扇子と手拭い

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松之丞の人気爆発!若い女性の「追っかけ」がすごい!

2019-04-29 23:25:19 | 落語
 松之丞が大名跡、神田伯山を襲名!44年ぶり復活! 

 噺家はみんな松之丞と共演したがる。若手でイケメン、その上、話が旨いと来たら言うことなし。鬼に金棒だ。20代から40代の女性の「追っかけ」がすごい。

 落語会はどこも満員御礼。ところが松之丞の高座が終わった途端、客席がガラガラになる。お目当ては松之丞ただ一人と言うわけだ。

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スポーツ報知がこんな記事を書いた。

 チケットが取れない講談師としてブレークしている神田松之丞(35)が来年2月の真打ち昇進とともに「6代目・神田伯山(はくざん)」を襲名することが29日明らかになった。

 神田伯山という名跡は、講談界にとっては大きな名跡で、44年ぶりの復活となる。

 松之丞は前座時分に、黒門町本牧亭に置かれた伝説の名人の“めくり”と出会っており「そのめくりを見るだけでドキドキして、ずっと見ていられるような名前が。その中でも『伯山』を見たときの嬉しさといったら。まだ誰も来ていない定席の準備の時に、ずっとそれを見ていた事を思い出します」とコメントしている。

 「師匠につけて頂いた松之丞という名前は、とても愛着があるものですが。やはりどうしても『伯山』を復活させたいという思いに至りました。名跡は過去のものではなく、今、現在の講談界とともにあるべきだと」としている。

 松之丞は07年11月、神田松鯉に入門。12年6月、二ツ目に昇進。日本講談協会、落語芸術協会に所属。昨年12月に落語芸術協会の理事会で20年2月の真打ち昇進が決定。香盤では9人の落語家を抜く“抜てき”での昇進となっていた。  (以上 スポーツ報知)

小泉進次郎、オメーの腹の内が透けて見えるぜ!

2019-04-26 21:41:21 | 落語
 落語小誌の「東京かわら版」に小泉進次郎が一文を寄せた。昨年11月に設立した落語議連の発起人だ。

 〈中村仲蔵マニアなんです。好きな演目は何かって聞かれたら『中村仲蔵』……〉

 「中村仲蔵」は大部屋俳優から看板役者に上り詰めた、江戸中期に実在した歌舞伎役者。しかし、大出世に周囲からのやっかみは大きく、ショボい端役しか与えられなかった。

 「忠臣蔵」で振られた役はチョイ役の「定九郎」。だが仲蔵は、創意工夫して魅力的な「定九郎」を作りあげ、大名跡となる――という実話をもとにした落語が「中村仲蔵」だ。笑いの少ない出世物語で内容的には講談に近い。

 進次郎がこの話を最初に聞いたのは、立川志の輔の落語だった。

 落語に詳しい演芸評論家の吉川潮に一文の感想を聞いた。

 「そんなに『仲蔵』が好きなら、講談を聴きに行ったほうがいいね。僕はね、落語ファンと言いながら人情噺好きという人を、本質的に信用できないと思っている。

 進次郎は結局、議連作ったのも選挙の応援に噺家を呼ぼうという魂胆でもあるのかと疑っちゃうよ。

 彼は落語の本質がわかってないね。落語の本質は滑稽話にある。家元(立川談志師匠)の言った“業の肯定” こそが落語だからね」

 「忠臣蔵なら討ち入りに行かずに、逃げたほうの侍を主人公にするのが落語。

 だけど進次郎は、それとは真逆の業を否定した“出世話が好きだ”という。

 落語の入口を間違えたかね。

 それにしても、何で仲蔵なんだろう。だって、進次郎のオヤジは総理を務めた純一郎なんだから、彼は仲蔵に敵視されていた側の人間なわけだ。それを好きというのは、どういうつもりなんだろうね」(吉川氏)

 進次郎にこの噺のどこがいいかといえば、

 〈……仲蔵に見習うべきプロフェッショナリズム。「仲蔵ほど自分はやっているか?」って問われている気がして、常に自分への戒めになっている〉

 道徳の授業か坊主の説教と勘違いしていないか? 

 寄席で正座でもして見ているのか? 

 挙げ句の果てに、締めの言葉は大仰だ。

〈……落語が成立するというのは、民主主義が機能している一つの表れ〉 (以上 週刊新潮)

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 オイオイ、落語の「ら」の字も分からないアンチャンよ、オメーは落語が好きなのじゃーなくて、昨今の落語ブームに「便乗」する魂胆だろう。

 芸協の二つ目はモデルのような若手噺家がたくさんいて、若い女の子がジャニーズの「嵐」の追っかけのように群がっている。

 その若い票欲しさに適当なことを言いてんじゃねーのか? 

