今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

関市円空館・弥勒寺官衙遺跡(岐阜県関市池尻)

2014年11月23日 | 博物館・美術館・記念館
寛永9年(1632年)美濃国(岐阜県)で生まれた円空は、「円空仏」と呼ばれる木彫りの仏像を残している
これまで円空作の仏像を目にする機会がなかった

史跡 弥勒寺官衙遺跡
駐車場に車を駐め周囲の状況を把握する
目的地の円空館までは少し歩くことになるらしい
まったく知識はないが、かつてこの場所に弥勒寺あり、現在は国史跡に指定されている

中門跡



金堂跡



塔跡



経蔵跡



緑に囲まれた史跡を400m程歩くと右手に建物が見えてくる



初めて訪れる場所でもあり、不安もあったが近づいて確認してみる



この場所に来て、ここが円空館であることがわかった



円空館では関市に数多く残されている円空仏のうち約30体を拝観することができる
普段見慣れていない仏像だけに、驚きも大きい



円空の墓
晩年は関市池尻弥勒寺の地に自坊をかまえ、ここを本拠地として活躍し、長良川河畔で入定し(1695年)その64年にわたる生涯を終えた



円空の入定塚の案内板もあったがよくわからなかった






弥勒寺
美濃地方の豪族身毛津(むげつ)氏の氏寺と推定される古代寺院弥勒寺はその後廃寺となっていたが、円空が再興



寺門周辺に現代彫刻家による、円空仏が置かれている


 



 


 
ここに置かれている円空仏の方が完成度が高いと思うのだが、素人考えか



撮影 平成26年10月16日
コメント
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