今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2023年秋 放浪の旅(20日目・最終日)秋田県

2023年10月20日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月20日

2023年秋 放浪の旅(20日目・最終日)秋田県

道の駅「てんのう」
早朝から豪雨が車の屋根を叩きつける音で目が覚めた
今日の天気は100%の降雨予想、しかも2・3日あまり天気が良くない
そこで、本日をもって「秋の放浪旅」を終えることにした



秋田犬博物室(秋田県大館市三ノ丸13-1)
前夜、三重県に住む学生時代の秋田犬を所有する友人から、大館市によってくれないかとの話があった
彼の所有する秋田犬の写真が掲載されているという
三重県を観光した際に彼の家にお邪魔し、2頭の秋田犬に歓迎されたこともあり興味を持った



大館市が秋田犬で有名だったとは全く知らなかった



今年が「ハチ公生誕100年」になるということも初めて知った



「マサル君」が玄関で迎えてくれる
ロシアの美人フィギュアスケートのザギトワ選手に贈られたマスコットだ






事務所内で飼われている秋田犬






秋田犬といえば「忠犬ハチ公」
生誕100年にしては展示物が少ないような気がする



博物室では秋田犬の歴史から生態系まで紹介している












事前に受付で友人の所有する秋田犬の写真が展示されていないか確認したところ
「秋田犬の里」の方ではないかと言われたので移動した

秋田犬の里(秋田県大館市御成町1丁目13-1)
残念ながらここにも展示されていなかった



こちらは「大館市観光交流施設」でどちらかというと子供向けの感じがした



「マサル君」の値段を見てびっくり 4万円を超えている



奥に入るとこんな感じで幼児向けのスペースがある



マサル君のピラミッド(売店でも沢山売られていた)



この後、青森港から函館港行きのフェリーに乗船
函館から自宅まで300kmほどある

撮影令和5年10月20日
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2023年秋 放浪の旅(19日目)秋田県

2023年10月19日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月19日

2023年秋 放浪の旅(19日目)秋田県

道の駅「象潟」
この道の駅は、日本海に沈む夕陽を眺めながら優雅に入浴できる施設が併設されている
芭蕉縁の地でもある



坩満寺・九十九島(秋田県にかほ市象潟町象潟島2)



元禄2年(1689年)に、松尾芭蕉が訪れている
「おくのほそ道」のなかで「九十九島(つくもじま)」と呼ばれた当時の象潟(きさかた)の景観を絶賛している



芭蕉は、中国の悲劇の美女西施(せいし)を思い浮かべ



「象潟や 雨に西施が ねぶの花」と詠んでいる



「九十九島」巡りは過去に2.3kmコースを歩いたことがある



今はこのような景観だが、芭蕉が訪れたときは無数の小島が浮かぶ入り江だった



文化元年(1804年)の大地震(象潟地震)で干潟に変わった






1.6kmの近道コースというのもあるが、
私の場合は200mほど歩いて戻ってくるという独自のコースを開発した



すっかり秋の気配だが、私の住む北海道の峠道では積雪だと連絡がきた



坩満寺参道



「山門」



この仁王像も格子という障害物があるため撮るのが難しくコンパクトカメラを使用していた
今回は普段使っているもので試してみた(成功)



太平山三吉神社(秋田県秋田市広面赤沼3-2)
白鳳2年(673年)5月、役の行者小角の創建の古社



額の社号は「太平山三吉神社」は東郷平八郎の筆



「拝殿」
桓武天皇延暦20年(801年)征夷大将軍坂上田村麻呂東夷征討の際、戦勝を祈願して堂宇を建立
北海道から福島まで北日本各地に祀られる三吉神社・太平山講・三吉講の総本宮




拝殿の彫刻を見入っているうちに、本殿を撮るのを忘れてしまった



霊峰太平山に奥宮 遙拝所



天徳寺(秋田県秋田市泉三嶽根10-1)
久保田藩(秋田藩)主佐竹家の菩提寺である
今回が二度目の訪問になる



総門 (重要文化財)



山門(重要文化財)



二重の金網の障害物がありなかなか手強い仁王像
目にピントが合っていないのが残念だ



本堂(重要文化財)
屋根の葺き替えが終わって綺麗になった
本堂前に沢山の木があったように記憶しているが、何もなくなっている



急に激しい横殴りの雨が降ってきた



山門で雨宿りをしながら、周辺を撮ってみる



工期終了が今年度となっている



この後も風を伴う激しい雨が降り、一時避難する
小降りになったときに車を数キロ走らせると、乾いた道路で降雨の形跡もなかった

撮影 令和5年10月19日
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2023年秋 放浪の旅(18日目)山形県

