Hiroshima volⅠ

2009-04-30 13:38:36 | 雑感
4月26日から28日まで,広島に行って来ました。主目的は,論文班のメンバーに会うことで,ついでに広島観光も,という感じです。
初日は,11時38分に広島着ののぞみちゃんに乗る必要があったので,7時過ぎには東京駅にいないといけません。つーわけで,5時20分頃起床。寝たのが4時くらいなので1時間程度しか寝ていないといういつものパターン。

7時半発だったので,イギリスサンドなどを頬張りながら,都心の街並みを見る。なんか気分良い。東京,新橋,田町というラインは,ロー通学時代を思い出させてくれます。で,のぞみから見えた富士山,いや,でかいなぁ。久しぶりに間近いところから見たけど,本当にでかいなと妙に関心。静岡近辺では,茶畑が緑一杯段々畑で美しかったです。正に爽やかな景色。夏も近づく八十八夜ですね。

その後,流石に3時間近く爆睡。よく寝た。広島手前で,車内放送が入り,左側にマツダスタジアムが見えますよ~なんて予告。このマツダスタジアムに行くのですよ,ええ。

広島に着くと,論文班だったF氏・T氏が怪しくお出迎え。いや,30キロ痩せて登場した我輩の方が相当怪しかったようだ。おまけに,「なんですか,その80年代ロッカーみたいな格好は!」(F氏談)と言われましたよ。コメント難しいぜ。うう。・。・。

「じゃ,お好み焼き行きます」と言われ,T氏ご自慢の隠れた名店へGO!確かに安くて旨い!しかもこのオジサン,40年やっているらしいが,30年くらいして漸く「この仕事面白いと感じ始めた」そうだとか。含蓄あるお言葉じゃないか。気がつけば,もうビール飲んでましたよ,ええ。だってT氏の黄金の右腕には既にキラリと輝くビール瓶が握られていたのですよ。

その足で,マツダスタジアムへGO!広島阪神戦です。T氏の発案だそうで,これはクリーンヒットでしたよ!阪神側なので,応援グッズを買い,スタジアムへ。出来立ての,メジャー仕様のボールパークです。気に入りましたね!内野と外野の境目辺りの外野席で,アッパーデッキだったため,非常に試合が見やすかったです。これで1800円は安いですわ。ボールパークと言えば,ホットドッグにビールにスナックでしょう,ということで早速買い込み,昼からぐびぐび。ビールは何度もお替りですよ。広島来て4時間程度でどんだけ飲んでるんだと言う話。ユニコーンが始球式をしましたが,始球式でデッドボール喰らわすプライスレスでした。

天気は昨日までの雨が上がり急速に回復していましたが,空気は冷たかったですね。でも飲み捲くりましたが。

試合は劇的な「ライトゴロ」で広島の勝利。3人で球場内をぶらぶら。この時点で,夏のナイター観戦が正式決定しますた。楽しみです!

その後,ホテルまで漫ろ歩き+市電でぶらぶらし,晩御飯へ!

今晩は焼肉だよハニー。お店は「河月」を予約済み。究極のカルビー(カルビの癖して掟破りのサイコロ状での御登場),タンの刺身,本日の和牛の刺身 希少部位メニュー等,ちょっと中々出会えない逸品をバカスカ食べる。当然バカスカ飲む。間違いなくおいらは改正前準禁治産者。気がつけば24時も間近い。3人で今日何時間一緒にいたんだという風情です。ちなみに我輩,食事中に意識を失う状態で寝込みましたよ(笑)。福井,名古屋に長時間電話して,電話同窓会となりました。ちょっと楽しすぎるんだけど,激しく眠いのでした。

そんな感じで初日があっという間に終わりました。ホテルに着いたら,浴衣に着替えて,目覚ましセットするのが文字通りやっとでした。で,ばたんQ~~~~。

2日目に続く。
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you can go through your ordeal.

2009-04-29 22:30:31 | 司法試験関連
かつては、昭和天皇の誕生日、それが「みどりの日」に変わり、気がつけば「昭和の日」になっています。みどりの日には新聞の社名が緑になるところもあったりします(毎日だったかな?)

