昨日のサキさんです

昨日のサキさんです。



昨日もお姉さんに介助は、まかせっきりでした。

私は、まだ入所されたばかり（水曜日にはみえませんでした）で、落ち着かれず、すぐに立ち上がってしまう方の所にいって、落ち着かれるようにお話をしてみました。

初めての場所で、知らない方ばかりで、不安で仕方なく、しきりに誰か知り合いの方の名を口にされては、探してみえました。そしてお金の心配。頼んでもいないのに出てくる食事。「お金、持ってないよ」と、不安を口にされます。

「おうちの方が、みんな済ましているから大丈夫ですよ。ここはお金の心配しなくてもいいんですよ。」そう話しましたが、不安は解消したでしょうか？


サキさんの食事は、順調に進んでいます。昨日はいつもよりたくさん食べてくれました。ほぼ完食でした。鰆が美味しかったのか、お姉さんの介助が上手なのか、怖いのか？、ちゃんと食べてくれました。

でも、水分が少し足りてないようです。お茶も、スープも、あんまり飲んでくれません。便秘は治まったのでしょうか、昨日は便秘のお薬はありませんでした。すっきりしたのかな。

便秘の薬、20滴

今日も仕事を無理やり5時で切り上げ、サキさんの食事介助に行ってきました。

会社のみんなには、サキさんの事を伝えてあり、水曜と土曜は、サキさんの食事介助で5時に帰ることもみんな知っている。それでも忙しい時は、気が引けますが、みんな何も言わずに、送り出してくれます。

感謝です。

今日は、お姉さんは仕事で来られず、私一人での食事介助です。

ず～～っと目を閉じたままのサキさん。
目じりは、目やに（？）で、くっついてます。

やさしく目じりを広げ、温かいおしぼりでふき取りました。



ふいても、やっぱり目は閉じたままのサキさん。

今日は、かに玉、ナスの煮物、キュウリの梅肉和え（梅肉和え、よく出るな）と、デザートのパイナップル。

かに玉、ナスはたくさん食べてくれました。梅肉和えは、やっぱり刺激が強かったみたいです。途中で動きが止まり、2回ほど、うめき声をあげたサキさんでした。

途中の薬では、下剤がプラスされていました。スタッフさんが2回に分けて、計20滴、飲ませてくれました。サキさん、便秘になっちゃったのかな。便秘って苦しいよね、つらいよね。早く出るといいね。

最後の歯磨きでは、口の中にパイナップルの繊維がぎっしり。呑み込めずに口の中に大量に残っていました。せっかくの食物繊維なのにね。お通じにもよさそうなのにね。

サキさん、今度は土曜日に行きます。
それまでにお腹、良くなるといいね。

ゴメンね

昨日は、第4土曜日。
本来なら仕事は休みなのですが、ほとんどの社員が出勤。ほぼ通常通りの、いや、切羽詰まっているので、いつも以上に慌ただしい勤務でした。

5時で抜けて、サキさんのところへ。
お姉さんも一緒に行ってくださいました。

いつものように、拒否をしたり、素直に口を開けてくれたりと、一進一退の食事風景です。

昨日も食事介助をお姉さんに任せ、私はサキさんにちょっかいをかけます。


嫌がるサキさんを無視しての、強引なツーショットです。

この日のサキさんは、いつもよりたくさん食べてくれました。お姉さんの介助が上手なのでしょう。
サキさんの、あまり得意ではない豚肉でしたが、思った以上に食べてくれました。

たくさん食べてくれて、ありがとうね、サキさん、

仕事が忙しかったり、日曜日もいろいろな用事が入って、なかなかゆっくりサキさんのところに行けません。今日の日曜日も、若年のつどいがあり、来週も、家族の会の岐阜地区交流会があります。

なかなかじっくり会いに行けないけど、ゴメンね。

7月の最初の日曜日は、予定がないから、ゆっくり行けるかな。

ゴメンね、ゴメンね。

仕事で行けませんでした

今日は水曜日。
本来ならサキさんの食事介助の日なのですが・・・、とても5時で変えれそうな雰囲気ではありません。

みんな残業しながら、ギリギリの状態で、一日、一日を乗り越えている状態。
一人だけ、毎週のこととは言いながらも、「5時になったので帰ります」とは言えません。そんな、切羽詰まった状態が続いています。

