小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

先生,やると決めたからには

2011-06-02 22:39:19 | 教師力UPの攻略法

先生という仕事を続けていると,「もっと○○したい」「新しく●●したい」という目標が芽生えてきます。

子どもの成長を一心に願うがゆえに芽生える向上心です。

それは小さなものもあれば,大きなものもあります。

「さとしくんに,漢字テストで20点をとらせたい」

「クラス全員が25m泳げるようにしたい」

「子どもたちにとって一生忘れないクラスにしたい」

「次の研究授業では前回よりうまくやりたい」

「新しく視聴覚の研究を進めたい」

「地区の教育論文に応募してみたい」

「来年は管理職試験に合格したい」

スケールは様々で,ジャンルも様々ですが,どれも,先生という仕事に関係のある目標です。

まずは,常にこんな目標が次々に浮かぶ,向上心あふれる先生でありたいと思います。

若いうちの情熱だけでなく,年を重ねてからもチャレンジし続けている先生は,とても魅力的です。

そばで仕事をしていると,そういう先生の人間的なすばらしさは肌で感じます。

もちろん,そばにいる子どもたちだって感じているでしょう。

さて,そういった前向きな目標が頭に浮かび,やると決めたからには

目標は,できるだけたくさんの人に宣言する!

ことで,自らを奮い立たせます。

「言っちゃった!」状態をつくって,自分に「やらざるを得ない」状況をつくります。

人に言ったからには,うそにすることはできません。

それに向けて必死に努力して,達成する必要性が出てきます。

そうして,掲げた目標を本物にしていきます。

学級PTAで「今学期末の学力テストのクラス平均点を全学期より5点上げたいと思います!」と宣言することもそう。

同僚に「私,今年こそ学校のホームページを新しくしてみる!」と宣言することもそう。

家族に「特別支援コーディネーターの資格をとるよ!」と宣言することもそうです。

それを聞いてくれた人が,応援してくれそうな人だとさらにいいですね。

決めた目標に自信がないからって,自分の中だけにそれを閉じ込めておくと,やっぱりその目標に向かうエネルギーが小さくなってしまいます。

それに,もし目標達成できても,その喜びを共感してくれる人がいません。

それが,多くの人に言って達成できた目標なら

「すごいね!」「おめでとう!」「言ってたことを,本当にやったね!」

と,一緒に喜んでくれます。

ぼんやりとした「弱気な」目標でなく,明確に「強気な」目標に変えていきましょう!

     2362


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。