分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

空腹ブームとちょっと怖い話。

2021年03月02日 | 身体・健康

メンタリストDAIGOも推す
空服…

 




30万部越え
大ベストセラーで
現在話題になっている

「空腹」こそ最強のクスリ

 

 

1日2食
16時間の空腹を作ることで、

 

オートファジーという
身体のタンパク質壊して
リサイクルする仕組みが活性化する

 

古いものが壊れて
新しく生まれ変わるから
最強のアンチエイジングで
健康に良い!!!!

 

との事。。

でもこれちょっと待った


本には誰にでも
簡単に出来ておススメ


的なことが書いてあるですが…、


この本を書いている先生は、
糖尿病・高脂血症・生活習慣病
の患者さんを普段診ておられる先生です

 

どちらかと言うと、
メタボ・肥満体系の方が多い印象ですが
どうなんでしょう…

 

実はわたし自身、
かつては断食・ファスティングを
する日を夢見ていた時期もあります

 

本の中では、
空腹、つまり飢餓状態が
最強のクスリになる
と言っているのですが、

 

 

現在のわたしはと言うと、
飢餓状態を極力避ける
食習慣を意識しています。

 

過去記事ではファスティングを
目標、憧れとして書いてましたが、

今のわたしはファスティング

全く興味がなく、
わたしの身体には到底合っていない
と、思っています

 

そうして現在は、
この本に書かれていることと
まるで真逆のことを
やっているわたしです

 

飢餓状態が、
多くの人の健康にとって良い

というのは、
ちょっと怖いかな…
というのが

わたしがこの本を読んだ感想です🤔

 

確かに肥満、メタボの人が
暴飲暴食して、

身体に蓄えてしまった脂肪やらを
どうにかこうにかリセットする
ためには、
良い方法かもしれませんが🤔👏

 

細身で低血糖持ちの
特に女性…

 

筋肉もなく、
飢餓に耐えられる身体ではない
という方も多いと思うのです🤔

 

身体の仕組み的には飢餓状態になると
交感神経を優位にして
血糖値を上げるホルモンを出して対抗します

 

ホルモン頼りです

 

身体的には非常にストレス…

 

しかし、
ホルモンのお陰で、
体感はとても良いです

 

だから空腹最強だ!!!

 

と思うかもしれませんが、

もしその空腹を
交感神経を優位にして
ホルモン頼りで動かしているのだとしたら…

 

長い年月をかけて
自律神経のバランスが崩れてしまい
兼ねません

 

身体へのストレスが長期化すると

・副腎疲労
・甲状腺機能低下

にもなり兼ねません

 

 

暴飲暴食で臓器が休まらない
人類は食べ過ぎだ

ということであれば、
ただ単純に暴飲暴食を辞め、

 

糖質過剰を辞め、
バランス良く適切な量を食べ、

 

長い空腹時間を作らずとも
胃に負担をかけないように

ボーンブロスなどでエネルギー源を
補給する

 

という形が、

まず合っている人もいるはず

 

極端に何時間もの空腹時間を摂る方法が
自分に合っているか?

または空腹に弱く、
少しづつエネルギー補給をして
あげた方が合っているか?

 

ファスティングをしよう
と思った場合は、
これを気を付けてやると、
身体を壊さずにすむかも


ちなみに、ファスティングで
体調が元気
という方は、

長期でやる場合は、

交感神経のバランスを血液検査データ
でモニタリングするのがおススメです

 

体感が絶好調!!!

の代償に、
もしかしたら、
自律神経のバランスが、

かなり交感神経優位の状態として
検査データに現れているかもしれません

 

白血球分画で、
好中球が60~70を超えてきたら
要注意です

 

 

 

 

コメント
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