サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

お疲れさまでした

2017年07月09日 17時43分09秒 | 今日のサキさん
今日も朝、お姉さんと一緒にサキさんの面会に行ってきました。

「必ず行くから」と、施設の方にお願いして、今日のサキさんの昼食は普通食にしてもらいました。
せっかく普通食にしてもらったのですが、いつもの通り、差し入れをたっぷりと食べてしまいました。

抹茶のフロート(半分は溶けてしまいましたが)
お姉さん持参のチーズ味のお菓子

とっても眠そうなサキさんでしたが、その分穏やかでした。

眠そうに目を閉じても、スプーンを口に近づけると、口を開けてアイスを食べてくれます。匂いか、薄目で観察か、それとも野生の勘か、どうなんでしょう。

そして、昼食。
今日はお寿司です。
太巻き、サラダ巻き、お稲荷さん、そして鶏の照り焼きです。

昨日、ダメもとで普通食に変えてもらうよう頼んでみました。あっさりとOKになりました。結局、家族の介助で食べさせるのであれば大丈夫ということです。普通食でぜんぜん問題ないことは施設の方も分かっているのです。ただスタッフの質・量が足りないだけの様です。

実際、この日の昼食時も、サキさんのユニットにスタッフさんは一人。その方は現場の責任者で大ベテランなのですがなにせ一人では物理的に無理です。

全介助の人への食事介助、している最中に、向こうで車いすから立ち上がる人、一人でトイレに行ってうまく座れず困っている人、お茶をこぼしてびちゃびちゃになり、自分で何とかしようとしている人。次から次へと問題が襲ってきます。
「すぐ戻ってくるで、そのまま待っとってよ」
そのままじっと待っていられる人たちではありません。そんなことはスタッフさんも分かっています。でも、そう言ってその場を離れ、問題を解決しなければなりません。

おひとりで頑張ったスタッフさん、本当にお疲れさまでした。


お姉さんも、連日の介助ありがとうございました。