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学校には,学校生協のチラシが定期的に回ってきます。
それを見ると,先生たちに役立ちそうなグッズがいっぱいです。
参考書から音楽CD,文房具にICT機器。
リラクゼーションのための入浴剤にマッサージ道具…
ちょっとひまのある先生なんかは「これほしいよね~」などと言いながら隅から隅まで眺めているようです。
ちなみに,私は購入したことはまだありません…
チラシ自体もあまり見ないのですが,先日ちらっと見たところ,発売されているその種類の多さにびっくりした品があります。
「スタンプ」です。
本当にたくさんありました。
キャラクターものがほとんどですね。
ちびまるこちゃん・となりのトトロ・ドラえもん・ポケモン…
「こりゃぁ,子どもたちが喜ぶわ」って感じのものがいっぱいです。
さすが,教育ビジネスも必死ですね。
(ちなみに,お値段も結構なものです…!)
そして,このスタンプに喜ぶ子どもの姿を想像して,購入し,早速クラスで使う先生も少なくはないでしょう。
実は,(生協ではないのですが)私もかけだしのころは,このスタンプを何種類も買っていました。
子どもが喜ぶだけでなく,大変「便利」だと,思っていたのです。
ポンと一発押すだけで,まぁあざやかな印が。
先生がする丸つけよりも,あざやかだし,子どもも喜ぶんじゃないかと。
ところが,不思議なことに,時間が経つにつれて,私はこのスタンプたちを使わなくなってきました。
なぜだろうと考えてみると…
・丸つけほど段階的な評価が明確でない。(どれも「いい」スタンプが多い)
・しばらく使っていると,子どもたちの反応はそれほどでもなくなる。
・やっぱり,教師のオリジナル性としては乏しく,頻繁に使用するには及ばない。
理由としては,こういったこでしょうか。
「スタンプ」の使い方に攻略法を考えてみると
スタンプは,その効用を考えて,あまり頻発しすぎないようにする!
ということが言えるのではないかと思います。
上に示したように,丸つけなどの評価活動の際に,スタンプに頼りすぎると,デメリットもあるような気がします。
日常的な数段階の評価を示す丸つけと,同様の使い方は難しいと私は感じます。
一番よくないのが,種類も構わずスタンプだけをポンと押して「はい,見ましたよ」という印に変えることじゃないでしょうか。(私も以前はしていたことがあります…!)
無責任に,スタンプを乱発するのは問題ですね。
しかし,スタンプがまるっきりダメだということは決してないと思います。
そのあざやかさから,子どもに喜ばれやすい。その通りでしょう。
だから,その点をうまく利用して,「たまに,サービスのようにして」使う程度がいいのではないでしょうか。
たまに使ってこそ,その貴重さが子どもにも感じられる。
そうういった一品だと考えます。
丸つけがたくさんされたノートが一冊終了した。そのとき,最後のページに押してあげる。
そういった使い方がベストかと。
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