小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

我が子の幼稚園担任から意外な電話が

2015-05-08 20:57:04 | 「教師-子ども」関係の攻略法
うちの2歳の娘は4月から通いだしている幼稚園にまだまだ慣れず、毎日泣いています。
泣きながらバスに乗り、泣きながら帰ってきます。
「ようちえん たのしくな~い」
が口癖です。笑

GW明け、娘のぐずりは一層強くなるのではないかと心配していましたが、なんと初めて笑顔で帰ってきました。
そして
「ようちえん たのしかったよ~」
と。
私も妻もすごく喜びました。
妻が言うには、この子の幼稚園の担任の先生から電話があったそうです。
「󾀕󾀕さん、今日は一度も泣かなかったんですよ。
園に着くなり、すぐに私のところにきて
きょうは がんばる
っておっしゃったんです。
それから一日中笑顔でいらっしゃって、私もとてもうれしかったんです。」
という電話だったそうです。
妻が電話の内容を聞いたまま教えてくれました。

娘のこともうれしかったですが、私はこの先生がまた立派な先生だなと感心しました。

まず、うれしかったことをわざわざ家庭に電話連絡してくれたこと。
普通、何人もの子どもを受け持っている担任は、電話を家庭にするとしたら「うれしくない連絡」がほとんどです。
事故、怪我、悪事、学習の落ち込み、友達とのトラブル…
こんなことで電話をしなくちゃいけないというのが一般的です。

だけど、逆にうれしいことがあったときにそれを伝えてくれる先生というのは、心温かく上に、先生としての力量もある人だと思わされます。

さらに、この先生は、うち子に対して敬語を使っていたそうです。

うちの2歳の子に。
これはまたまた見上げたものだと思いました。
親としては、先生の謙虚な姿勢と、子どもを大事にしているという姿勢が伝わってくるようで、それがうれしく感じます。

園としての共通の方針なのか、この先生が努めていることなのか、それは分かりませんが、同業者としては、そこまで尋ねてみたい気もします。
私も、そこまでしたことはありません。
親に話すとき、その子に対して敬語を使うなんてことは。
呼び捨てにしないとか、冗談めいて失礼なことを言わないとか、その程度のことは気をつけていましたが、この先生を見習って、今後は自分もそうしてみようかなと思うほどでした。

どうやらいい担任の先生にうちの子は恵まれているようです。

心からホッとしました。

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