サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

赤ちゃんの泣き声に反応しまくるサキさん

2024年03月16日 23時32分03秒 | 今日のサキさん
 久しぶりの投稿になります。

 今日3月16日の土曜日、3週間ぶりとなるサキさんの面会にお義姉さんと行ってきました。


 今日のサキさんの顔は、丸みがかってふっくらとしていました。きっと食事も時間はかかりながらもしっかりと食べられているのでしょう。お腹もぽっこり膨らんでいるようでした。スタッフの皆さん、いつも他の方よりも時間をかけての食事介助ありがとうございます。

 今日もサキさんには、孫の緋奈乃ちゃんの写真をみせたり、スマホの動画を見せたりしました。

動画では、緋奈乃ちゃんの泣き声(私に全然なつかないので)ばかりをサキさんに見て(聞いて)もらいました。孫の鳴き声と認識しているのか、それとも息子か娘の鳴き声と思ったか分かりませんが、少なくとも赤ん坊の泣き声である事はしっかりと認識しているようでした。
 緋奈乃ちゃんの泣き声に切なそうな表情をうかべ、小刻みに手を動かし(普段はほとんど動かない手ですが)赤ん坊をあやそうとしているのか、抱きかかえようとしているように見えました。足までバタバタさせて。

 赤ん坊の泣き声に反応しまくるサキさん、早くもう一度本当に緋奈乃ちゃんを抱っこさせてあげたいです。


サキさん、おばあさんやよ

2023年10月07日 14時10分18秒 | 今日のサキさん
 先週の木曜日の9月28日、無事に娘が出産しました。

 3740g、身長53cmのビッグサイズな女の子です。

 大きくてなかなか降りてこなかったみたいなので、帝王切開での出産となりました。

 さっそく土曜日に面会に行って、いっぱい写真を撮ってきました。「泣き声も反応するよ」とアドバイスをもらっていたので動画も撮ってきました。

 そして今日、サキさんとの面会です。
 面会の時に撮った写真や、娘から送ってもらった写真を印刷しサキさんに見てもらいました。



 今日のサキさんは、目を開けっぱなしでした。
「サキさん、香里が赤ちゃん産んだよ。サキさん、おばあちゃんになっちゃったよ」という声掛けにもしっかり反応。A4サイズに打ち出した写真を食い入るように見ていました。
 そして赤ちゃん(緋奈乃ちゃん)の元気な泣き声の動画を再生し、耳元で緋奈乃ちゃんの名ぎ声が聞こえると、普段はあまり動かない両手がピクンピクンと反応していました。

 サキさん、早くサキさんのお腹の上に緋奈乃ちゃんをのせてあげるでね。もうちょっと待っとってね。クリアファイルに入れた写真を置いてきたで、スタッフさんに見せてもらってね。

 とにかく、今日はとっても反応のいいサキさんでした。
 自分の初孫だよってわかってくれたかな。

サキさん、もうすぐ「おばあさん」やよ

2023年09月23日 17時00分25秒 | 今日のサキさん
 6月以来の久しぶりの投稿になります。

 本日、3週間ぶりにサキさんの面会に行ってきました。いつものように義姉さんと一緒です。


 目を開けていたサキさんでしたが、私の顔を認識するなり一瞬ギュッと目を閉じてしまいました。しかし今日のサキさんは目を閉じっぱなしではなく、目をキョロキョロと動かしお義姉さんと私をしっかりと見てくれました。

 ときおりピクピクっと手が震えるサキさん。私たちの声かけに反応しているような、けいれんのような。


 今日一番反応したのは
「もうすぐ、おばあちゃんになるんやよ」と耳元でささやいた時。ギュッと握ったこぶしをピクリとさせ、少しうなり声のような言葉を発したサキさん。どんな想いなのでしょう?


