昨日、今日と、午前中ドライブしてきました。
本当は電車に乗って、いろんなところに行きたいのですが、そんな訳にも行かずドライブとなりました。
昨日は谷汲山、今日は根尾谷断層。
谷汲は何度か行ったことがあります。サキさんとも行きました。病気になってからも何度かお参りに行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/c4/daff98ba554463e83a8e5276165f1aa1.jpg)
でも、本堂までのこの長い石段がサキさんにはきつく(一番太っていた頃に行ってしまったので)、文句言いまくりでした。その時は本堂まで行けず、途中で引き返しました。
そして今日の根尾谷断層。ここは初めてです。明治時代にあった濃尾地震の震源地で、その地震で出来た断層を、展示館で間近に見ることが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/05/ec92e2601d727b0fb96e7b734bd0f0f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/da/3b9cf841c7825945d2f4b985f75419a1.jpg)
中央の土手のように見えるところ。地震の際に出来た段差だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/70/f18f847c0936002dc290255bbb8e451d.jpg)
すぐそばを樽見鉄道の可愛らしい列車が通っていきました。
そして今日のお昼過ぎ、おなかをすかして家に戻り、玄関のカギを開けようとしていた時、よろよろと歩きながら私の方にやってくるお婆さんが、私に声をかけてきました。
「ここは、どのあたりなんだろうか? 私はまだ引っ越してきたばかりなので、よくわからんくなって」
お婆さんは、そう言いながら首にかけたカードを私に見せてくれました。
そのカードには、名前と住所と、自宅の電話番号、連絡先として娘さんの電話番号、お孫さんの電話番号、そして岐阜北署の電話番号が書かれてありました。
「病院に行っとって、娘が薬もらっとる間にじっとしとけばよかったんだけど、歩いちゃってね。娘は、まだ私がボケとらんと思っとるで、待っとってって言わんかったんや」
すぐに事情はのみこめました。お婆さん、場所を教えてもらったら歩いて帰ると言われましたが、もうやっとの思いでここまでたどり着いた感じだったので、家まで送っていくことにしました。
首からぶら下げてあるカードの住所をナビに入力し、車で自宅まで送りました。
自宅の真ん前まで送ったのですが、そこで別れてしまいました。家に入られるのを確認せず、そこを離れてしまいました。連絡先が書いてあったのだから娘さんに電話しなきゃいけなかったと、今になって反省しています。
「娘は私がまだボケてないと思っとる」と言われてましたが、十分にお婆さんのことを分かっているから、首から連絡カードを掛けてあげていたんでしょう。そのおかげで家まで案内することが出来ました。嫌がる方もみえるかも知れませんが、本当に必要ですね。お婆さん自身も、すぐに私にそのカードを見せてくれたので、こちらも十分理解されたうえで身に付けられていたんだな、と思いました。
でも、やっぱり最後、見届けなければいかんかった。
本当は電車に乗って、いろんなところに行きたいのですが、そんな訳にも行かずドライブとなりました。
昨日は谷汲山、今日は根尾谷断層。
谷汲は何度か行ったことがあります。サキさんとも行きました。病気になってからも何度かお参りに行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/c4/daff98ba554463e83a8e5276165f1aa1.jpg)
でも、本堂までのこの長い石段がサキさんにはきつく(一番太っていた頃に行ってしまったので)、文句言いまくりでした。その時は本堂まで行けず、途中で引き返しました。
そして今日の根尾谷断層。ここは初めてです。明治時代にあった濃尾地震の震源地で、その地震で出来た断層を、展示館で間近に見ることが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/05/ec92e2601d727b0fb96e7b734bd0f0f0.jpg)
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中央の土手のように見えるところ。地震の際に出来た段差だそうです。
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すぐそばを樽見鉄道の可愛らしい列車が通っていきました。
そして今日のお昼過ぎ、おなかをすかして家に戻り、玄関のカギを開けようとしていた時、よろよろと歩きながら私の方にやってくるお婆さんが、私に声をかけてきました。
「ここは、どのあたりなんだろうか? 私はまだ引っ越してきたばかりなので、よくわからんくなって」
お婆さんは、そう言いながら首にかけたカードを私に見せてくれました。
そのカードには、名前と住所と、自宅の電話番号、連絡先として娘さんの電話番号、お孫さんの電話番号、そして岐阜北署の電話番号が書かれてありました。
「病院に行っとって、娘が薬もらっとる間にじっとしとけばよかったんだけど、歩いちゃってね。娘は、まだ私がボケとらんと思っとるで、待っとってって言わんかったんや」
すぐに事情はのみこめました。お婆さん、場所を教えてもらったら歩いて帰ると言われましたが、もうやっとの思いでここまでたどり着いた感じだったので、家まで送っていくことにしました。
首からぶら下げてあるカードの住所をナビに入力し、車で自宅まで送りました。
自宅の真ん前まで送ったのですが、そこで別れてしまいました。家に入られるのを確認せず、そこを離れてしまいました。連絡先が書いてあったのだから娘さんに電話しなきゃいけなかったと、今になって反省しています。
「娘は私がまだボケてないと思っとる」と言われてましたが、十分にお婆さんのことを分かっているから、首から連絡カードを掛けてあげていたんでしょう。そのおかげで家まで案内することが出来ました。嫌がる方もみえるかも知れませんが、本当に必要ですね。お婆さん自身も、すぐに私にそのカードを見せてくれたので、こちらも十分理解されたうえで身に付けられていたんだな、と思いました。
でも、やっぱり最後、見届けなければいかんかった。