2023年10月18日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月18日

2023年秋 放浪の旅(18日目)山形県

道の駅「尾花沢」
芭蕉に関連する資料でもあるかと思っていたがなかった
深夜から朝方はかなり冷える、車内でも10℃以下になる
早朝は霧で視界が悪かったが、7時過ぎころから青空が見えてきた



鳥越八幡神社(山形県新庄市鳥越1224)
社殿が国の重要文化財に指定されているということで訪れた



拝殿(重要文化財)
新庄藩2代藩主戸沢正誠による元禄4年(1691年)の建立



拝殿内部



拝殿・幣殿・本殿へと続く



本殿(重要文化財)
大瓶束(たいへいづか)の結綿に鬼面の彫刻を施し、また虹梁を支える力士像が彫刻されている






土門拳記念館(山形県酒田市飯森山2丁目13)
久し振りだと思っていたら、グーグルから2年前に訪れているとの書き込みがあった



私が旅先に寺を選択しているのは、写真家 土門拳氏の写真がきっかけとなっている
感動した写真の寺や仏像を観るために各地を歩き始めた



「古寺巡礼」シリーズは特に好きで掲載されている寺院の7・8割は訪れていると思う






この写真は衝撃的で
「厨子入木造吉祥天立像(重文)」を拝観したいと浄瑠璃寺を訪れた
残念ながら非公開だったという苦い思い出もある



今回が6回目の訪問になると思うが、いつも刺激されて帰るのだが私の写真は変わらない(汗)



休憩場所も絵になる



山居倉庫(山形県酒田市山居町1丁目1-8)
明治26年旧藩主酒井家によって建てられた米保管倉庫(国指定史跡)



欅並木と倉庫は人気スポットとなっている



大人気朝ドラ「おしん」のロケ地でもある



人形作家が物語を人形で表現している



遊佐蒸溜所(山形県飽海郡遊佐町吉出字 カクジ田20番地)
旅の目的の一つになっている蒸溜所巡り
ここは、まだショップも無く、見学もしていないため外観のみとなる



2人の理系女子がブレンダーとして活躍していると聞いた
今年、1本運良くネットで購入できたが、高級過ぎて開栓することができないでいる



貯蔵庫か



周囲は田んぼに囲まれ、奥には鳥海山が見える場所にある



鳥海山大物忌神社 吹浦口ノ宮( 山形県飽海郡遊佐町吹浦布倉1)
2年前に地元の方ら教えてもらい訪れた
その時は、岩場の十六羅漢像を撮っていてかなり疲れていた
そして、この階段を目にしたとき直ぐに断念したという過去がある



今日は比較的元気だ
100段を超えると思うが何とか上りきることができた
実は、本社は、鳥海山頂にあることを後に知った(無理)






奥にある二つの屋根の社殿が国登録有形文化財



2つ並んだ本殿の内、手前にあるのが「月山神」、奥が「大物忌神」



急な階段を慎重に降りた



撮影 令和5年10月18日
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2023年秋 放浪の旅(17日目)宮城県・山形県

2023年10月17日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月17日

道の駅「村田」
前夜、よほど疲れていたのか9時過ぎには目が開かなくなり布団に潜り込んだ
朝にはすっきり目が覚めたが、睡眠中何かと格闘していたのか、毛布と髪の毛が酷いことになっていた



資料館のようなものが敷地内にあり近寄ってみると、重量挙げのモニュメントと胸像があった



元重量挙げの三宅義信 選手で、1964年開催の東京五輪の金メダリストだ(メキシコ五輪も「金」)
宮城県柴田郡村田町出身で名誉町民にもなっている



駐車場にて面白いものを見つけた
自作のキャンピングカーだと思われる車に「ヘンテナ(変なアンテナの略)」が付いている
アルミホイルで作成するのだがこれだけで地デジ放送を視聴することができるのだ
実は私も自作し車の中に置いている



仙台東照宮(宮城県仙台市青葉区東照宮1丁目6-1)
数日前に仙台市内を観光していたときに予定には入れていたが天気が悪くキャンセルした東照宮である
全国にある東照宮巡りでもしてみようかと思っていたこともあり、訪れることにした



石灯籠(重要文化財)
境内には石灯籠が38基あり、そのうち28基が表参道の石段脇に並んでいる



随身門(重要文化財)
境内にはカメラを持った人たちが各所で写真を撮っている
男性では2・3台のカメラを首にぶら下げている人もいる(老人が多い)



訪ねてみると写真同好会の撮影会だという
いつもは私一人が大きなカメラを持って変な目で見られていると思うが、今日は大丈夫だ(笑)



「拝殿」



唐門(重要文化財)



本殿(重要文化財)






このあと国道48号線を走り「ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所」のショップに立ち寄った
狙いは「伊達」という宮城県限定のボトルであったがなかった
歌手の谷村新司氏が逝去されたとニュースを朝知った
「昴」という名曲は、ニッカウヰスキー創業者である「竹鶴政孝氏」に捧げた曲である

