分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

自殺者と低コレステロール

2021年03月06日 | 身体・健康

「コレステロールって高くてだめ、
低いのもダメなの?」

「はい、だめです🙅!!!」



これ、今日の話題です

 


先日、姉が胃腸科で血液検査をしたようで、
結果を見せてくれました

 

総コレステロールが
160もありませんでした

 

低さに驚愕っ

 

コレステロールが低い

これ、案外
”良いこと”だと思っている人
多いと思います

 

 

先生にも、
「少しコレステロールが低いですね」
とだけ言われたようです🏥

 

姉のこのコレステロール数値は、
わたしが見ると、


自殺する人の数値…

或いは、
暴力行動をする危険人物


分子栄養学を学んでいる身の
わたしからすると、

このコレステロール値で
(よくそんなに元気ふつうだねぇ…)

と思わず疑う…。

我が姉でありながら
メンタルも行動もヤバそうな
危険人物な人の数値です(笑)

 

 

コレステロールと聞くと、
悪いものにされがちですが、
身体が不要なものをつくるわけがありません

 

コレステロールの働きはかなり重要です

 

・細胞膜の構成
・ビタミンD
・胆汁
・性ホルモン
・コルチゾール(高ストレスホルモン)
・コエンザイムQ10

 

コレステロールが低い
ということは、

これらが上手く作れず、
性欲が低下したり、疲れやすかったり、
乾燥に悩まされたり、

油ものが食べられなくなったり、、、

諸々と不調が出てくることが
予測できます

 

姉の低コレステロールは、

自殺者の数値…(笑)

と言いましたが、


コレステロール低値と、
自殺者の関係性を示す、
いくつものデータが発表されているそうです

自殺者のコレステロールは、
160以下であることが多いそうな

 


暴力行動、自殺、、、
そんな問題児では
コレステロールが低いとか

 

自殺や鬱、

メンタルとコレステロールの関係性は、
ひとつは脳が脂肪、
神経伝達に関わるミエリンが
コレステロールを材料にしていること

 

他に見、
コレステロールとセロトニンには
一定の関連性があるとか言われていること

 

などでしょうか。。

 

どちらにしても

コレステロールが低いということは

決して良い事とは言えなそうです…

 

 

脳のコレステロールと
肝臓で作られるコレステロール、


実は肝臓で作られた分が
脳に届いているわけではありません

 

脳は脳で、自前でコレステロールを作っていますが、
肝臓でコレステロールが充分に作れていない人が、
脳でコレステロールを充分に作れていると
考えずらいです

 

つまり、
脳のコレステロール値を測定出来ずとも、
肝臓でのコレステロールの数値、
つまりは血中のコレステロール値が、

ある程度脳のコレステロール数値の指標になります

 

わたしの姉は血中コレステロールが低いわけですが、
脳のコレステロールも低いと予想出来ます

 

そういう意味で、
血中コレステロールは脳、メンタル状態を
見る良い指標にもなりますね

 

肝臓でのコレステロール合成は、

糖を材料に(肝臓では脂質・タンパク質も基質になる)
*アセチルCoAが出来て、
そこから最終的にコレステロールが肝臓で合成される流れです

*コレステロールの合成には、
三大栄養素である脂質・糖質・タンパク質が
分解される過程で作られる
アセチルコエンザイムA(アセチルCoA)が必要

 

 

欠食が多く、あまり食べていない!!

=コレステロールが低値

 

低たんぱく過ぎる!!
=コレステロールはタンパク質に結合して
体内で運ばれるため、
低たんぱく過ぎてもコレステロールが低値

 



血中コレステロールが低い人、

脳でもコレステロールが上手く
合成出来ていないかもしれませんよ

 

うつっぽい

無性にイライラしたりする、

切れやすい、、

 

そんな人は、

自身の血中コレステロールの値
少し気にかけてみると良いかもしれません

 

高くても問題ですが、

160台や、それ以下の場合、、、
食事の食べ方に問題がある可能性が高いです

 

甘いモノが大好き、
お腹空いたら甘いものをつまむ、、

空腹時間が長く欠食が多い

などなど。。

 

コレステロールが低くなる要因を
探ってみてください

 

 

コメント
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