小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

出会う前から子どもの情報が頭に入りすぎてしまった

2017-04-17 22:48:56 | 「教師-子ども」関係の攻略法
事前に聞いていた情報とは反対に、
意外に子どもたちはしっかりとしています。
自分からあいさつができる
先生に対して敬語が使える
時間を守れる
先生の言葉に返事ができる

これらのことが出会った時点からみんな自然とできていました。
四年生です。
大したものだと感心しました。
以前の担任の先生の指導がよかったのか、学校全体としての特徴なのか、それとも地域性なのか。
とにかくうれしく思ったし、かなり身構えて臨んだ私としては、ビックリさせられました。

やっぱり事前の情報で 偏見を持つのはよくないですね。
子どもたちにも失礼だと思いました。
子どもとの出会いに際しては、ある程度の情報は頭に入れておきながらも、まっさらな気持ちで迎えるべきですね。
人はたった一人との出会いで変わることだってあるんです。
自分がある子にとってその一人になりえるかもしれないから。
学校に行きたくないと思っていた子が、「この先生のクラスなら行きたい」と思う。
授業中に立ち歩いてた子が、「立ち歩くよりこの先生の授業で活躍したい」と思う。
学校に不信感を抱いていた保護者が「この先生なら信頼して子どもを預けよう」と思う。

それはあり得ることです。

もちろん簡単ではないけれど、先生にかかっているんです。
その先生が始めから子どもたちを色眼鏡でしか見ないようでは、変わりたいと思っている子達も変わることはできないでしょう。

「どんな子も可能性がある。もちろんきみたちも」
そういう信念を持っていることを、しっかりと子どもたちに伝えることこそ、出会いの場面で大事なことだと痛感しました。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。