居合神社(山形県村山市林崎85)
旅行中、車中でパソコンを開きながらダラダラしていたとき
高校時代の部活動顧問だった恩師から突然Facebookの友達申請の連絡があった
反射的に背筋が伸び両手は膝の上にのっていた(一瞬高校生に戻っていた)
その恩師が現在、居合道の師範をされていると聞いていた



これも何かの縁なのか、居合道の始祖、林崎甚助重信が祀られている神社を発見した
ここには絶対参拝しなければならないという強いものを感じた



拝殿の額には「林崎大明神」



拝殿内の様子



「幣殿と本殿」



居合道発祥の地として全国で唯一の「居合神社」
社殿の横に道場もあった



林崎甚助という名もこの神社に来て初めて知った
名字は林崎、通称は甚助、本姓は源、諱は重信



撮影 令和5年10月17日
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2023年秋 放浪の旅(16日目)福島県・宮城県

2023年10月16日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月16日

2023年秋 放浪の旅(16日目)福島県・宮城県

道の駅「ふくしま」
300台規模の駐車場があるが、昨日夕方に訪れた時は空車待ちの状態であった
売店も福島復興支援の気持ちであふれている観光客で賑わっている



私も福島に旅に出かけなければ購入できないという「旅酒」というウイスキーを購入した
パラッと雨が降った後に虹がかかった
良い日になりそうな感じがする



中野不動尊(福島県福島市飯坂町中野字堰坂28)
道の駅から3km程の所にある曹洞宗寺院
日本三大不動尊のひとつに数えられる



「祈祷殿」



「大日堂」



大日堂内部



「寂光門」



「不動の滝」






医王寺(福島県福島市飯坂町平野字寺前45)
天長3年(826年)の創建
中世初期に信夫郡を支配した佐藤氏の菩提寺

「本堂」



額には山号の「瑠璃光山」



「佐藤一族位牌殿」
佐藤継信・忠信兄弟は平泉の藤原秀衡のもとに潜伏していた源義経が、兄頼朝の挙兵に加わるため鎌倉に向かう際、秀衡により随行を命じられ、以後義経の腹心として付き従う
兄の継信は八嶋の戦いで平家方の能登守教経の剛弓から義経をかばって討ち死
弟の忠信は、義経が頼朝に離反し、追われる身となっても離れず、吉野山では義経を逃がしたが堀川御所で包囲されて自刃






「天井画」






「芭蕉句碑」
松尾芭蕉は、元禄2年(1689 年)5月『奥の細道』の途中、医王寺を訪れた
佐藤兄弟を偲び「笈も太刀もさつきに飾れ紙のぼり」と詠んだ



義経(中央)と佐藤兄弟



薬師堂






平らな石に穴をあけ掛けられている(初めて見た)



佐藤兄弟の墓






中村神社(福島県相馬市中村字北町140)
道路地図に掲載されていた中村神社が何故か気になり50kmほど遠回りにはなったが訪れてみた



福島県相馬地方伝統の夏祭り「相馬野馬追」の出陣はこの境内から始まるという



手水鉢も馬



このときはメモ代わりに撮ったものだが、後にこの神様が凄いということを参拝者から聞いた






拝殿(重要文化財)



拝殿内部



幣殿・本殿(重要文化財)



本殿横の扉が開いていた
本殿内を観たのは初めてで貴重な体験をした






高蔵寺(宮城県角田市高倉字寺前49)
阿弥陀堂と阿弥陀如来坐像は国の重要文化財に指定されている



阿弥陀堂(重要文化財)



阿弥陀堂周辺では作業が行われていた



高い木に作業員が登り、大きな枝を切り落としている
阿弥陀堂を護るための作業だと説明してくれた



この屋根の修復(葺き替え)工事が始まるとも話してくれた



もう、この姿は観ることができない
良い記念になった



撮影 令和5年10月16日
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2023年秋 放浪の旅(15日目)福島県

2023年10月15日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月15日

2023年秋 放浪の旅(15日目)福島県

道の駅「ひらた」
福島県東部地区は道の駅が少ない感じがする
ここは、山村にある道の駅だが到着した夕方にはほぼ満車状態で賑わっていた



この数日、快晴の天気が続いていたため、雨音で目が覚めた時には驚いた
天気予報をみると広範囲で80%の降水確率だった
何かイベントがあるのか早朝から係の人たちが準備、誘導員も待機していた



強い雨で今日は休養日と移動日にしようと決めた
だが、どうしても気になる神社が比較的近くにあったので寄ってみることにした

堂山王子神社(福島県田村市船引町大字門沢字堂山)



