サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

やっと今年3回目の面会

2022年05月29日 18時02分28秒 | 今日のサキさん
 今日の朝10時から、サキさんの面会に行ってきました。

 前回の面会からひと月。こらえられなくなり施設に電話して、半ば強引に面会の機会を設けてもらいました。


歯ブラシと、Tシャツを施設の方にお渡ししました。施設の方が一枚出して、サキさんのお腹にのせてくださいました。サキさん、サイズがよくわからんかったんで、Lサイズにしといたでね。(施設に入った当時はLLか3Lだったような気がします)

 今日もお姉さんと一緒に面会。


 今日のサキさんは、薄目ではありますがずっと目を開けていてくれました。視線も左右に動かして私たちの動きに合わせてくれていました。右手も、口元も、今日は本当によく動いていました。

 サキさん、暑くなってきたでね、水分いっぱいとって頑張っていってね。

 あ~、早く以前のような自由に世話のできる状況に戻らないかな。スタッフさんの負担を減らす意味でも、入居者の家族に手伝ってもらうことは、施設にとってもいい事だと思うんだけどな。

 もう、コロナを受け入れる世の中になっても、いいんじゃないのかな?インフルエンザと同じような感覚に早くならないかな?まだまだ、先の話しかな? それまで耐えられるかな?

 面会の後、あすなろ絆会に行ってきました。久しぶりの方もみえ、いっぱいいっぱいお話しすることが出来ました。やっぱり、直接会っておしゃべりすることは大切なことですね。昨日も若年性認知症の交流会「笑っとこくみ」があり、2日続けてたくさんしゃべる事が出来ました。

 お話し好きのサキさん。もし、私とサキさんの立場が逆だったら、サキさん、いっぱいしゃべれたのにね。サキさん、今もしゃべりたいよね。きっと、もどかしいだろうな、イライラするんだろうな。
 しゃべれない、もどかしいサキさんだからこそ、余計にギュッとハグしてあげたいな。肩をもんだり足をマッサージしたり、手を握ったり。

 あ~~、早く、一日も早く、元の日常に戻る事が出来ますように。

一年半も経つのに

2022年05月23日 16時54分19秒 | 私の日記
 もう辞めて一年半にもなろうとしている以前の勤め先の後輩?(年齢は後輩、会社では先輩、いや仲間かな)から飲みに誘ってもらいました。

 久しぶりの楽しい時間でした。すると他の仲間も呼んでくれ、それはそれは本当に楽しい時間でした。少し飲みすぎて最後の方は何をしゃべったのかよく覚えていません。(迷惑をかけていなければ良いのですが)

 こんな私をまだ慕ってくれて、気にかけ、誘ってくれたこと。とってもありがとう。急だったのに集まってくれたみんなありがとう。大好きなメンバーに囲まれて、それはそれは幸せな時間でした。
 みんなの優しさに、「ありがとう」。

 そして日曜日。なぜか両肘の皮がめくれている。痛い。ひりひりする。何があったんだろう? そして、頭も当然のようにガンガンする。そんな頭の痛みをかかえつつ、お姉さんとお昼をご一緒する。

 土曜日の飲み会、日曜日の食事。改めて思う「お話しする(話の通じる)相手がいることは幸せなこと」だと。

 そして、今日はまた一人で散歩。今日は南の方向へ。


柳ケ瀬の建築中のビル。前の会社の名前の看板がみえる。


岐阜駅そばのシティータワー43に上る。
(最近、やたら高い所に行きたがる。やはり○○と煙は高い所に行きたがるのだろうか。




 そして、なんと帰りも歩いてしまった。家を9時半に出て、帰宅したのは1時少し前。ちょっと頑張りすぎてしまった。ご褒美に「コーラ」を飲んでしまったのは言うまでもない。

 そして先程、サキさんの施設に電話。面会の状況を聞いてみるが、まだ結論は出ていないようだ。施設で話し合いを持ち、木曜日に連絡をもらえることになりました。どうか、面会が再開できますように。

 サキさん、今度行くときは、カワイイTシャツ持っていくでね。