一カ月前の娘のお腹です。予定日は9月25日。しかし、全然下りてこないのと頭が大きいみたいで難産が予想されるので帝王切開で出産するそうです。来週の木曜日、28日に手術をするそうです。もしその前に陣痛が来ればそのまま出産するそうです。

 どちらにしても、母子ともに無事で産まれてきてほしいです。

 サキさん、次の面会の時には赤ちゃんの写真を持っていけると思うでね。楽しみにしといてね。


 少しの間、何か書くこと、文章に残すことに自信が持てず、また書いたものには(私には)表情やニュアンスがこめられないので、自分の気持ちをうまく表現できずにいました。また書き出すと自分の想いとは違う方向にいったり、想いの一面しか書けないので、書くことをためらっていました。

 しかし、もう66歳。残りの人生はそんなには長くありません。
 これからは、他人にどう受け取られようが気にせずに、思ったこと感じたことを素直に言葉に残していこうと思います。

ヨーグルトの食事介助

2023年06月20日 17時00分44秒 | 今日のサキさん
 「食べられなくなったらどうするのか家族で話し合っておいてください」という事だったので、食事の様子を見せて頂くために、お義姉さんと娘と三人でサキさんの面会に行ってきました。
 朝10時からなので、実際の食事ではなくヨーグルトを持ってきていただき、私たち三人で食事介助をさせてもらいました。


 まずは娘の大きなおなかに触ってもらいました。


 そして一応プロである娘から先に介助して食べてもらいました。

 目を閉じたままなので、なかなか口を開けてくれませんが、ヨーグルトを認識するとおもむろに口を開けてくれます。飲み込むときの時間のかかり方は3年前とさほど変わらない印象ですが、やはり口の中に長い時間ヨーグルトが残っているみたいでした。

 そのあと私、そして最後にお義姉さんにも介助してもらいました。


 3年ぶりの介助なので、しかもたった1回の介助なので何とも言えませんが、やはり食べるのに少し他の方よりは時間がかかる感じです。口の中にいつまでもヨーグルトが残っている感じだったので、飲み込む力は確実に弱まっているのかもしれません。
 実際のスタッフさんによる食事介助では、他の利用者さんの食事より30分早く食事を開始してもらっているようです。そして終了の時間が同じになるように調整してもらっているとのことでした。そんな配慮で時間はかかるけれど完食出来ているという話でした。ありがとうございます。

 そして「食べられなくなったらどうされますか?」に対する結論は、『何もしません』とお伝えしました。実際にはその時にならないとよくわからないとは思いますが、少なくとも『胃瘻はしない』との結論をお伝えしました。「その時がきたら、もう一度対応の仕方を相談させてください。サキさんを自宅に引き取るかもしれませんし」と伝え、今日時点での結論としてお話しさせてもらいました。

 治る見込みのある病気ではないし、サキさんの意識がはっきりし自分の意思を伝えることが出来るようになるわけでもなく、ただただ生きながらえるだけの処置なら・・きっとサキさんも「余計なことはしんでいいから」というと思います。
 今は、一日でも長く今の状態を維持してほしいと願うだけですが、それすらサキさんの意思とは離れているのかもしれません。もしサキさんがしゃべれるようになるのなら、何でもしてあげたいと思うのですが。


 最後に、サキさんとのツーショットを撮ってもらいました。

 本当は二人までなのに三人での面会を許可してくださった施設の皆さん、ありがとうございました。
 時間を掻けて食事介助をして下さっているスタッフの皆さん、ありがとうございます。引き続きよろしくお願い致します。
 本日、ヨーグルトの介助またサキさんに触れることを許可くださいまして、ありがとうございました。

 スタッフの皆さん、これからもお世話になります。よろしくお願い致します。

食べられなくなったら

2023年06月06日 18時32分18秒 | 今日のサキさん
 昨日の帰宅後スマホをのぞいてみたら、サキさんの施設からの着信履歴が。すぐに折り返しの電話をした。少しドキドキしながら。施設から連絡があると、いつも不安な気持ちが先にたつ。

