サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

反応は薄くなったけど、無いわけじゃないから

2018年08月21日 21時34分37秒 | 若年認知症のつどい
日曜日に行われた「あすなろ絆会」

この日も沢山の仲間が集まりました。

奥さんを介護、ご主人を介護、お母さんの介護。様々です。
そして、ご本人さんも。自らの意志で参加され、将来に備えようとされている方もみえます。

この日の会で、8年目に突入しました。
最初は低かった介護度も、年数と共に上昇し、看取りを終えられた方もみえます。

サキさんと同じ時期に参加していた皆さんも、多くの方はサキさんと同じように施設にお世話になっています。

最初は、泣いたり、笑ったり、怒ったり、会話も出来て、しっかり反応のあった方たちも、時間と共に次第に反応が薄くなってきているようです。

反応が薄くなってくる(ように感じる)と、男性介護者は、なかなか間が持ちません
「面会に行っても、反応がないでな~~」
「何もしゃべれーへんで、長い時間よーおらんわ」

そんな会話が、飛び交っています。でも、反応は薄くなりましたが、全くないわけではありません。反応が薄くなった分、時折見せる反応がとっても嬉しいです。

よ~~く観察してみると、様々な変化もあります。

「今度、行ったときに、ちゃんとかまってあげてよ、ちゃんと反応してくれるで」
「つねったり、足の裏をコチョコチョしたり、してみてね」
「きっと、同じ格好ばっかで方も凝ってるやろうで、マッサージしてあげてね」

いろんな形でもっと触れ合って、しっかり反応を観察していきましょう。
新しい「気付き」があるかもしれませんね。


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