教え子の同窓会にお呼ばれして参加してきました。
成人式で地元に集まってきたタイミングで、小学校の同窓会を開いたそうです。
この手の同窓会に参加させてもらうのは、私も3回目になりました。
確実に教え子は成長し、私は年をとっています。笑
今回は6年担任としてではなくて、5年生で受け持った子たちが、わざわざ「ぜひ先生も」と呼んでくれました。
3回目となっても慣れるものではなく、やっぱりかなり緊張しました。
「私のこと覚えてます?」
この質問が一番つらかったです。笑
お酒も進み、場が和んできたころに、当時のクラスの子たちがいろんな思いで話をしてくれました。
「先生、熱かったよね~」
「5年生のときのことが一番覚えてるわ~」
みんな声をそろえていました。笑
・学級の歌を作ったことけど、実は歌うのが恥ずかしかった
・先生が怒って職員室に引っ込んだ時、みんなかなりの打ち合わせをして謝罪にいった
そして、多くの子が口々に言うのは
・先生にめっちゃ怒られた(泣かされた)
という話。笑
「~って叱られた!」
「~って泣かされた!」
どんだけでも出てきました。笑
ほとんどのエピソードは私も覚えていて、10年ぶりぐらいに聞くと、笑いが止まりませんでした。笑
当時は怒る側も怒られる側も必死だったのでしょうが、笑える思い出になるものですね。
確かにこのクラスはよく叱りました。
雑然としたクラスで、過去には学級崩壊のようなことも経験してきている子たちでしたので、それが必要だったのです。
そして、こっちが必死になればその分ちゃんと響く子たちで、一年を通して大きな変化が見られた子たちでもありました。
さて、子どもたちが不満げに話すエピソードの中で、いかにも当時の若い自分らしいものがあったので、その子の話をそのまま紹介します。
「先生、ぼくを泣かせたの覚えてますか?」
先生は、クラスみんなにこう言ったんですよ。
「高学年として、学校のためにボランティアの掃除をするぞ!」
って。
そしたら、クラスのみんな、シラーってしてたんですよ。
そしたら先生いきなりぼくを指名して
「ボランティアするか!しないか!」
って言ってきたんですよ。
なんでおれ!?って思ったんですけど、気が弱いぼくなら
「する」
って言うと思ってたんでしょう。
もちろんぼくは
「…はい」
って言いましたよね。
そして、次の日の朝、ボランティアの掃除をするってなったんですけど、ぼくいきなりその日の朝ボランティアに遅れたんですよ。
でも、ほんの2分くらいですよ!
しかも、あれどうしても仕方ない理由があったんですよ!
なのに先生ブチ切れて…!
めっちゃぼくを叱ったんですよ!
「お前やる気あるのか!」
「それでも高学年か!」
しまいには
「このクラスのことが好きじゃないんだろ!」
なんで遅刻するのがクラスを好きじゃないなんてことにつながるのか、あのとき全然意味が分かりませんでしたよ!
でもぼくも泣きながら必死になって
「クラスが大好きです!」
「立派な高学年になりたいです!」
「もう一度チャンスをください!」
なんて食い下がりましたよ。
たった2分の遅刻ですよ~。
この話に笑いが止まらず、笑いすぎて涙が出ました。笑
リアルに覚えています。
若く、勢いだけで仕事をしていた痛々しい時期の自分です。笑
「ごめんね」
10年たって素直に謝りました。笑
「先生謝らないでくださいよ~」
こんなバカな先生によく一年間ついてきてくれたものです。
成人式で地元に集まってきたタイミングで、小学校の同窓会を開いたそうです。
この手の同窓会に参加させてもらうのは、私も3回目になりました。
確実に教え子は成長し、私は年をとっています。笑
今回は6年担任としてではなくて、5年生で受け持った子たちが、わざわざ「ぜひ先生も」と呼んでくれました。
3回目となっても慣れるものではなく、やっぱりかなり緊張しました。
「私のこと覚えてます?」
この質問が一番つらかったです。笑
お酒も進み、場が和んできたころに、当時のクラスの子たちがいろんな思いで話をしてくれました。
「先生、熱かったよね~」
「5年生のときのことが一番覚えてるわ~」
みんな声をそろえていました。笑
・学級の歌を作ったことけど、実は歌うのが恥ずかしかった
・先生が怒って職員室に引っ込んだ時、みんなかなりの打ち合わせをして謝罪にいった
そして、多くの子が口々に言うのは
・先生にめっちゃ怒られた(泣かされた)
という話。笑
「~って叱られた!」
「~って泣かされた!」
どんだけでも出てきました。笑
ほとんどのエピソードは私も覚えていて、10年ぶりぐらいに聞くと、笑いが止まりませんでした。笑
当時は怒る側も怒られる側も必死だったのでしょうが、笑える思い出になるものですね。
確かにこのクラスはよく叱りました。
雑然としたクラスで、過去には学級崩壊のようなことも経験してきている子たちでしたので、それが必要だったのです。
そして、こっちが必死になればその分ちゃんと響く子たちで、一年を通して大きな変化が見られた子たちでもありました。
さて、子どもたちが不満げに話すエピソードの中で、いかにも当時の若い自分らしいものがあったので、その子の話をそのまま紹介します。
「先生、ぼくを泣かせたの覚えてますか?」
先生は、クラスみんなにこう言ったんですよ。
「高学年として、学校のためにボランティアの掃除をするぞ!」
って。
そしたら、クラスのみんな、シラーってしてたんですよ。
そしたら先生いきなりぼくを指名して
「ボランティアするか!しないか!」
って言ってきたんですよ。
なんでおれ!?って思ったんですけど、気が弱いぼくなら
「する」
って言うと思ってたんでしょう。
もちろんぼくは
「…はい」
って言いましたよね。
そして、次の日の朝、ボランティアの掃除をするってなったんですけど、ぼくいきなりその日の朝ボランティアに遅れたんですよ。
でも、ほんの2分くらいですよ!
しかも、あれどうしても仕方ない理由があったんですよ!
なのに先生ブチ切れて…!
めっちゃぼくを叱ったんですよ!
「お前やる気あるのか!」
「それでも高学年か!」
しまいには
「このクラスのことが好きじゃないんだろ!」
なんで遅刻するのがクラスを好きじゃないなんてことにつながるのか、あのとき全然意味が分かりませんでしたよ!
でもぼくも泣きながら必死になって
「クラスが大好きです!」
「立派な高学年になりたいです!」
「もう一度チャンスをください!」
なんて食い下がりましたよ。
たった2分の遅刻ですよ~。
この話に笑いが止まらず、笑いすぎて涙が出ました。笑
リアルに覚えています。
若く、勢いだけで仕事をしていた痛々しい時期の自分です。笑
「ごめんね」
10年たって素直に謝りました。笑
「先生謝らないでくださいよ~」
こんなバカな先生によく一年間ついてきてくれたものです。