サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

再び面会中止

2022年11月15日 16時49分44秒 | 今日のサキさん
 昨日の日中、床屋さんで髪を切ってもらっている最中にスマホが振動しました。当然出られるわけもなく、床屋さんを出て、さっそく着信履歴を確認しました。

 着信はサキさんの施設からでした。

 土曜日の面会の時、サキさんの顔が腫れていたような印象を受けたので、ひょっとしてサキさんに何かあったのかな?と、恐る恐る施設に電話をしました。

「すみません、施設に感染者が2名出たので、これからの面会予定をすべてキャンセルさせて頂こうと思います。」

 何と、まただ。
 また面会中止だ。
 介護家族側に何かあった訳ではなく、施設のスタッフさんが感染、その結果として面会を中止する。言葉は非常に悪いのですけど「とばっちり」を受けたみたいな、何ともやりきれない思いになりました。

 岐阜県はこの前、知事も感染しました。自分も感染しながら「感染拡大の徹底阻止を」とか言われても、何か引っかかる。旅行支援に税金を使いながら「感染拡大の阻止を」とか、外国からの旅行者を大幅に増やす一方で「感染拡大の阻止を」とか、キムタクが信長祭りに来てすごく盛り上がったけど、あれは密以外の何物でもないではないか。何か無性にやりきれない。

 結局のところ、お金になるもの(経済効果の期待されるもの)には経済優先でコロナの規制を緩和し、お金にならないもの(医療とか福祉とか保育とか)には徹底的な規制を行う。そういうこと何でしょうか?

 とにかく、またしばらくサキさんの面会が出来なくなりました。一日も早く「面会再開」の連絡が入ることを願っています。


 長良公園からの金華山・岐阜城です。


顔が腫れてる?

2022年11月13日 17時34分50秒 | 今日のサキさん
 昨日の土曜日、サキさんの面会に行ってきました。

 2週間ぶりですが、会えるのはたったの15分。あまりに短いと感じるのは私だけでしょうか?


 昨日のサキさんです。
 右目をずっと開けてくれていました。そして、しきりにブツブツ何か言いたげにうなっています。何か私に言いたい事でもあるんでしょうか?私とお姉さんの問いかけに必死に答えてくれていたんでしょうか?


 2週間ぶりのサキさん、おでこの赤いブツブツは消えていましたが、顔が何か腫れているように感じました。何かふっくらしている、というかやっぱり腫れてでかくなっている感じです。
 食欲の秋でいっぱい食べて少しふっくらしただけならいいのですが、気になります。

 帰り際、人の良さそうな若い男性スタッフさんに、腫れぼったく感じた顔のことを伝えておきました。スタッフさん自身は、特に感じることはなかったそうですが、気にしてみておきますという事でした。

 何にもしてあげられんくて、ゴメンねサキさん。
 温かくして、一杯ご飯食べて(歯ごたえ無くて寂しいだろうけど)、元気にすごしてくださいね。

 スタッフの皆さん、よろしくお願い致します。

 2週間後は、家族の会の旅行があるので、面会はその後の月曜日になります。若年性認知症の交流会「あんきの会」さんが中心になり家族の会が主催する京都旅行。
 何の役にも立ちませんが、ご本人さんたちと一緒に楽しんで来ようと思います。私に出来ることは楽しい雰囲気を作る事、自分がまず楽しむことだと思います。いっぱい楽しんで来ようと思います。

 
 サキさんの面会の後、土岐市で開かれた「あんきの会」に初めて参加してきました。とても明るい雰囲気の会で、途中からはご本人さんたちと介護者それぞれに分かれ、とても活発に話が交わされていました。
 すごく明るく楽しい雰囲気でした。もし可能ならまた参加させて頂こうと思います。よろしくお願いします。