サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

サキさん宛のはがき

2016年09月27日 21時40分56秒 | 介護日記
家に帰ると、まず郵便受けを確認する。

今日は、認知症の人と家族の会の機関紙「ぽ~れぽ~れ岐阜県支部の機関紙「れんげ」も付いています)」と、サキさん宛のDMが入っていました。

岐阜県支部の機関紙担当の皆さん、本当にありがとうございます。毎月毎月の記事の編集から、発送作業まで、頭が下がります。会員さん相互をつなぐ大切な機関紙です。毎月、楽しみに待っています。これからは何か自分でも手伝えることがあればお手伝いさせていただこうと思っています。平日の作業はちょっと無理ですが、自宅でパソコンを使ってできる作業なら何とかなりそうです。(などど、勝手に、簡単に考えています)

もう一つポストに入っていたものは、サキさん宛のはがき。以前利用したお店からの案内状でした。もうサキさんがそのお店を使うことはありません。だから、サキさんの同意なしで処分します。

住所や名前が書いてあるので、いつも郵便物はシュレッダーで処分しています。自分あての物や子供宛の郵便物は何の抵抗もなくシュレッダーに入れられるのですが・・・、サキさん宛の郵便物は、いつも少し躊躇します。ただ、名前を書いたハガキが裁断されるだけなのですが。気が重いです。複雑な気持ちになります。

シュレッダー処理するのに、さらに気が引けるのは、印刷に失敗した写真。これは本当にためらいます。自分の写真なら、何も考えずに処分できるのですが。サキさんの写真は、もちろんまだ1枚も処分していません。色あせた写真も大切に保管しています。
でもプリンターで気軽に打ち出した写真が失敗することがあります。私の父と母の写真を処分したことがあります。心で手を合わせて謝りながら、処分させてもらいました。

皆さん、どう処分しているんでしょうね