ちょうど2週間後に第4回本試験開幕、という事になります。朝型に切り替える、体調管理に気を遣う時期と言うことです。何より、戦う前から心が折れないようにしないといけません。

この時期は、国Ⅰ種の試験から始まり、旧試験の択一、新司法試験とキッツイ試験の開幕戦がずらっと並び揃います。その中でも、5日連続4日間に渡る試験を強いられる新司法試験受験は相当ごっつい試験です。気力体力の勝負と言っても過言ではありません。正に科挙と言ってよい試験です。そのような試験に挑戦する、挑戦できる自分を素直に「凄い」と思って乗り切って欲しいと思います。

卯月も明日で終わり。春爛漫から初夏へ季節は移り変わっていきます。
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back to Tokyo

2009-04-28 21:31:01 | 雑感
広島から戻って来ました。旅日記はまた改めて。

明日からGWですね。こちらとしては現実に戻る日です(苦笑)。
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What is GW?

2009-04-27 09:23:39 | 雑感
どうも、最近喋り方を忘れたカナリアこと吉野です。判例タイムズ、ジュリスト、判例時報、NBL、商事法務なんかがお友達です♪

いやー!


うおっ、卯月も残りあと僅か。はやっ!今年も3分の1しゅう~りょう~。

気がつけば全国的にゴールデン・ウィーク野郎ががぶりより接近中。ま、我が社には全然関係ないけど。普通に出社さー。うふふ。

そうか、受験時代は当然、合格後も俺にはGWは無関係なのだな。嗚呼、世知辛い世知辛い。

なんつってー。ま、旧司法試験受験生時代に、5月3日、4日、5日と3日連続で、Lec,セミナー、辰巳の択一模試受けて燃え尽きたのに比べれば幸せだがのぅ。なんかさ、この時期の中央大学理工学部の校舎とか甘酸っぱい感じがするわけよ(笑)

贅沢言ってはいかんがー、ですよねぇ。

「怪しい探検隊シリーズ」の最新作が出ていた!うはっ!



今、広島にいまーす

ではでは。・。・。・。
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Do it

2009-04-26 03:06:20 | 雑感
京都から帰京後、18日間の内、16日間澁谷に出没していた我輩です。最近、何が嬉しいって、ケースメソッド論文マスターに使える素材を発見した時です。本当に気分が高揚する。探し方はまぁ、「企業秘密」ですが(笑)。

とにかく何事も、「何はともあれ、足元に転がっているボールを引っつかんで走れ」の精神です。この考え方、非常に重要ですが正直、出来ない人は多いと思います。気がつくと、「やらない理由」、「やれない理由」、「やらなくて良い理由」ばかり考えるのが人間です。これじゃ自分の人生には何も期待しない方が良いということになります。この手の人間にサラリーを払う気になる酔狂はいないでしょう。

とにかくゴール目指して走る。考えるのはある程度形が出てきてから。何もしないうちから思い悩んでも時間の無駄。まずは「Move it,Move it,Move it」。

嗚呼、俺の右目の視力。よく考えたら、今年免許更新の年なんですよぉ。しかも6月。タイミング悪いなぁ。右目だけ相当視力落ちてます。1ヶ月経っちゃいましたので塾近辺の眼科を検索しました。ストレスが原因で病院送りとは、都会人じゃないか、おい。

嬉しくない。・。・。・

今日、わけあって退社後、東急ハンズへ超~久しぶりに出張りました。やべぇ、無駄遣いワールドだろあそこ。ロフトにはちょいちょい最近行くんですが、ハンズはやばいぜ。

渋谷の最大の欠点は、新宿、池袋に比べて、いわゆる「巨大書店」がないことだな。何でだ渋谷。流行とファッションだけか渋谷、と俺は言いたい。何故ジュンク堂やら進出せんのだ。ま、渋谷は雑居ビルが多いというのもあるけどねぇ。巨大書店さえあれば文句なしだなぁ。

1ヶ月に1回旅行に行くようにしようと思う!そいで日々の仕事を頑張ると。
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Real World

2009-04-25 17:18:25 | 雑感
東京は中々な雨っぷりです。ただ風が無いので,傘をさしていればあまり濡れない雨なので,不幸中の幸い。ま,今日もチャリンコ乗って家から最寄のJRまで約15分のサイクリング通勤してますが。

