サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

トイレの話し

2017年07月30日 18時47分03秒 | 介護日記
うちのトイレには時計が置いてある。
いつも朝、トイレで新聞を読んでいると知らぬ間に時間がたってしまい、遅刻しそうになってしまうので、時計を確認しながらのトイレが日課になっている。

昼、トイレで用を足した時、時間を確認すると
2:22 22 だった。2時22分22秒、思わず得した気分になってしまった。

それはどうでもいいとして、うちのトイレの前には、蛍光テープで矢印がしてある。


トイレのドアにも

最初は、上の奴だけだったのですが、目に入ってないような感じだったので、下にもう一つ付けてみました。

矢印を廊下に貼った時は、サキさんが頻繁にトイレに行っていた頃。ひどい時は、それこそ数分おきにトイレを訴えるサキさん。一人ではなかなかトイレの場所が分かりにくくなっていたサキさん。
トイレ自体は、まだ一人でかろうじて出来ていた頃だったので、テープを張ってみたのですが・・・、既に手遅れだったようです。

テープの効果もなく、玄関のあたりをうろうろするサキさん。矢印の効果はサキさんにはありませんでしたが、もう少し前の時期のサキさんなら、効果あった気はします。

私のやることは、すべて遅きに失した感があります

前もって、余裕をもって、準備しておけば・・・。
ただ、一つの努力の跡として、記録しておきます。