階段を上がると神社なのに「鐘」があった



「仁王門」
扁額には社号の「堂山王子神社」



神馬はわかるが横に仁王像が安置されている
実は、以前は「堂山寺」だったが廃仏毀釈で神社になったという歴史を持つ



今回の旅では個性的な仁王像を観てきたが、これも個性的だ
宝暦11年(1761年)棟札






本殿(重要文化財)



雨脚が強くなってきた



壁の額には「観世音」
その昔は観音堂だったのだろう



後ろ姿






今日は「秋華賞」があるので祈願した
本命サイドと1000倍以上の大荒れ馬券を購入
結果は的中したが本命でトリガミ



途中予定していた道の駅が渋滞して入れず
コインランドリーを探し、洗濯中に馬券購入を楽しんだ
ネットで関東大学バレーボールが配信されていたので観戦し時間を過ごした
母校の女子は最終戦に勝利し2敗で4校が並んだがセット率で2位となった
男子も勝利、現在1敗し最終戦を残しているが現在2位と健闘している

撮影 令和5年10月15日
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2023年秋 放浪の旅(14日目)福島県

2023年10月14日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月14日

2023年秋 放浪の旅(14日目)福島県

道の駅「はなわ」
以前、東北旅行をしたときに利用したことがあることを思い出した
早朝からボランティアの清掃活動があるようで20人ほどの男女が集まっていた



茨城県の「袋田の滝」にいくためにこの道の駅を選択したのだが、滝周辺の駐車場は週末に混むとの情報があったのでやめることにした

白水阿弥陀堂(福島県いわき市内郷白水町広畑221)
福島県内唯一の国宝建造物である
「白水阿弥陀堂」が台風13号の被害に遭ったとの情報を新聞で読み気になっていた



阿弥陀堂(国宝)
寺の人に尋ねてみると、境内ばかりではなく、国宝の阿弥陀堂内にある仏像の須弥壇まで水に浸かったという



堂内に入って仏像を拝観しているときにはまったく感じていなかったが、多くの人たちの手で元の姿に戻したのだろう



これは池の様子だが、聞くと水を抜いているそうだ
流れ込んだ汚泥が乾いてから泥を取り除くという作業が始まるという



こちらは、水がなかなか抜けないとのこと
復興にはまだまだ時間がかかりそうだ



とは言え季節が進み、周辺の木々は秋色に染まってきている



飯野八幡宮(福島県いわき市平字八幡小路84)
境内の多くの建築物が重要文化財に指定されていることを知り訪れた
境内は七五三のお参りの家族で賑わっていた



珍しく随身像を綺麗に撮ることができた



「拝殿」
社伝によれば、源頼義が前九年合戦後の康平6年(1063年)に京都石清水八幡宮を勧請したという



歴史的背景の知らず訪れているので、後日、調べ直し発信したい



拝殿内部



本殿(重要文化財)
元和2年(1616年)の上棟



神楽殿(重要文化財)






専称寺(福島県いわき市平山崎字梅福山5)
重要文化財に「本堂・庫裏・総門」が指定されているということで訪れた



カーナビの指示通りに走ると舗装から突然ぬかるみの狭い道へ
Uターンする場所も無く、何度も車を降り、自分目で確認しながら車を駐めた



階段を上がり、目に見える建物を急いで撮った
震災の影響なのかパイプで支えている建物もある









ハイルーフ・ロングボディーは居住性はいいが小回りがきかないので苦労する
5m先は崖で慎重に脱出した
写真を撮っても無事に車を出せるかが頭にあり、寺の印象はなかった



撮影 令和5年10月14日
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2023年秋 放浪の旅(13日目)福島県

2023年10月13日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月13日

2023年秋 放浪の旅(13日目)福島県

道の駅「喜多の郷」
車中泊者の朝は早い、6時頃から洗顔等で動き出す音がする
各方面から「くしゃみ」の音が一番聞こえる
真っ青な空だが、外は10度以下の気温でかなり冷えている



この道の駅はラーメンで有名な喜多方市の離れた場所にある
入浴施設(300円)も併設されていて車中泊の数も多い(車中泊OKの道の駅でもある)
残念なことは電波の状態が悪く、ブログを発信するのに苦労したことである



今年の春の旅から「一宮神社」を巡る旅も目的の一つに加えた
今日は4つの一宮神社を回る予定だ

伊佐須美神社(大沼郡会津美里町宮林甲4377)
伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)初めて訪れると思っていたが、数年前に来たことがあった



「岩代国一之宮」会津の総鎮守として2000年を超える歴史を誇り、会津地名発祥の由来を伝える
岩代国は、東北戦争終結直後に陸奥国より分立
領域は現在の福島県西半部にあたる



