サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

訃報

2015年10月25日 21時49分09秒 | 若年認知症のつどい
若年性認知症家族会「アルトひまわり会」のリーダー Mさんの奥さんが亡くなられた。昨日が通夜で、今日11時より葬儀が営まれたそうだ。丁度その時間は10月の「アルトひまわり会」の開始時刻だ。Mさん夫妻が今日は出席できないこと、そしてその理由がアルトのK部長から伝えられました。
Mさん夫婦と、Gさん夫婦、そして私たち夫婦、よく似た状況だった。3組とも奥さんが、若年性認知症になったことゆえに当然、男性介護者であること。そして介護者自身が仕事を持っていること。働きながらの介護は、若年性認知症の介護で一番悩みの多いところです。
Mさんの奥さんの症状は、いつも私達より一歩先を行っていました。徘徊、失禁、誤嚥、胃ろう・・・。その都度、Mさんは献身的に奥さんの介護をしてこられた。私たちの手本でした。ハンディータイプのウォシュレットもMさんから教えてもらい、徘徊のGPS(セコムかなんかの)も。まさか、こんなに早く旅立たれるとは夢にも思っていなかった。

Mさんの奥さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます

Mさん、これからも「アルトひまわり会」のリーダーとして、みんなをまとめてください。そして、これから認知症の介護の荒波に入っていく人たちを、一緒に支えていきましょう。


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