 「最近、食事を飲み込むのに時間が掛かるようになってきた。むせることも増えてきた。この先、食べられなくなった時の対処の仕方を考えておいてほしい」というものだった。
 昨日の月曜日に、施設と連携してみえる病院の先生(精神科)による定期診察があったみたいだ。その時の先生の診察と、スタッフさんによる最近の様子を聞かれたうえで、先生が家族にそう伝えるように、という事だったらしい。


 食べられなくなったらどうしますか?、といきなり言われても。

 コロナ以降、サキさんの食事の様子は全く分からない。食事介助も出来ないし、職員さんからの報告もほとんどない。聞いても「時間は少しかかりますが完食ですよ」という返事が返ってくるだけだ。よく「むせる」ようになったなんて一言も聞いていない。電話で言われただけでは、サキさんの呑み込みの状況も全く分からない、というか想像が出来ない。

 そこで、次回の面会の時に施設さんにおやつ(プリンなど)を用意してもらって、実際にサキさんが食べるところを見させてもらうことになった。(私が介助するか、職員さんに食べさせてもらうかは決まっていないが)

 判断というか、今後どのようにするかはその様子を見てから判断することになると思うが、たぶん胃瘻とかを考えなくてはいけないのかな?ただ、それにしてもすぐに実行ではなく、サキさんの様子をよく観察しながら、何とか口から食べ続けることが出来るような努力を施設にはしてほしいと思います。胃瘻にしたからそれでおしまいではなく、何とか最後まで食べることが、味わうことが出来るようにしてほしいと思います。

 サキさん、あなたはどうしてほしいのかな?

アクリル板が消えた

2023年06月04日 20時49分42秒 | 今日のサキさん
 昨日の土曜日、2週間ぶりのサキさんの面会にお義姉さんと行ってきました。


 コロナになり、1階での面会となってから3年余り、初めて“アクリル板”が外されていました。やっぱり邪魔なアクリル板は無い方がスッキリして、サキさんと直に向き合っている感じが強くします。

 ただ、施設側からの説明はなかった(訪問の美容室と重なって忙しそうだった)ので、直接触れていいものかどうかは分からずじまいでした。とは言いながら、せっかくのチャンスなのでしっかりタッチしてきました。スタッフさんの目をかいくぐりながら肩をもんだりおでこに触ったり、近づいて話し掛けたり。途中まではちゃんと目を開けしっかり反応してくれました。


 おでこのあたりにブツブツがありましたが、お義姉さんがおでこに直接触って「何かぬってあるね」と確認してくれました。これもアクリル板が消えたおかげですね。

 後は、スタッフさんの目を気にすることなく自由に面会が出来るようになるのを待っています。帰り際にスタッフさんも「本当は上に上がってゆっくりしてもらえるといいんですけどね」と言ってくださいました。一日も早く、サキさんの部屋でアイスクリームを食べさせてあげたいです。

2週間ぶりの面会で思う事

2023年05月20日 16時02分10秒 | 今日のサキさん
 前回の面会から2週間。今日もお義姉さんと一緒にサキさんの面会に行ってきました。


 今日のサキさんは、髪の毛を切ってもらったみたいで髪はサッパリしましたが、何となく浮かない表情に見えます。何かブツブツ言っていましたが、目は開けることなく次第にブツブツも無くなり左手にタオルを抱いたままじっとしていました。

 相変わらずアクリル板越しでサキさんに触れることも出来ず、ただ一方的にサキさんに話しかけるだけなので、次第に内容はサキさんへの問いかけから、お義姉さんとのおしゃべりに切り替わってしまいます。ときどき思い出したようにサキさんへの声掛けを行ないますが、それについての反応は全くありません。

 やはり、サキさんのようにしゃべれない人との面会では、直接のふれあいが心を通い合わせる唯一の手立てです。本当はギュッと抱きしめて心を通わせたいのですが、なかなかそんなことは出来ません。