「社殿」以前訪れた時に、仮の社殿の表記があったと記憶しているが、そのままの状態になっている



この拝殿奥に新しく建つのかと思っていた



会津生まれの「天海大僧正 手植桧」



文殊院
伊佐須美神社の横にあり、神社以上に印象に残っていたのが「文殊院」



仁王像
今回の旅で笑っている仁王像を初めて観たが、こちらはワラを頭に巻いている






「文殊堂」



私は昔から知的レベルは高くないが
戸が閉まり、暗く隙間のない場所でも堂内の様子を撮ることができる智恵がある(笑)



ここから、約100km程のドライブになる
途中、コンビニで休憩したりして目的地を目指した

石都々古和気神社(福島県石川郡石川町下泉296)
石都々古和気神社(いわつつこわけじんじゃ)は「陸奥国一宮」



狛犬(石川町指定文化財)



八幡山と呼ばれる山の頂上に社殿があるようだ
案内によると250m、10分で着くらしい



石門(鳥居)
階段-上り坂-階段の連続だが参道は綺麗に整備されている
途中、多くの岩があるが、石門の鳥居というのは初めての経験だ



これが最後の階段になる



「拝殿」



「本殿」



陸奥国一宮で、100km走って、階段を上がって「これだけ」が心の叫びである
そばにあった小さな石仏の右側の方が私の気持ちを表している



馬場都々古別神社(福島県東白川郡棚倉町棚倉馬場39)
馬場都々古別神社(ばばつつこわけじんじゃ)は「陸奥国一宮」



延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳で陸奥国白河郡に「都都古和気神社 名神大」と記載された古社



「随身門」



写真では分からないが、境内は整備されているという状態ではない



「拝殿」



これには驚いた
賽銭箱にメモ帳で「御朱印」が必要な方はと書かれている



本殿(重要文化財)



八槻都々古別神社(福島県東白川郡棚倉町八槻大宮224)
八槻都々古別神社(やつきつつこわけじんじゃ)は「奥州一宮」



「随身門」



額には「奥州一宮」



「拝殿」



社殿全景



撮影 令和5年10月13日
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2023年秋 放浪の旅(12日目)山形県・福島県

2023年10月12日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月12日

2023年秋 放浪の旅(12日目)山形県・福島県

道の駅「米沢」
大手コンビニなどが併設されていてとても便利な道の駅
比較的近くには、朝6時から営業している温泉もある(300円)



米沢といえば上杉謙信とその家来たち
自販機もそれらを後押ししている



道の駅内の看板
漫画は読まないが、前田慶次は人気パチンコ台の一つでお世話になった
NHKの時代劇にも登場し、その人物に興味を持っていた



堂森善光寺(山形県米沢市万世町堂森375)
その前田慶次が晩年過ごした縁の地が道の駅の近くにあるということで向かった






「阿弥陀堂」



阿弥陀堂内部



「前田慶次供養塔」



前田慶次が万世堂森に居を構え余生を過ごしたとの説もあり、慶次の供養塔が建立されている



笹野観音堂(山形県米沢市笹野本町5686-5)
国家安泰を願って坂上田村麻呂が建立したといわれている



ここの仁王像は格子で護られ、さらに金網で護られている(笑)



観音堂(山形県指定文化財)
天保4年(1833年)に火災に遭い焼失、現在の堂は同14年(1843年)に再建されたもの



茅葺きの素晴らしいお堂だ



堂内の様子






願成寺(福島県喜多方市上三宮町上三宮籬山833)
受付で拝観場所等について丁寧に説明があった(拝観料300円)
写真撮影はOKとのことで、撮り方なども教えてくれた



本堂(福島県指定文化財)



本堂内部



千佛堂(旧阿弥陀堂)(福島県指定文化財)



ここには「木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像(通称:会津大仏)」が安置されていたため天井が高い



「収蔵庫」



木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像<通称:会津大仏>(重要文化財)



「心字池」



新宮熊野神社(福島県喜多方市慶徳町新宮字熊野2258)
拝観料300円(宝物殿も含む)



長床(重要文化財)
天喜3年(1055年)源頼義の勧請とされる古社



拝殿「長床」は平安時代の寝殿造りの流れをくんだ建物



直径1尺5寸の円柱44本が等間隔に5列並んでおり、全部吹き抜けになっている






銅鐘(福島県指定文化財)



熊野神社本殿(福島県指定文化財)



撮影 令和5年10月12日
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2023年秋 放浪の旅(11日目)山形県

