私は仕事をする上で自分なりのカレンダーをエクセルで作っています。
自分がするべき仕事をジャンル分けして、いつ、だれと、何に気を付けて、その仕事をするかを整理して、計画的に仕事をするように努めています。
このカレンダーは、「平成27年度」のように区切りをつけておらず、ずっと前から同じものを継続して使っています。
だから、そのカレンダーはすごく長くなっていて、何年分もの私の仕事が記録されていっていることになります。
これは意図してそうしたわけでなくて、年度をまたぐときに新しく作り変える作業をせずにそのまま使ったからそうなったというだけの話です。
ですが、これが意外と私にとってとても役立つものになりました。
なぜかというと、いつも過去の自分の仕事を振り返ることができるからです。
エクセルの表を上にスクロールしていくと、どんどん過去の私の仕事の足跡が見れるわけです。
こうなったとき、私がよくするのは
「一年前の今、自分がどんな仕事をしていたか」
を見るようにしています。
ふとしたときに思うのです。
「…さて、とりあえず目の前の仕事は済んだな。他にやるべきことはないかな。」
そして
「去年は何をしていたかな」
と、振り返るわけです。
すると、一年前の自分が教えてくれることがあります。
「あぁ、来月始まる○○週間に向けて準備を始めてたんだ」
「そういえば、こんなトラブルが起きて対処してたな。今年も同じことにならないように、今のうちに」
こういった、言わばマイナーだけど、かなり重要な情報が届くことがあります。
これに助けられて、仕事のぬかりをなくすことができます。
それだけでなく、今年は去年よりも一歩クオリティーの高い仕事ができるようにと、意識できるようになります。
一般的にも、何か仕事に臨むときは、前年度のやり方を確認するということはよくやります。
前任者に尋ねたり、そのときの資料を読み返したり。
それももちろん大切なことですが、私もよくやりますが、このカレンダーのうれしいところは、かなり「手軽」にそれができるという点です。
ふとしたときに、すぐにできますから。
このシステムを発見したときは、私にはすごくラッキーだと思えました。
さらに。
話は逸れますが。
こうして一年前の自分の仕事ぶりを振り返ってみると、よく気づかされるのが
「俺、去年の方ががんばってたんじゃないか」
ということです。
教務主任として一年目だった去年、その役割を十分に果たせるように、周りの先生たちに迷惑をかけないように、必死に動いていました。
それがカレンダーにもしっかり記録されています。
そして二年目の今年。
教務主任という仕事のノウハウを身につけたと思っているのか、去年ほど動いていない自分に気づかされます。
なんというか、楽して役割をこなしている、こなせるようになっている一面があるように思えます。
そんな一面を管理職や周りの先生たちに指摘されることなんて一切なくて、周りからも
「教務主任として安定している」
ような評価をもらえるようになってきているのも実際そうです。
そこに甘えているのも間違いないです。
しかし、そんな自分に、唯一このカレンダーが喝を入れてくれます。
去年の自分が
「えらそうにすんな~!」
と尻を叩いてくれます。
はい、すみません。
自分が楽に立ち振る舞うようになった分、他の誰かが苦労するようになっているかもしれないということ、忘れないようにします。
「教務主任として安定」というのは、「教務主任としてえらそうになる」ことではないということも。
いつも担任の先生たちの現場と同じレベルにいて、一緒に汗をかく教務主任になりたいと、去年の最初に思っていたことも。
2016年。
私は明日が初出勤です。
私の今年の仕事は明日から始まります。
謙虚な気持ちで臨もうと思います。
まずは、去年の自分に負けないのが最低条件です。
自分がするべき仕事をジャンル分けして、いつ、だれと、何に気を付けて、その仕事をするかを整理して、計画的に仕事をするように努めています。
このカレンダーは、「平成27年度」のように区切りをつけておらず、ずっと前から同じものを継続して使っています。
だから、そのカレンダーはすごく長くなっていて、何年分もの私の仕事が記録されていっていることになります。
これは意図してそうしたわけでなくて、年度をまたぐときに新しく作り変える作業をせずにそのまま使ったからそうなったというだけの話です。
ですが、これが意外と私にとってとても役立つものになりました。
なぜかというと、いつも過去の自分の仕事を振り返ることができるからです。
エクセルの表を上にスクロールしていくと、どんどん過去の私の仕事の足跡が見れるわけです。
こうなったとき、私がよくするのは
「一年前の今、自分がどんな仕事をしていたか」
を見るようにしています。
ふとしたときに思うのです。
「…さて、とりあえず目の前の仕事は済んだな。他にやるべきことはないかな。」
そして
「去年は何をしていたかな」
と、振り返るわけです。
すると、一年前の自分が教えてくれることがあります。
「あぁ、来月始まる○○週間に向けて準備を始めてたんだ」
「そういえば、こんなトラブルが起きて対処してたな。今年も同じことにならないように、今のうちに」
こういった、言わばマイナーだけど、かなり重要な情報が届くことがあります。
これに助けられて、仕事のぬかりをなくすことができます。
それだけでなく、今年は去年よりも一歩クオリティーの高い仕事ができるようにと、意識できるようになります。
一般的にも、何か仕事に臨むときは、前年度のやり方を確認するということはよくやります。
前任者に尋ねたり、そのときの資料を読み返したり。
それももちろん大切なことですが、私もよくやりますが、このカレンダーのうれしいところは、かなり「手軽」にそれができるという点です。
ふとしたときに、すぐにできますから。
このシステムを発見したときは、私にはすごくラッキーだと思えました。
さらに。
話は逸れますが。
こうして一年前の自分の仕事ぶりを振り返ってみると、よく気づかされるのが
「俺、去年の方ががんばってたんじゃないか」
ということです。
教務主任として一年目だった去年、その役割を十分に果たせるように、周りの先生たちに迷惑をかけないように、必死に動いていました。
それがカレンダーにもしっかり記録されています。
そして二年目の今年。
教務主任という仕事のノウハウを身につけたと思っているのか、去年ほど動いていない自分に気づかされます。
なんというか、楽して役割をこなしている、こなせるようになっている一面があるように思えます。
そんな一面を管理職や周りの先生たちに指摘されることなんて一切なくて、周りからも
「教務主任として安定している」
ような評価をもらえるようになってきているのも実際そうです。
そこに甘えているのも間違いないです。
しかし、そんな自分に、唯一このカレンダーが喝を入れてくれます。
去年の自分が
「えらそうにすんな~!」
と尻を叩いてくれます。
はい、すみません。
自分が楽に立ち振る舞うようになった分、他の誰かが苦労するようになっているかもしれないということ、忘れないようにします。
「教務主任として安定」というのは、「教務主任としてえらそうになる」ことではないということも。
いつも担任の先生たちの現場と同じレベルにいて、一緒に汗をかく教務主任になりたいと、去年の最初に思っていたことも。
2016年。
私は明日が初出勤です。
私の今年の仕事は明日から始まります。
謙虚な気持ちで臨もうと思います。
まずは、去年の自分に負けないのが最低条件です。