サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

おしっこの話し

2017年07月25日 20時13分06秒 | 私の日記
この前、60才になりました。そのせいなのか、どうなのか、最近おしっこのきれが悪いです。

切れというのか、終わったと思っても、まだポタポタとたれ続けています。なかなか止まりません。

年のせいなのでしょうか?それとも何か別の?
痛みとか、そんなものは全くないので泌尿器科に行くまでもないと思いますが。

以前、テレビでサキさんも大好きな「イモトさん」が言っていました。

ニューヨークのタイムズスクエアで、年越しのロケがあったそうです。場所を確保するために、相当前からタイムズスクエアに行き、場所を離れられないそうです。トイレにも行けないので「オムツ」をして、ロケに臨んだそうですが、結局、オムツの中には出来なかったそうです。

いくら「してもいいよ」と言われても、公衆の面前では無理だったのでしょう。

サキさんもオムツをしています。
初めてオムツをしたとき、どんな気持ちだったでしょう?

3年前の初めての入院時に、初めて「オムツ」をはかされました。

病院は、オムツのほうが管理しやすかったのでしょう。尿取りパッドは使っていましたが、普通のパンツをはいていました。

初めてオムツの中で、おしっこをしたとき、どんな気分だったのでしょうか。多分、したくてした「おしっこ」ではないと思います。我慢できずに漏れてしまった「おしっこ」でしょう。

変な気持ちだったでしょうね。嫌な気持ちだったでしょうね。

私達も、一度、オムツを履いてみる、そしてオムツの中でおしっこを出してみる必要はありそうです。
認知症の疑似体験は出来ませんが、オムツはやろうと思えばできるかな。

でも、自分一人ではうまくはけないだろうし、誰かに履かせてもらうのも・・・、ちょっとね。

でも、サキさんは、ず~~っとそんな思いをさせられ続けているんですよね。