 アクリル板越し、2週間に1回程度、1回15分程度、同時に2名まで、もちろんマスク・手洗い・消毒は必須です。5類に移行したとはいえ、岐阜県では福祉施設、医療機関での面会の状況は以前と全く変わっていません。行政は、各施設の判断に任せるのみで強く働きかけることはしません。「5類移行後も(高齢者は)引き続き慎重な感染対策を」と言われたら、多くの高齢者施設では慎重な(今まで通りの)対応を取らざるを得ないでしょう。

 サキさんに触れたい
 サキさんの部屋でゆっくり過ごしたい。
 アイスやシュークリームを食べさせてあげたい。
 サキさんを抱きしめたい。


 まだまだ、先の話しだね、いつになるのかな?


 サキさん、2週間後、待っとってね。

視線を左右に

2023年05月06日 18時09分51秒 | 今日のサキさん
 今日は約1カ月ぶりのサキさんの面会日です。
 施設の家族会や認知症の人と家族の会岐阜県支部の総会などと重なり、のびのびで今日になりました。

 久しぶりのサキさんは、目をはっきりと開け視線を左右に動かしていました。周りの状況を探っているかのようです。腕も今までにないくらいに動きました。そして、何やらブツブツ言っています。

 キョロキョロと視線を左右にやるサキさん

 施設の外には美容室の車が待機していました。サキさんもこの後カットしてもらえるそうです。少し髪の伸びたサキさん。もともと少し天然パーマの感じだったサキさんの髪の毛でしたが、今はクルクルのイメージはなくストレートっぽくなっています。年齢と共に髪質も変わってくるのでしょうか?
 気になる白髪ですが、移動美容車では毛染めは出来ないと言う事なので、しばらくこのままです。もし自由に面会できるようになれば塗るだけのやつでもいいので、少し黒くしてあげたいなと思っています。自由にサキさんの部屋に出入りできる日はいつ来るのかな?ひょっとするとこのままず~っとサキさんの部屋には入れないのかな、自由にサキさんの部屋に入り浸る事はできないのかな。何となく、そんな気がするな。残念だけど、、、。


 サキさん、ちょっとお腹が出てきたかな。「サキさん、ちょっと太った?」って聞いてから、サキさんの眉間が険しくなった。サキさん、ちゃんと聞いて理解してる?のかな。

 明日で大型連休も終わるけど、デイには祝日は関係無し。3日、4日、5日も仕事でした。きっと、もし休みだったとしても家で一人ボ~~っとしてただけだったろうから、仕事をさせてもらっただけありがたいと思うようにします。それにしても、いろいろなことがあった三日間でした。細かなことは書けませんが、貴重な経験をさせてもらいました。この経験を活かして、来週からも頑張ります。

 デイで和紙で作ったこいのぼり。うろこの代わりに利用者さんの手形を付けてもらいました。

 サキさん、お父さんも頑張っとるでね。(ちょっと腰痛いけど)

久しぶりの面会(今年初めて)

2023年02月11日 15時57分05秒 | 今日のサキさん
 サキさんの施設も今週(2月6日)からやっと面会が再開となりました。すぐにでも会いに行きたかったのですが、お義姉さんの都合も考慮して、今日(2月11日)久しぶりの面会に行ってきました。


 スタッフさんのお話しでは、さっきまで目を開けていたとのことでしたが私たちの前では開けてくれません。黒いクッションをギュッと抱きしめながら、私とお義姉さんの話しに耳をかたむけてくれていました。