2023年10月11日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月11日

2023年秋 放浪の旅(11日目)山形県

道の駅「寒河江」
昨夜は土砂降りの中、道の駅に着いた
東北最大規模を誇る道の駅で普通車で1000台駐車できる



この道の駅の比較的近くに山形県ではウイスキーの種類でいうと1・2を誇る酒屋があるため利用している
今回は経済的に困窮しているため1本で我慢した



吉祥院(山形県山形市大字千手堂509)
重要文化財の「木造千手観世音菩薩立像」を拝観したいと思い訪れた



参道の正面に「観音堂」
境内では落ち葉など清掃作業をしている男女の老人がいた



その老人が後に袈裟を着て現れ住職だと分かった
額にある「出羽一佛」の「出」に字がなぜ山が二つなのか等説明して頂いた



堂内の様子
まるで彼方の世界が現世より素晴らしいかのような感じがした



本尊の「千手観音菩薩(重要文化財)」は収蔵庫に安置されている
拝観料1000円は高額な感じもしたが、住職がお経を唱え説明してくれるので納得した



寺を巡り住職と話をする機会などほとんどないのでとても良かった
ただ説明や会話になまりがあり、聞き取れない部分が3割ほどあった
これら代々引き継がれてきた仏像を護ることが使命だと話してくれた



熊野神社(山形県南陽市宮内3476-1)
日本三熊野の一つということで訪れた
熊野三山と長野県にある熊野皇大神社、そして南陽市の熊野大社は「日本三熊野」と称される



「供鐘(南陽市指定文化財)」



写真では分からないが屋根が日差しに反射し黄金色に見えた



境内各所に風車が飾られている



拝殿(山形県指定文化財)






フラワーアートの作品は参道と神社境内に展示されている















亀岡文殊堂(山形県東置賜郡高畠町大字亀岡)
三大文殊の一つということで訪れた
奈良桜井の安倍文殊院、宮津の切戸文殊(知恩寺)、山形の亀岡文殊が三大文殊として知られている



参道には十六羅漢像などが安置されている



鐘楼堂



観音堂



観音堂内部



文殊堂






幸運なことに12年に一度の「秘仏御開帳期間」であった
木造聖観音立像(山形県指定文化財)<撮影禁止>



知らずに撮った一枚の写真の奥に小さく写っているのが秘仏である



撮影 令和5年10月11日
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2023年秋 放浪の旅(9・10日目)宮城県・山形県

2023年10月10日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月9・10日

2023年秋 放浪の旅(9・10日目)宮城県・山形県

道の駅「おながわ」<連泊>
道の駅に隣接している、JR女川駅舎と入浴施設が同じ建物内にある
平成23年(2011年)東日本大震災時には、最大14.8mの高さの津波に襲われた
人口約1万人のうち、死者・行方不明者は827名にのぼり、町の住宅の約9割にあたる約3,900棟が被害を受けた



駅舎の反対側にある仮設住宅



港からまっすぐ伸びたレンガ道(駅舎へと続く)
両側には29店舗が並ぶ「シーパルピア女川」



背面には海が見える



雨天ではあったが観光客で賑わっていた



魚の自動販売機を初めて見た



鹽竈神社(宮城県塩竈市一森山1番1号)
鹽竈神社(しおがまじんじゃ)は「陸奥国一宮」である
道の駅から神社までの約40kmはかなり強い雨で拝観は無理かなと思っていた



表参道の長い階段



随身門(重要文化財)



門及び廻廊(重要文化財)






左右宮拝殿(重要文化財)






「文治の燈籠」
芭蕉は元禄2年(1689年)に鹽竈神社を詣でこの燈籠を観たという



別宮拝殿(重要文化財)



急に神職が現れたので何かなと思ってずっと様子を見ていた
毎月10日は鹽竈神社「月次祭」であることを、後に巫女から聞いた



別宮から左右宮へ移動
注視していると身分の高いものだけが神前を含め中央を歩けるようだ



志波彦神社
二社が同一境内に鎮座している









拝殿



拝殿内部



境内から塩竈市を眺める



大崎八幡宮(宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6-1)
塩竈市から仙台市までもずっと雨が降っていた
仙台東照宮を目指して走っていたが、多少の雨でも拝観したかったのは国宝の社殿を持つ大崎八幡宮だった

長床(重要文化財)
駐車場から歩くと「長床」が視界に入ってくる






本殿、石の間、拝殿(国宝)
大崎八幡宮の社殿については訪問地の候補を探していたときに偶然見つけた
国宝の社殿を持つ神社は極めて少なく貴重だ






社殿内では七五三のお参り






予備知識も全くなく後日良く調べてから発信したい



二の鳥居(宮城県指定文化財)から一の鳥居




宮城峡蒸留所(宮城県仙台市青葉区ニッカ1番地)
蒸留所巡りも旅の目的の一つだが宮城峡蒸留所は3回目になる
飛び込みでも空きがあれば蒸留所見学ができるのも嬉しい



第1号ウイスキー



竹鶴シリーズだがこの5本だけでも数十万の価値がある



さて、見学が始まった



昨年も見学しているので説明内容は覚えていた



ポットスチルを見るとワクワクしてくる



今回の見学者は私含めて8名だった(前回は2名)