先日,4大渉外事務所で働く友達からメールが来ました。まぁ,渉外事務所が激務だってのは先刻承知の介でしたが,彼女曰く,何回か3時4時になったことがあったそうな。夕方じゃないですよもちろん。しかも事務所内には普通に沢山他の弁護士が働いていたそうな(しかも妙に盛り上がっているらしい)。渉外事務所じゃ,草木も眠る丑三つ時なんて風情は年中無いんでしょうね。幽霊の出る幕無しだにゃ。

本当に凄いとしか言いようがないですねぇ。こういう話を聞くと,「お金稼ぐのは本当に大変なんだよなぁ」「忙しいなんて言ってられないなぁ」と思います。切実に。五臓六腑に染み渡ります。で,軽く自己嫌悪→よし頑張ろうと思う,という単細胞らしい対応になります。まぁ,ロー時代に4大事務所のパートナーの方がどんだけ凄い仕事振りかは分かっていましたが,これが自分のリアル友達だとまた受け止め方が違ってきます。頭で分かっていた事が,感覚レベルでズシン!とくる感じです。甘いこと言ってられないなと。

いや,でもリアルに頑張らないといけないなぁ,と改めて感じることができたので,大変感謝している次第なのです。

今週土曜も渋谷より生中継でした。
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9564

2009-04-24 12:16:35 | 司法試験関連
第4回本試験の受験予定者数が出ました。

第4回
 出願者数 9736人
 予定者数 9564人
 受験者数  ?

第3回
 出願者数 7842人
 予定者数 7710人
 受験者数 6261人(受験率81.2%)
         (前年受験率87.3%)

出願者数と受験予定者数を率で比較すると,昨年・今年で殆ど変わっていません。
絶対数は,昨年より1800人ほど増加しています。
昨年の受験率を単純に掛け合わせると予想される受験者数は7766人ということになります。まぁ,この辺は完全に数字遊びの域を出ませんが,受験生だとやはりやってしまう計算です(笑)。

択一合格者数は最大5000と考えても,上位60~64%程度に入れば(平均点以下でも大丈夫ということ),論文を採点して貰えることになります。初日の択一はリラックして受けてよいと思いますが如何でしょう。1対8になりましたし。やはり勝負は2日目からの論文試験ですね。

発表されたデータを見て,3回目受験の人が1099人いるという点に目が行きました。昨年くらいまでは,3回目の人は,まだまだ少数派という感じがしましたが,もう普通になってきているということですね。ですから3回目の人も妙な気負いとかは要らないと思います。全体の11.5%を占めているわけですから泰然自若で行きましょう。

受験票も届き,気合も入る頃。司法試験受験生は,世間が「ゴールデン・ウィーク」モードに入る頃,逆に臨戦モードにならざるを得ないところが辛いのですが,自分で決めた道ですから今年は我慢です。私はよく「ブラック・ウィーク」と言っていました。

さて,受験票についている,シールですが,あれ1枚余るんですよ確か。試験中は,1枚貼り,1枚貼り,と段々数が少なくなっていくのを見て,「漸く3分の1終わった」「3分の2まできた,あともう少しだ!」なんて思っていました。減り始めると微妙に嬉しい(笑)。

何はともあれ,あとは自分を信じて完投するのみ!
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Don't talk rubbish!

2009-04-23 14:14:27 | 法科大学院関連
ロースクールの定員削減という話がついに表面化してきました。東大が270名程度になるらしい,という話を聞いていたのですが,蓋を開けたら,東大・京大が共に20%削減というサプライズ。文部科学省からたんまり助成金を貰っているだけに,大幅な削減を余儀なくされたのでありましょうか。

で,早稲田は以前も書きましたが,入試制度の変更の告知の仕方から削減を想定しているのではないか,と予想していましたが,やはり考慮中の模様。まぁ,現状の実績から踏まえると,200人でも丁度いい,と言われかねない状況なのでやむを得ないのでしょう。

現段階で,総定員は現在の5765人から約18%減の4700人台となる見通しですが,4000人説が有力なのでまだまだ下方修正を余儀なくされるのでしょうか。しかし,削減を予定していないと大見得を切った6校は大胆ですねぇ。後々,意趣返しされないければいいのですが。官僚は怖いからね。三和銀行なんて10年以上経ってから,金融庁(当時は大蔵省銀行局)に「やられた」ようなもんですからね(と,一般的に金融業界の人には受け止められている)。6校については,中央はそうだろうな,と確信していましたが,正直他の5校は「えっ!」という感じがしないでもないです。なにはともあれ,私学は経営の問題もありますから難しいところですが用心して欲しいです。