 サキさんにいろいろと報告もしてきました。
 サキさんの大好きな息子が彼女と一緒に暮らし始めたこと。
 息子の彼女のご両親と顔合わせをしてきたこと。

 そして、娘からこんな写真が送られてきたこと。


 サキさん、ついにおばあさんになっちゃうね。

 暦の上ではもう春。そして息子にも娘夫婦にも新しい光が降りそそぎ始めたみたい。
 サキさんにもまた会えるようになった(2週間に1回だけど)し。

 後は、コロナが収まってサキさんの部屋でのんびりと制限時間を気にすることなく、ゆったりとした時間を過ごしたいな。もう少しの辛抱だね。

 本格的な春になり、自由にサキさんに会える日が早く来ますように。
 そして、私も立派なおじいさんになれるように、もう少しがんばらないかんね。

気持ちいい一日

2022年12月10日 18時08分30秒 | 今日のサキさん
 サキさんの施設は、現在面会中止となっています。

 しかし昨日、サキさんに会うことが出来ました。障害手帳の証明写真の撮影という名目で面会できました。証明写真無しでも手帳の更新は可能と言う事だったのですが、ダメもとで施設にサキさんの写真撮影のための面会を申し込みました。
 マスクをした写真しかなかったので写真を受け付けてもらえなかったことを施設に伝えたら、あっさりと面会を許可してくれました。本当にあっさりと。ありがとうございました。


うっすらと笑みをみせるサキさん。マスクを外すためにサキさんに近づいても、今日はおとがめなし。いつものようなパネル越しでないので、直にサキさんに触りまくってきました。足をさすったり、肩をもんだり。もちろん写真も忘れずに。ついでにサキさんとのツーショットも。



 面会を許してくれた施設の皆さん、本当にありがとうございました。

 またマスク着用の写真は、証明写真として認められませんので、マスク着用の写真しかなく、証明写真が必要で面会が出来なくて困っている皆さん、ぜひ写真撮影を理由に面会をせがんでみましょう。案外すんなりと許可されるかもしれませんよ。

 昼からは、足取りも軽く百々が峰へ。いつもみたいに息切れすることも少なく順調に頂上展望台へ。


 さらに、いつもは行かない西峰へ。


 いつも以上に気持ちの良い一日になりました。

 そして今日は、市役所でサポーター養成講座。介護家族二人で、家族の想い、地域の人に知って欲しい家族の気持ちを伝えてきました。参加者が少なく、少し寂しい講座となりましたが、参加していただいた皆さんには思いはある程度伝わったのではないでしょうか。

 担当の皆さん、お疲れ様でした。また何か力になれることがあればまたお声かけ下さい。がんばります。
 

再び面会中止

2022年11月15日 16時49分44秒 | 今日のサキさん
 昨日の日中、床屋さんで髪を切ってもらっている最中にスマホが振動しました。当然出られるわけもなく、床屋さんを出て、さっそく着信履歴を確認しました。

 着信はサキさんの施設からでした。

 土曜日の面会の時、サキさんの顔が腫れていたような印象を受けたので、ひょっとしてサキさんに何かあったのかな?と、恐る恐る施設に電話をしました。

「すみません、施設に感染者が2名出たので、これからの面会予定をすべてキャンセルさせて頂こうと思います。」

 何と、まただ。
 また面会中止だ。
 介護家族側に何かあった訳ではなく、施設のスタッフさんが感染、その結果として面会を中止する。言葉は非常に悪いのですけど「とばっちり」を受けたみたいな、何ともやりきれない思いになりました。

 岐阜県はこの前、知事も感染しました。自分も感染しながら「感染拡大の徹底阻止を」とか言われても、何か引っかかる。旅行支援に税金を使いながら「感染拡大の阻止を」とか、外国からの旅行者を大幅に増やす一方で「感染拡大の阻止を」とか、キムタクが信長祭りに来てすごく盛り上がったけど、あれは密以外の何物でもないではないか。何か無性にやりきれない。

 結局のところ、お金になるもの(経済効果の期待されるもの)には経済優先でコロナの規制を緩和し、お金にならないもの(医療とか福祉とか保育とか)には徹底的な規制を行う。そういうこと何でしょうか?

 とにかく、またしばらくサキさんの面会が出来なくなりました。一日も早く「面会再開」の連絡が入ることを願っています。


 長良公園からの金華山・岐阜城です。


顔が腫れてる?