貯蔵庫



昭和44年仙台工場竣工時の樽



狙っていた「鶴と伊達」の姿はなく、蒸留所限定の小瓶を購入した



撮影 令和5年10月9・10日
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2023年秋 放浪の旅(8日目)宮城県

2023年10月08日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月8日

2023年秋 放浪の旅(8日目)宮城県

道の駅「上品の郷」
一般的に道の駅側では車中泊を嫌っているが、ここは「車中泊OK」という数少ない道の駅である
3連休の初日ということもあり240台ある駐車場は満車状態であった



朝6時頃から少しずつ車が目的地に向かって動きはじめた
仙台方面に行きたいのだが、市内では30万人規模の「よさこい祭り」が開催されると聞いた



宮城県慶長使節船ミュージアム「サン・ファン館」( 宮城県石巻市渡波大森30-2)
疲れもあったので観光客があまり訪れない場所を選んでみた
約400年前に慶長使節一行を乗せて太平洋を往復したガレオン船の復元船があるらしい



ウオーキンググループのご婦人方の声は聞こえるが、観光客らしき姿は見えない
看板を見るとリニューアル中だという
観光客があまり訪れない場所という選択は間違いではなかったが(笑)



展望台からの眺めは良かった



御番所公園 展望台(宮城県石巻市鮎川浜)
次に目指したのは、牡鹿半島にある「御番所公園 展望台」
普段は美しい自然など選ばないのだが、海を見ながら馬券でも購入しようと考えていたのだ



ところが電波の状態が不安定でパソコンが使えないことが分かった(残念)



ただの木ではあるが、旅行先ではとても貴重なものに見えてくるから不思議だ



目の前にある島は「金華山」
ベンチの男性は優雅に読書をしていた



今回は、函館から大間経由のフェリーで本州に入ったが
いつもは太平洋フェリーで名古屋港へ向かう
その際、フェリー内では金華山沖を航行中とのアナウンスがあり、いつも船内から眺めていた



誰も展望台にいなかったので、遊び心で額縁に入れてみた



こちらは反対側にある「田代島」



金華山の港にボートが近づいていく



秋の景色



陽山寺(宮城県石巻市十八成浜寺山31)
道路地図に「十一面観音像」の記載があった
調べて見ると「陽山寺」にあり、拝観には予約が必要だという



お寺に電話をすると、予約されている方がいて、その時間帯なら大丈夫だと親切に対応していただいた



予約時間の40分前に到着し、寺の写真を撮っていた



この本堂の中にある「十一面観音像(重要文化財)」のことを考えていた



5分前になり、社務所の戸が開いたので名前を告げると「十一面観音像」はここには無いと告げられた
「ガンガンガーン」と心の鐘が鳴った(物語を作っている)



数キロ離れた収蔵庫に観音像が安置されていた
住職の話によると震災でも倒れず、水にも浸からなかったという
拝観料は無料だったが、賽銭箱にはいろいろな思いからだと思うが紙幣も数枚あった



こちらの観音堂は宮城県指定文化財
やはり寺社巡りの方が楽しい



撮影 令和5年10月8日
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2023年秋 放浪の旅(7日目)岩手県・宮城県

2023年10月07日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月7日

2023年秋 放浪の旅(7日目)岩手県・宮城県

道の駅「平泉」
昨夜も寒かったので予備の毛布を引っ張り出し使用した
前夜のように「寒くて眠ることができないという夢も見ず」熟睡した
観光地の道の駅ということもあり、早朝から車や人の動きがある



朝、6時から朝定食(600円)の食堂が営業していた
店内を覗くと、4・5組の人が利用していた
私はいつものように車内でコーヒーを入れて菓子パンが朝食になる
食後に天気を確認して訪問地を決めるのだが、疲れもあってかなかなか決めることができない



華足寺(宮城県登米市東和町米川小山下2)
最初に選んだのは、近くにある中尊寺や毛越寺ではなく、宮城県の華足寺(けそくじ)
寺伝によると大同2年(807年)坂上田村麻呂が開基という古刹
江戸時代に再建された堂宇がそのまま残っているということに興味を持った

山門(宮城県指定文化財)



1階部分には右には増長天、左には多聞天の四天王2神を配している



私が仁王像を撮っているのは、この狭い格子の中にレンズを突っ込み適当にシャッターを押すというやり方



自分でファインダーを見ていないので構図など考えたこともない
今回は堂内が暗くピンボケが多いがこんなもんだと、あきらめている



鐘楼



観音堂への石段



観音堂(登米市指定文化財)