ところで,定員削減を正当化する当局のロジックが気に入りません。

要は,合格率が低いのを何とかしたいわけです。で,合格率を上げるには方法は2つしかない。1つは,合格者数を増やすこと。これは法務省の管轄。最高裁も実際には絡んでくる。他の1つは,受験者数を減らすこと。これは文部科学省の管轄の領域。で,この辺は誰にでも分かる話なんですが,何故か妙な「言い訳」が入り込んでいる。すなわち,「定員を減らす→少数の学生に対する丁寧な教育を施す→そういった教育を受けた受験生のレベルは上がる→合格率も上がる→メデタシメデタシ」ということをやたら強調するわけです(まぁ,受験生のレベルが上がっても率上昇に直結するわけではない。合格者のレベルが上がるかもしれないだけ)。
何故か突然,「教育水準を上げる為に,定員を削減するんだ」,という見え透いたロジックが入り込んでくる。でも本音は,「合格率が低迷していて新司法試験の人気が下がっている」事を何とかしたいだけなのは明々白々。突然,「現行のローの教育水準は低い」なんてロジックを紛れ込ませるのは見苦しいにも程がある。教育水準云々を言い出すなら,合格率の高い,一橋,慶應,中央,東大などが削減する必要性は取り敢えずは無いはずである。寧ろ増員しても良いくらいだ。しかしそうはならない。何故か,東大・京大という東西の巨頭が先頭切って20%という大鉈を「振るわされた」のである。おかしな話さ。

合格率を上げたいなら,ロジックは単に「受験資格者数を減らす=定員削減」か「合格者増」で十分である。余計な説明はいらない。しかもこのうち文部科学省ができるのは,定員削減くらいしかないわけで,だから削減圧力をかけているだけの話である。

なのに,批判の矛先をすり替えようと画策し,「ローの教育水準が低い=ロー卒業生は馬鹿=だから2回試験も100人も落ちてる(全体の数が増えているんだから率が同じでも見かけ上は増えるのは当たり前。2回試験の落第者問題が顕在化してきたのは,旧司法試験組の59期からであるのは顕著な事実。不動産の即時取得を検討するという伝説が生まれたのは新司法組時代ではない)」,という変な先入観を醸成するようなことは言わんで欲しいものである。

余分なロジックを噛ませずに,「調子乗って認可しまくってしまい,いきなり制度理念を崩壊させてすいません。認可しまくった責任者は○○です,人事異動ではしっかり飛ばしておきます,出世させません,だから定員減らしてお願い!」とでも言えば可愛いのですけどね。

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put on a final spurt

2009-04-22 13:52:17 | 司法試験関連
模擬試験の結果についてですが,「気にしない」ことが大切です。

とは言うものの,「気にしない」なんて人間ですから無理なのは承知なんですが,心理的に影響を受けすぎないようにはしないといけません。

結果が「良くても悪くても」。

結果が良いと,やはり安心しますが,知らず知らずのうちに,気が緩んだり,もう大丈夫だろうと油断したり,最後のラストスパートが温くなる危険性があります。ある意味,結果が良かった時のほうが,マイナスの影響を最後の勉強期間における取組み姿勢に与えてしまう可能性があるということです。気持ちがピークアウトしないようにすれば良いということです。

悪かった場合は正直,悪さの程度にもよりますが,受け控えるかどうかが最大の問題になってくるのでしょう。これは軽はずみのことは言えませんし,最後は自己責任で決めるべきものだと思います。結局は人には決してわからない,「絶対無理だ」という思いが心の何処かにあるのかないのか,で決まると思います。

新司法試験は,旧試験のように,各科目100通程度の答案集をストックし,直前期に構成等を叩き込む,という勉強法が有効な試験ではありません。もちろん規範や定義など暗記をしなければいけないものもありますが,直前期に暗記主体(≒暗記のみ)の勉強に陥いるのは避けないといけません。現場思考の比重が非常に高い試験ですし,初見性の高い試験でもあります。常に思考する訓練をしておかないと,当日頭の回転のエンジンパワーが落ちてしまっていた,なんて事になりかねませんから,残り3週間,思考と暗記のバランスだけは気をつけるようにして欲しいと思います。

