今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

谷汲山 華厳寺 その4(岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積)

2014年11月27日 | 神社・仏閣
華厳寺の広い境内の中で、誰もが笑顔になりリラックスできそうな場所がある
そこでは、石造りの狸が参拝者を迎えてくれる



狸から見るとこのような感じになる。私はこの道から歩いてきた



「見ざる、聞かざる、言わざる」も猿ではなく、ここでは狸









満願堂
巡礼者はここで納め札を納める



満願堂前には立派なお腹の人間が酒に酔って寝ている



笈摺堂、子安観音堂を出て、三十三段の階段を上るのが一般的な順路になるようだが



私は満願堂から子安観音堂の方向へ



階段を下りると「笈摺堂、子安観音堂」が本堂に隣接している



子安観音堂
本尊は子安観音
この一角は特に参拝者が多く、人が入りこまないように写真を撮るのには根気が必要だ



通常はこのように線香の紫煙が漂っている。



安産・子宝祈願、赤子の身体健康を願い事を記したたくさんのよだれかけが奉納されている



観音堂の内部の様子






笈摺堂
西国三十三所霊場の中興者である花山法皇は徒歩で巡幸し、華厳寺を第三十三番札所の満願所と定め、禅衣(笈摺)、杖、及び三首の御詠歌を奉納したと伝えられる



西国三十三所巡礼を終えた人々が奉納した笈摺、朱印帳、千羽鶴



千羽鶴は折鶴(おりつる)が笈摺(おいづる)にちなむことから奉納される 






本堂左奥から見た、笈摺堂、子安観音堂






本堂左奥の上に掲げられている人物画



痛いところに札を貼るそうだが、翌朝訪れた時には札の多くは剥がされていた



私などは痛いところばかりでミイラ状態になってしまう
札を購入する金が無いのが一番痛いところだが









この仏像には興味を持っていたのだが、華厳寺に安置されていることなどすっかり忘れてしまっていた
何故興味を持っていたかというと、全身にお経が書かれているからだ



目立たない仏像なのか写真もこの1枚だけ
今、整理をしていてこの存在を知ってショックを受けている
大きくして加工してみた。それにしても悔いが残る



中門を通って帰路につく



元三大師堂
中門の右手にある歴史を感じる堂



右手に庫裏、正面は玄関



玄関に置かれていた石



時計を見るとこの寺に3時間も滞在していたことになる。昨夕の下見を加えると4時間
案内板の境内図をメモしてもれなく廻ろうと努力したが、それでも悔いが残っている



撮影 平成26年10月16日・17日
コメント
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