2022年11月13日 17時34分50秒 | 今日のサキさん
 昨日の土曜日、サキさんの面会に行ってきました。

 2週間ぶりですが、会えるのはたったの15分。あまりに短いと感じるのは私だけでしょうか?


 昨日のサキさんです。
 右目をずっと開けてくれていました。そして、しきりにブツブツ何か言いたげにうなっています。何か私に言いたい事でもあるんでしょうか?私とお姉さんの問いかけに必死に答えてくれていたんでしょうか?


 2週間ぶりのサキさん、おでこの赤いブツブツは消えていましたが、顔が何か腫れているように感じました。何かふっくらしている、というかやっぱり腫れてでかくなっている感じです。
 食欲の秋でいっぱい食べて少しふっくらしただけならいいのですが、気になります。

 帰り際、人の良さそうな若い男性スタッフさんに、腫れぼったく感じた顔のことを伝えておきました。スタッフさん自身は、特に感じることはなかったそうですが、気にしてみておきますという事でした。

 何にもしてあげられんくて、ゴメンねサキさん。
 温かくして、一杯ご飯食べて(歯ごたえ無くて寂しいだろうけど)、元気にすごしてくださいね。

 スタッフの皆さん、よろしくお願い致します。

 2週間後は、家族の会の旅行があるので、面会はその後の月曜日になります。若年性認知症の交流会「あんきの会」さんが中心になり家族の会が主催する京都旅行。
 何の役にも立ちませんが、ご本人さんたちと一緒に楽しんで来ようと思います。私に出来ることは楽しい雰囲気を作る事、自分がまず楽しむことだと思います。いっぱい楽しんで来ようと思います。

 
 サキさんの面会の後、土岐市で開かれた「あんきの会」に初めて参加してきました。とても明るい雰囲気の会で、途中からはご本人さんたちと介護者それぞれに分かれ、とても活発に話が交わされていました。
 すごく明るく楽しい雰囲気でした。もし可能ならまた参加させて頂こうと思います。よろしくお願いします。

おでこに赤いブツブツが

2022年10月29日 18時41分53秒 | 今日のサキさん
 今日はサキさんの面会日です。2週間程度の間隔は開けてくださいという施設側の要請により、前回から2週間ぶりの面会です。にしても、2週間に1回の根拠は何なんだろう?1日に4組しか面会できないし、あ~~もっと自由に面会が出来るように何とかならないものかな。国が何かしらの指針を出してくれないかな。ま~無理かな。旅行支援には国費を使っても介護家族の気持ちに寄り添う雰囲気はないもんな。あ~~あ。


 今日のサキさんです。相変わらず眠そうに目を閉じています。
「サキさ~~ん、元気にしとった?ごはん、ちゃんと食べとる?」
 もちろん質問に答えは帰ってきません。反応もありません。前回は息子の名を連呼したら少し反応が返ってきましたが、今日はそれもダメです。お姉さんも、サキさんの気になっている甥の写真を見せて名前を聞かせていましたが、それにもあまり反応を示しません。
「サキさん、今日もかわいいね。きれいやね。」
これもダメでした。サキさんは昔から「カワイイ」とか「きれいだね」って私が言うと「バカにしとるやろ」と言ってまともに聞いてくれません。何かサキさんの反応を誘う魔法の言葉を見つけなくては。


 サキさん、今日もまたおでこに赤いブツブツが見えました。スタッフさんに伝えると、「さらさらしているから問題ないですよ」という答え。でもスタッフさんのいなくなった隙をついておでこを触ってみたら、やっぱりサラッとはしてなく、ボツボツとしています。帰り際、別のスタッフさんにおでこの赤みを伝えておきました。しかし、最初のスタッフさんに対する不信感が少しだけ芽生えてしまいました。何で「サラッとしてますから大丈夫ですよ」って言ったのかな?「問題ないですよ」のアピールだったのかな?だとしたら、ちょっとね。

