小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

私の今年の初仕事は「学校中の時計合わせ」

2016-01-07 20:23:30 | 雑談
前回の記事で、
「去年の自分に負けない」
との決意を書きましたが、そこでまず私がしたことは
「学校中の時計合わせ」
でした。

なんというか、私の中で
「負けない」=「精力的に動く」
という運動量の話になり、とにかく机に座ってパソコンに向かうのが嫌になり、何か「動く」仕事はないかと捜したところ、見つけました。
以前から、先生たちがぼやいていたんです。
「うちの学校の時計ってバラバラだよね」
「職員室の時計なんて3分ぐらいずれてるよ」
「もうそのずれになれちゃったけどね」
私も当然気づいてはいたのですが、いつしかそれはこの学校の常識みたいになってしまい、誰も修正しようとはしていませんでした。
それでも修正できればしたほうがいいのは分かっていたのですが、常設してある時計を合わせることができるのかも知らないし、それが分かったとしても、なんせ学校中の時計なんて相当な数があるのだから、それはかなりの労力になることは簡単に想像がついていました。

だから、誰も手をつけてなかったんです。

そこで、私が動きました!
「やるぞ!」
私の思い付き行動に、
「おぉ!」
と、乗ってきてくれた先生がたった1人。笑
いいんです。
1人でやるよりは、全然いい。笑

そして、2人で学校中を回り時計を触る作業が始まりました。
壁に埋め込まれているような時計や、外壁の高いところにあるような時計も、よく調べると合わせ方が分かりました。
1人は、親時計となる電波時計をもち
「10時23分まで、残り、10秒!9!8!…」
と合図を出し、もう1人は、脚立に上り、その合図を受けて時計を合わせる。
この役割分担で何台もの時計を合わせました。

学校中回ると、合計何台あったのでしょうか。
(数えておけばよかったな)
かなりの数の時計で、半日かかりました。
最後の時計を合わせ終わり、チャイムのスイッチを入れてみました。
どの時計も電波時計どおりの時刻で、チャイムもきっちりその時刻になるはず… と、息をのんでその瞬間を待ち、
「キーンコーンカーンコーン♪」
となったときは、そのとおり、ぴったりでした!
「よっしゃー!」
たった2人、感動しました。笑

こうしてスタートを切った私の2016年の仕事。
学校中の時計を合わせたことは、もちろん私の仕事のカレンダーに記録しておきます。
そして、来年1月の私に伝えます。
「がんばってるぞー」
と。