系の収録が多少押してしまった)。
質問というかお悩み相談で共有すべきものシリーズ。短答対策ですが,何度も言うように,この時期は「コスト・パフォーマンス」を無視できません。昨年6月の短答発表直後の無料公開講義のインパクトがかなり強すぎたみたいですが(笑),あれは時期的にまだ1年あるので,「楽ばっかりしたがらないできちっと勉強せい!」という檄を飛ばしたわけであります。今は状況が全然違います。直前期には直前期の勉強法があります。
論文について。他校の答練等でも成績上位者が結構不合格になる者が出てくるが,それが不安だ,という声も毎年この時期になるとよーく聞きます。いくつか理由はありますが,比較的多い理由としては,①模試にピークを合わせてしまった(この脱力感は侮れない),②いわゆる判例マンマ答練等で成績が良かった(だけだった)の2つでしょうか。
②については,要は普段,「思い出しながら解答する」答練に慣れすぎていると,本試験の現場思考型の時にかなり「戸惑う」という面と,普段は短時間で論点抽出ができるのに,本番ではなかなかできず焦り始める,という2つの弊害が生じるのが原因です。やはり本番と違う環境に慣れすぎると,その場で対応できなくなる人が一定数出てきてしまう,というのは避けられません。逆を言えば,普段からウンウン唸るような環境にいれば気にする必要はありません。本番もいつもと同様,ウンウン唸るだけの話ですから「日常茶飯事」というわけです。笑 つまり,「打たれ強いかどうか」ということです。
あとは,ラスト1ヶ月の勉強が実は「詰め混み型」になってしまった,というのもあります。折角の論文頭が暗記頭になってしまうのです。最後まで頭を使う勉強の要素はいれるようにしましょう。