しかし今日は初夏めいて気持ちが良い日ですね。
なんて言いながら,室内で黙々と憲法と行政法の書物を読んでるだけですが(苦笑)。
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straight from your heart

2009-04-21 01:55:34 | 司法試験関連
フラストレーションやストレスが溜まった時に、安価で弊害もないいい解消法があります。

それは、思いのたけを素直に書きなぐることです。ワードにとにかく思うままにひたすら打ち込むわけです。やってみれば分かると思いますが結構な効果があります。

この手法自体は、古くから言われているもので、アメリカの自己啓発系の本にも良く出てきます。かのリンカーンも実践していたものです。よく紹介されるのは、特定の個人に対して非常に強い怒り等を覚えた時にどう感情をコントロールするか、という文脈で、「まず手紙を書け」「そしてその手紙は絶対出だすな」というものです。出しちゃったら意味無いから(笑)。

怒りに限らず、ポジティブなことでも「思考を何らかの形にする」というのは非常に有効だと言えます。頭を整理することができます。人は何か悩みを抱えると他人に相談したくなるものですが、実際には「相談」と言うよりは「話を聞いて欲しい」だけだったりします。思考や感情を口に出すことで、整理されたり、ストレスが解消されたりするわけです。

いつでも、なんでも人に聞いてもらうわけにもいかない時には、書いてみるのが次善の策です。私は昔から日記を書いたり、コラムやこのようなブログを書いたりするのが好きですが、実際には一種のストレス発散だったりします。

先日、ここ1,2か月ほどもやもやしていてスッキリしない事があったので、なんとなく思いつくままに書いてみたんですね。そうしたら、自分でも良く分かっていなかった本当の要望・願望というものがクリアーになって、一気に気持ちが軽くなるという経験をしました。ちょっと驚きました。自分の目指すターゲットがクリアーになったというか、自分をだましていた部分がやはりあったな、という事が明確になったわけです。セカンド・オプションはファースト・オプションの代わりにはならない。憑き物が落ちたようにスッキリしました。

試験前ですから誰でも不安になります。他人から見るとどうでもいいようなこと、情けないような事で思い悩む、不安になるのは不思議なことではないです。自然な感情の発露だといえます。人間は感情の生き物なのです。でも人にはなんとなくこっぱずかしくていえない、と言う時には、思いのたけを自由気ままに書いて見るといいと思いますよ。言葉遣いも気にせず(人に見せないから)、自由に書いてみる。そうすると不安の正体が分かったり、冷静になれたり、スッキリしたりすると思います。
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the accidental nature

2009-04-20 01:04:07 | 雑感
ちょうど1週間前、書店で1冊の本に目が留まった。タイトルは覚えていなかった。新刊コーナーにあり、新書版であったから「どこの書店でもあるだろう」と思い、そこでは買わなかった。実は、その近辺には大きな書店が4軒もある。他の書店もまわるつもりだったのでとりあえず買わずに出たのだ。ところが他の3店では見つけられなかった。タイトルを覚えていなかったのと出版社も覚えていなかったのは痛かった。表紙さえみいれば気がつくと思ったのが間違いだったわけだ。

それから1週間近く経って、なんとなく家で過去に読んだ本を見直してみようと思い、手に取ったのが「聖なる予言」だ。この本はいわゆる「スピリチュアル系」の本なのだが小説である。ペルーで紀元前600年前に書かれた古代文書が発見され、そこには人生の意義に触れた深遠な九つの知恵が書かれている。主人公は偶然とは思えない経験を重ねることで、九つの知恵を体得していく・・・。というストーリーだ。その最初の知恵が、「偶然の一致」。「そういえばそうだったな」なんて読み返しながら思い出した。

そして1週間気になっていた例の本を探しに最初の書店へ行くとありました。集英社新書の「偶然のチカラ」 植島啓司著。

「げ」と思いましたよ(笑)

この「偶然のチカラ」、是非読むことをお勧めします。かなり斬新ですよ。目からウロコ的な感じがします。分量は少ないのですぐ読めます。途中、「ん?確率論の話してるの?」という部分もありますが、その辺は軽く読み飛ばしてもらえればと思います。かなり革新的だなぁと思いました。
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The Celestine Prophecy