 オメーの腹の内が透けて見えるぜ!

山本太郎は政治家になるべくしてなった、と談四楼!

2019-04-13 12:07:16 | 落語
 安倍暴走政府に敢然と立ち向かう硬骨漢がここにもいる。

 噺家、立川談四楼である。 感性の鋭い人だ。
 
 談四楼の言葉は生きている。

 研ぎ澄まされた感性がないと、なかなかこんな文章は書けない。

 そして彼が言った。

 「山本太郎は政治家になるべくしてなった」!

 この一言に尽きる!  ↓

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 山本太郎の「れいわ新選組」は、令和の私物化を目論んだ安倍さんへの痛烈な皮肉だ。

 「新選組は権力に付いたが」との記者の問いには「最大の権力者は国民、その国民を守ります」ときた。

 だからキャッチコピーの「あなたを幸せにしたいんだ」が生きるんだね。

 山本太郎は政治家になるべくしてなったんだ。

「元号」じゃねー!今、目向けんのは森友だろ、加計だろう!

2019-04-05 18:20:08 | 落語
みんな、聞いてくれー。長屋の熊公がいいこと言ったぜ。「何だ、てんだ」、てか? まあこれを見つくれ。

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まだ、グズグズ、風呂ん中で屁たれたようなことを言ってやがる。

いい加減にしゃがれてんだ。

散々わめいたら元号が変わんのか? 

そんなこた、ありゃしねー。

こんなケチなことにいつまでもウツツを抜かすより、森友事件や加計疑惑をもっと問題にしろ、てんだ。

安倍晋三! この野郎!いつまで逃げてんだ? 昭惠、テメーどこに隠れた?

NHKよ、いつまでも安倍の提灯担いでんじゃねー、ふざけるな!

いくら「令和」をいじくり倒したってこの先、何一つ変わるもんじゃねー。

ところがオメー、森友や加計は、騒げば騒ぐほど「野郎が嫌がる」、てんだよ。

野郎は元号で「話をそらす」気だ。みんなの話題をそっちに仕向けよう、てんだ。分かるか?

だってそーだろう、元号でいくら騒がれても安倍晋三は痛くも痒くもねー、ってわけよ。

相手の土俵で相撲を取ってちゃいけねーよ! しっかりしろ、てんだ。

人に喜んでもらえることが自分の喜び!

2019-03-23 15:21:48 | 落語
 世界のスーパースターであるイチローがバットを置いた会見で、こう言ったのがとても印象に残った。

 「自分のためにプレーすることが、ニューヨークに行った後くらいにですね、人に喜んでもらえることが喜びに変わったんですね。ファンの方なくして、自分のエネルギーはないと言ってもいいと思うんですね」

 深く同感した。私がいろんな場所で出前寄席をやるのも、お客さんに笑いを届けたいためだ。落語を始めると会場に笑い声が響き、一席終えると大きな拍手が鳴る。

 帰り際に皆さんが「楽しかった」「今度はいつやるの」と声をかけてくださる。落語を習ってよかったと思う瞬間だ。

 人に喜んでもらうほど「うれしい」ことはほかにない。ゼニ、カネでは味わえない「充実感」がある。これはやった者しかわからない満足感だ。人を喜ばせる大事さを、私は落語で知った。

 野球に例えるなら私たちは高校野球だ。本職のプロにはかなわない。だが、高校野球が人気があるのは、プロに比べ技は拙くとも、打ったら一塁ベースに必死で走る。この一生懸命さが高校野球の人気の秘密だ。

 私たちもいったん、高座に上がったが最後、全力疾走を目指している。一生懸命やれば必ず客席に伝わると考えている。そのために稽古を重ね、仲間同士で厳しく批判し合う。

 先日もけいこ会で私が泥棒噺の「夏泥」を披露したところ、さっそく厳しい矢が飛んできた。ドロボーに入った家の住人が大工だった。「大工なら、もっと江戸っ子の職人らしくやらないと」と注意された。

 けいこの時は歯に衣を着せず、激しくやり合うが終われば和気あいあい。「反省会」と称して稽古場近くの店に立ち寄り、いつもの落語談義。ついつい話に夢中になって、店の者がヘンな顔をするときもある。

 イチローと私たちの共通点は、「人に喜んでもらえることが自分の喜び」ということである。