昼休みに、サキさんの特養さんに電話をして、今日行けないことを伝えました。

水曜日、いつも一緒に介助に行ってくれているお姉さんにも、メールで伝えました。

たった、週に2回の食事介助なのに・・・、仕事は待ってくれないので。

ゴメンね、サキさん。

土曜日は、行けるでね。待っとってね。

何か、気分も思い。
コーラを飲んで、パッと寝よう。

やっぱり、コーラはやめられないかも・・・。

粉ふきサキさん

昨日のサキさんです。

いつものように目を閉じたまま、食事が続きました。

食事の介助をしながらも、サキさんの肩をマッサージしたり、腕やひざをさすったり。その時、サキさんの腕やふくらはぎのあたりの皮がめくれて、粉を拭いているみたいでした。


もともと乾燥肌のサキさん。週に2回の入浴だけでは肌の潤いを保てないのだろうか。今度、ゆっくりオイル？を塗ってマッサージしてあげようと思いました。。

そして、今日は、故郷の西尾へ。
実家の墓じまいです。

お寺さんにお経をあげてもらってから、墓の解体、お骨の取り出し、整地をして、まっさらになったお墓の跡地。


実家も無くなり、お墓もなくなりました。もう故郷に帰ることも、ほとんどなくなりそうです。それでも愛知県西尾市が私の故郷であることに変わりありません。

その後、西尾市歴史公園へ。


雨が心配でしたが、晴れてよかったです。

その後、お骨を、岡崎市のお寺の共同墓地のような永代供養塔へ納骨。

これからは、西尾ではなく岡崎への墓参りとなります。
でも、やっぱり西尾市が私の故郷です。

痛くても訴えられないサキさんだから

今日も、お姉さんと一緒にサキさんの食事介助に行ってきました。

お姉さんは、最近、腰が痛くてしょうがないみたいです。それでも職場（保母さんです）で、子供たちを見ると一生懸命子供達と関わってしまい、その時は頑張れるけど、後で痛みがくるそうです。また、同じ姿勢をずっとしている時もダメみたいで、寝ている時でさえ、痛みで目が覚めてしまうそうです。

「あの子も痛いやろうけど、言えへんもんね」
サキさんの事を気遣ってくれました。

サキさんも腰痛もちで、よくコルセットやサポーターをまいていました。そして肩こりや、乾燥肌での背中のかゆみもよく訴えていました。今は、痛くても痒くても辛くても、訴えることは出来ません。ときおり出す大声（うめき声）は、必死の訴えなのかも知れません。

さて、今日のサキさんです。

お姉さんの介助で、食事が進みますが、やっぱり目は開けてくれません。無理やり目を開こうとすると、目やにがいっぱいで、引っ付いてしまっています。おしぼりできれいにしましたが、目は閉じたままです。

お姉さんの介助がうまいのか、今日はいつもよりたくさん食べてくれました。最近、ほんのちょっとだけ食べる量が増えてきた気がします。

私は、ヒマに任せて、サキさんの肩や首筋をひたすらマッサージ。ちょっと強くもみすぎたのか、赤い跡がついてしまいました。


マッサージや背中をさすったりしか出来ませんが、これからもサキさんに触れながら、ちょっとでもコリをほぐしてあげようと思います。

これも刺激になるかな。
余計な刺激かな？

胃カメラ

昨日、胃カメラを飲みました。

いや、鼻から内視鏡を入れたので、飲んではいないか。

鼻の奥を抜ける時の痛み、違和感が結構ありました。もっと楽なものかと思っていましたが・・。

数年前、口から入れた時は、麻酔を使ったので寝ている間に終了。麻酔で寝ていたので違和感も不快感もあまり感じることなくすみました。検査後しばらくベッドで休んでいないといけないのが難点でしたが。

胃をきれいにするという液体を飲み、次に鼻を通りやすくする液体を鼻に入れる。「口に落ちてきたものは飲み込んでください」と言われ、飲み込む。ちょっと気持ち悪い。

右と左、それぞれに管を通し、通りやすさを確認。結局、左の穴から通すことに。

結果は、ＯＫ。少し、荒れてはいるものの、気になるものは無かったそうだ。

しかし、「ピロリ菌」がいるそうで、リスクを避けるために「ピロリ菌」を除くための薬を1週間飲むことになりました。大したことなく、良かったです。

でも、最近の体調の悪さの原因は分からないままです。
精神的なものが原因なのでしょうか？

鼻の奥に、まだ若干の違和感の残ったまま、サキさんの特養さんへ。


車椅子に座ってホールで食事を待つサキさんは、おとなしく、じ～～っとしています。左手も左足も、もうあまり動きません。

覗き込むと、目は開いています。
でも私を確認すると、おもむろに目を閉じ、顔の筋肉をいっぱい使って、とてもいやそ～な表情を作ります。
きっと、これが今のサキさんの思いっきりの歓迎の表情なんだと思います。