2009-04-19 13:02:18 | 雑感
約15年前の世界的大ベストセラー、ジェームス・レッドフィールド著「聖なる予言」を再読しはじめました。たまに昔読んだ本を再読するとまた新たな発見があったり、「あ、こういう本だったか」なんて再認識したり、新刊を読むのとはまた違う楽しみがありますね。

今週も週6日働く週。来週の広島遠征だけを楽しみに頑張ろうかと。先週から生まれて初めて、「耳栓」なるものを購入し仕事をするようにしました。格段に静かになるし集中できるので、ちょい驚いた。如何に普段五月蝿いか再認識。

しかし右目の視力ダウンは何とかしないといけないなぁ。眼科行くしかなさそうだ。

桜、桜と言っていたら、もうツツジの花の季節ですね。八重桜も終盤ですし。
春が静かに加速しています。
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Last Spring...

2009-04-18 20:25:37 | 雑感
昨年の今頃,つまり本試験1ヶ月前なわけですが,よく見る夢がありました。
正確には,2月頃から頻繁に見るようになり始め,3月末くらいからはほぼ連日,と言っても良いくらいになっていました。

その夢とは,「勉強している夢」です。疲れて寝床に着いたはずなのに,脳が活性化したままだったのでしょう。そして,その日,潜在意識レベルのものも含めて刺激を感じた事柄について夢を見やすいので,1日勉強だけで人と会うことも無かったこの時期は,結局見る夢は勉強することになってしまったようです。要件事実をよくやっていましたね,夢の中で(笑)

内容がリアルなので,起きてからも違和感がまるで無く,そのまま「で,どうなるんだっけ」なんて寝言のように独り言を言いながら起きたりすることも珍しくありませんでした。

今となってはなんてこと無い話ですが,当時は「余裕が無さ過ぎるという見方もできなくないか」なんて心配したりもしました。そんなある日,職場で仕事中に丹野先生が声をかけてくれたことがありました。もうすぐ試験だね,ギリギリまで仕事手伝ってくれてありがとう,みたいな話だったと思います。その時,「最近勉強する夢ばかり見て,余裕無い見たいなんですけど」と言うと,先生が,「いや,そんなの当たり前だよ!本気で受かろうと思っていたら当たり前。僕なんかも自分が受験した時に,夢の中でも勉強していたよ。当たり前ですよ」なんて勢いよく笑いながら答えてくださったのを今でも鮮明に覚えています。

結構要所要所で丹野先生コメントに助けられていたことが多いのですが(本試験初日は特に大きかった),これなんかもそうですね。妙に落ち着いたというかなんというか。試験前のこの時期というのは,本当にひょんなこと(意味の良く分からないこと)で不安になったり,元気付いたり,気分は日々是ジェットコースター状態になりがちです。上向きの時はそのままで,下向きになった時は「気のせい気のせい」と振り払うようにしましょう。

私は,試験が近づいてきたなぁ,と実感というか体感するのは,毎週見ているドラマや,雑誌などで「あ,試験前で読める(見られる)のはあと2回」「あと1回」とかいう妙なカウントダウンをし始めたときですね。「これ読んじゃうと続きが読めるのは試験後かぁ」なんていって読むのが遅くなったり(苦笑)。

WOWOW海外ドラマは3月4月で放送されるドラマが切り替わるんですが,3月にシーズン・ファイナルを迎える番組の最終回なんて,「ああ,来シーズンを見るのは10月・・・。彼らに再会するときは発表後だなぁ・・・」なんて勝手に「ずーーーん」となったりしまして(元々登場人物に感情移入しやすいというのもありますが)。

あれは嫌だったなぁ。今年はそれが無いので嬉しいといえば嬉しいですが。


最近我思う。受かってからもあんまり生活変わってないなと。
判例読んで,3月には其本書の改訂版買い込んで,と。むむむ,仕事の性質上当たり前か!
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the commercial law