 昼からは、長良公園の研修センターで若年性認知症の本人・家族交流会の「笑っとこぐみ」。全部で7組の若年のご夫婦と、包括さんや家族の会のメンバーで、和気あいあいとした楽しい時間を過ごしました。


 雲一つない快晴のもと、公園で木の実や松ぼっくりを拾ったり、体を動かして楽しく過ごしました。日向は汗ばむほどでしたが日陰は風が強く肌寒い、そんな同じ時間帯なのに寒暖差の大きな一日でした。それでも笑顔のあふれる楽しいひと時になりました。
 皆さん、今日は本当にお疲れ様でした。


 研修センターの壁に貼ってありました。来週の信長祭りに映画の宣伝も兼ねてキムタクが岐阜にやってくるみたいです。来週、柳ケ瀬付近は大変な騒ぎになりそうです。

面会中止に

2022年08月01日 16時00分04秒 | 今日のサキさん
 午後3時少し前、サキさんの施設から電話がありました。

 「施設の職員に、コロナの陽性者が出ましたので、6日に予約されていました面会を中止にさせていただきます。再開については、また連絡させていただきます。」とのこと。

 いろいろ聞きたい事・言いたい事もあったのですが、今回は何も聞かず「わかりました」と電話を切りました。

 最近の感染の広がりから、ひょっとすると、とは思っていたので、「やっぱり」という感覚でした。

 わかってはいても、施設の側の立場も分かるけれども、面会だけは何とかならないのかな?という気持ちは捨てきれません。職員さんの感染で、人手も余計に不足するだろうし、やっぱり、、、どうしようもないんだろうな。

 たぶん、もうコロナが落ち着くことはない(収まってもまたすぐに変異株がやってくる)と思うので、欧米のように with コロナ でやっていくしかないような気がします。インフルエンザのような対応に早くするべきじゃないのかな、などと素人なりに考えます。うまく付き合いながら、各自の責任で対処していくしかないですよね。

 とりあえず、高齢者(あ、私もだ)の、「不要不急の外出」は控え、自分自身の身を守る努力をしてきましょう。

 と言いながら、今朝も金華山に登りました。(ちょっとの散歩のつもりが勢いで)


暑さと階段で、今日も大変でした。

やっぱり、一人より二人。仲間と一緒がいいですね。

 蝶々(ひょっとして蛾?)も一緒

2週間ぶり、内緒のツンツン

2022年07月23日 18時05分34秒 | 今日のサキさん
 前回の面会から2週間、コロナで面会中止にならないか不安でしたが、無事サキさんに会うことが出来ました。施設の皆さん、ありがとうございました。出来ればこれ以上の制限は設けず、最低限、今の状態を何とか維持して頂けますようによろしくお願い致します。


 目を閉じたまま、ピクリとも動かないサキさん。途中で目を覚ますこともなく、あっという間に15分が過ぎてしまいました。


 「手を握ったり、体に触れたりしないでください」の案内がありますが、スタッフさんの目を盗んで

ツンツン
 それでも全くピクリともしないサキさんでした。

 その後スタッフさん(看護師さん?)がやってきて、サキさんにアレルギーが出たとの説明を受けました。食品によるアレルギーとかは全くなかったサキさんですが、帯状疱疹にかかった経験や、乾燥肌、敏感肌である事は伝えておきました。しっかりした検査はしてないので、アレルギーの原因までは特定できなかったそうです。腫れは数日でおさまり今は何ともないとのこと。
 スタッフさん、状況の報告、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。


ちなみにスタッフさんとは、ほとんどお姉さんが話していました。(話し出すと止まらん。大きな声では言えんけど)

 その後、お姉さんと昼食をとってから、快晴の長良公園へ。

 若年性認知症の本人・家族の交流会「笑っとこぐみ」に参加してきました。来週もあるので今日の参加者は少なかったのですが、その分、思ってことをいっぱい話すことが出来ました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。そして、一緒に楽しみましょう。