この日は、豚肉いっぱいの「ジャガイモのにんにく炒め」。最近の私の介助の時には、あんまり食べてくれないサキさんですが、いつもの倍以上食べてくれました。

甘～く炊いた「金時豆」もおいしそうに、1回も拒むことなく、スムーズに口を開き、おいしそうに食べてくれました。（表情は曇ったままですが）

食事中、じっと固まったままのサキさんの身体。前は邪魔に感じるくらい動いていた左足も、頭をよく掻いていた左手も、ほとんど動きません。左手は、まだ忘れたころに動くことがありますが、足の方は・・・。

でも、足をマッサージすると顔をゆがめて反応します。
一日のほとんどをベッドの上で寝て過ごすサキさん。
筋肉はどんどん落ちていきます。

サキさんのところに行った時に、足や腕をできるだけ動かして、刺激を与え続けていこうと思います。


やっぱり、難しそうな顔のサキさんです。

力を貸して

なかなかブログを更新できない。

会社全体の空気が重い。

有ってはならないミスが続いている。

何とか会社の力になりたいと思っても、力になれてない自分がいる。
かえって足を引っ張る原因を作っている気さえする。

原因がはっきりしていないミスが二つあった。
そのどちらにも私が絡んでいる。

でも、原因がつかめない。だいぶ前に処理した内容なので、はっきりと覚えていない。
私がやったような気もするし、私の書き方ではない気もするし・・・。

気が重い。

でも、責任者の子は、もっと気が重いはずだ。
一人の力では何ともできない。だからみんなの力を集めないといけないのだけど。

一つ、踏み外すと、なかなか元には戻れない。
悪い方へ、悪い方へと、連鎖していく。


気が重い。

そんな時だけ、サキさんに呼び掛ける。
「サキさん、がんばれるかな？」


水曜日のサキさんです。
お姉さんの介助で、私単独の介助の時の倍の量は食べていたサキさん。

いっぱい食べて、たまにでいいから、笑顔を見せて。

力になるから。

力を貸して。

都合の悪い時だけ、いつも頼ってゴメンね。

漢字も書けるよ

今日もサキさんのところに行ってきました。

今日、お姉さんは家族の会の総会に出席するため、京都に行っているので、私一人での介助です。

今日も、頑なに拒否したり、タイミングよく口に入っても、噛まずに口の中に残ったりと、あまり食は進みませんでした。それでもデザートのキウイは、完食。ちょっとスッパイ刺激が良かったのかも。


今日は、食事の前に、外国（インドネシアかな）からの語学留学性の子が、介助してみえました。とても流ちょうな日本語で、愛嬌たっぷりにお年寄りの皆さんに声をかけます。

利用者さんの後ろから抱き着いて「私、孫だよ、孫」
「何、マンゴー？」
「違う、孫だよ。あ、そうだ、孫、漢字で書けるよ」
そう言って、手帳を出して、漢字を書き始めました。

最初は、左右反対でしたが、ちょっとアドバイスすると、ちゃんと漢字で孫と書いてくれました。

それを見て、みんな「すご～～い」と、歓喜の声です。

「子供も書けるよ」と言って書いてくれましたが、人偏が抜け「子共」になってしまいました。「惜しい、ちょっと足りない」と私が思わず”人偏のイ”のポーズでヒントを出します。

何のことやらさっぱりだったスタッフさんですが、ハッと気づいて正しい「子供」を書いてくれました。

「働く」も、書けるよ。

これは、なんと一発で、見事に書き切りました。
「人偏はね、人のことなの。人が動くことが働くことなの。動かない人は働いてない人」と、思わず、この外国のスタッフさんに言ってしまいました。意味、分かったかな。

でも、本当に人懐っこく、温かく、そして流ちょうな日本語で、ていねいに、優しく声をかけ、まさに働いてくれていたスタッフさん。

本当にありがとうね。