2009-04-17 16:27:54 | 司法試験関連
商法です。

1事件ですが,この事例を簡略化した事案を設定できれば,第2回本試験型の問題の素材としては面白いかも知れません。地裁と高裁の判断の方向性がほぼ真逆に近いのですが,その理由は「事実の評価」が真逆だからです(用いている規範は同じもの)。解説はそのような視点で読むと面白いです(また読みやすく整理されている)。
ただ,最高裁で高裁の判断がひっくり返るような気もしないではないです。商事法務の太田洋弁護士の論稿は非常に読み易い上に,高裁判断の問題点を鋭く指摘しています。新司法試験のレベルを飛び越えてますが,渉外事務所に興味がある人は,正にこのような「戦い」をしているのだ,ということが実感できる論文です。

2事件は,論文で使える素材です。事実関係を確認して下さい。解説に紹介してある,「ベルシステム24事件」との事実関係の相違は要チェックです。

3事件も論文で使えそうな事案です。いよいよ総会事例で来るか?ただこの事件は事実関係が相当特殊なものがあり,一般化できません。本判例の射程を考える上で本件特殊性は無視できないので要注意です。解説重要。

4事件は結論だけでOK.

5事件も結論だけでOK。択一でしょう。

6事件は,無視しても良いかも。

7事件は,サブ論点として出る可能性も。帳簿閲覧請求権との違いを少し意識しておきましょう。解説に書いてあります。

8事件は,結論だけで。択一でしょう。

9事件も同様です。

10・11・12事件は,証券取引法(金商法)の事件なので新司法試験とは関係ないと見てよいのではないでしょうか。渉外事務所では日常的な事案でしょうが。


以上を持ちまして,「平成20年度重要判例解説勝手にランク付けシリーズ全7科目編」投了です!

まぁ,純粋に私個人の感想である,ということを考慮の上,各人の責任でご利用下さい(笑)

いやぁ,勉強になりました。

☆写真は渡月橋です。
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NBA

2009-04-17 00:56:03 | 雑感
NBAのレギュラーシーズンが終わりました。いよいよプレーオフです(NBAはここからが長いのですが)。

相変わらずの戦力不均衡。全般的に見て西高東低は変わらずですが、チーム毎の差が出すぎており正直同じリーグにいるレベルではない感じがします。

NBAはレギュラーシーズン82試合で順位が決まりますが、全30球団のうち、最高勝率を上げた、キング・レブロン・ジェームズ率いる、クリーブランド・キャバリアーズが66勝を上げ最高勝率8割5厘という脅威的な数字を残しました。以下65勝のレイカーズが7割9分3厘、昨季王者ボストン・セルティックス、オーランド・マジックが勝率7割を越えました。

他方で勝率2割台(!!!)のチームが6チーム、勝率3割台のチームが3チームもあります。約3分の1のチームが勝率4割を切っているというのは異常事態でしょう。しかもこの傾向はここ数年続いています。ウエスト首位のレイカーズと最下位サクラメント・キングスはなんと48ゲーム差もあります。82試合で48ゲーム差と言うのは尋常ではないでしょう。首位との差が30ゲーム差以上つけられたチームは、イースト7チーム、ウエスト7チームもあります。ちなみに、プレーオフに進めるのはイースト・ウエスト共15チーム中上位8チームですから、プレーオフ進出とはいうものの、イースト第1シードのキャバリアーズと、第8シードのデトロイト・ピストンズとは27ゲーム差もついています。デトロイトは勝率4割7分6厘でプレーオフ進出と言うことになります。

西高東低と言いましたが、ウエスト第8シードのユタ・ジャズは勝率5割8分5厘で一応格好はついています(ウエスト第1シードのレイカーズとは17ゲーム差)。ウエストは上位8、9チームと下位チームの差が問題化しており、イーストはカンファレンス全体の地盤沈下が著しいのが問題化しています。ここまで極端な差がつくと、30球団というチーム数に問題があると言えそうです。NFLほど厳格なものではないですが、MLBにはない「サラリー・キャップ制」を採用していてこの戦力格差ですから根深い問題と言えそうです。2000年までは、MLBの戦力不均衡が問題化していましたが、ここ8年間で劇的に状況が変わってきています(我がヤンキース王朝の終焉と共にMLBは戦国時代に突入したのは紛れもない事実)。

順当に行けば、ウエストはレイカーズ、イーストはキャバリアーズという顔合わせになりそうですが、大波乱が起こるのもプレーオフの醍醐味。さて、今年はシンデレラ・チームが現れるかどうか。いよいよ6月のNBA Finalsに向けて死闘が始まります。

☆写真は私が泊った「らんざん」の門です。
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