堂内の様子



後方から観ると、まあ、凄いことになっている



地蔵堂



このような朽ち果てそうな建物は写真を撮っていてとても楽しいしワクワクする
野に咲く花が何故か美しく見えてくる






箟峯寺(宮城県遠田郡涌谷町箟岳神楽岡1)
次に選んだのは「箟峯寺(こんぽうじ)」
笑顔の仁王像があるという
100段ほどの石段を上がる(不思議だが膝が痛くない)



幅の広い「仁王門」



仁王像
思わず、笑ってしまった
全国各地の仁王像をシリーズ化して発信しているが笑顔の仁王像は初めてだ






実に面白い



観音堂(宮城県指定文化財)
仁王像でだまされそうだが、この寺も大同2年(807年)に坂上田村麻呂の創建と伝えられている
当初、霧岳山 正福寺と称していたが、嘉祥2年(849年)に円仁が中興し、無夷山箟峯寺と改称した



堂内には「奥州鎮護」の巨大な額



堂内の様子



展望台からの眺め
かつて、この前を「義経と弁慶」がともに平泉に向かい
おくのほそ道で「芭蕉と曽良」が歩いたという



もう一つ予定していた場所があったが、この仁王像の笑顔のように、一日を楽しく終えたいと思いやめることにした



撮影 令和5年10月7日
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2023年秋 放浪の旅(6日目)岩手県

2023年10月06日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月6日

2023年秋 放浪の旅(6日目)岩手県

道の駅「石鳥谷」
強い雨や風に加え、気温が低く体に応えるほど寒い
昨夜は寒くて本当に寝たのか、寒くて眠れない夢を見たのか分からないまま朝を迎えた
この建物がトイレだとは思わないだろう(驚くほど綺麗)



木目で落ち着いた内装の休憩所にもなっている



地酒が並んでいる売店で思わず手を伸ばしそうになった
今日も90%の確率の雨予報、さらに「暴風警報」のおまけ付き
風が強いため雨雲と青空が交互にやってくる



三熊野神社<成島毘沙門堂>(岩手県花巻市東和町北成島5-1)
神仏習合だった頃の痕跡が石柱に刻まれている



この急で長い階段を上がってくるのは本当に大変だ
と思い、鳥居近くまで車で来た



本殿(岩手県指定文化財)



参拝しているご夫婦から情報提供を受ける



「十二番角力式」は幼児による泣き相撲として知られる角力(相撲)神事



土俵も本格的である



毘沙門堂(重要文化財)



兜跋毘沙門天像(重要文化財)は堂内に安置されていた



「成島観音」



私の住む北海道では見られない彼岸花(別名:曼珠沙華(マンジュシャゲ))



収蔵庫にて一木造りでは日本最大の「兜跋毘沙門天像(重要文化財)を観る
拝観料500円の価値あり



丹内山神社(岩手県花巻市東和町谷内2-303)
三熊野神社<成島毘沙門堂>で声を掛けられた、ご夫婦から社殿の彫刻が美しいと言われた
これも何かの縁だと思い訪れてみた






本殿(岩手県指定文化財)



確かにすごい彫刻だ



お務めをしていた上品な女性宮司に聞くと、社殿内ある彫刻のように昔は極彩色だったそうだ



本殿裏の巨石は胎内石でくぐると御利益があると言われたが、体が太くて無理だった



それ以上に驚いたのは岩の上から伸びたこの巨木だ



日高神社(岩手県奥州市水沢日高小路13-13)
本殿が重要文化財に指定されていると知り訪れた






本殿(重要文化財)





駒形神社(岩手県奥州市水沢中上野町1-83)
陸中一宮だということで訪れた



着飾った親子連れの姿が多い
この時期「七五三」のお参りだということを思い出した



誰もいない社殿を撮るのに十数分待った



このような感じで次から次という感じである
和服姿の若い母親は魅力的だが、子供の面倒は親がみているようだ



道路を走行していると2台前を走っている大型トラックが急停止した
対向車のトラックもハザードを点滅して停まっていたので事故かと思った
よく見ると崖から老木が強風で倒れてきて道を塞いでいた
その後、若い衆が老木を寄せ片道だけ何とか通行できるようになった

黒石寺(岩手県奥州市水沢黒石町山内17)
ここは二度目である
重要文化財の仏像を観たかったが受付が閉まっていた



個性ある狛犬



薬師堂の彫刻



堂内は暗く何も見えないがカメラだと様子が分かる



駐車場に戻ると団体が入るということで受付が開いたので拝観をお願いして堂内に入った(拝観料500円)
この写真は四天王で重要文化財に指定されていた



この女性も御朱印をもらうため長時間待っていた(我慢強い)



撮影 令和5年10月6日
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2023年秋 放浪の旅(5日目)秋田県・岩手県

2023年10月05日 | 旅日記
訪問日 令和5年10月5日

2023年秋 放浪の旅(5日目)秋田県・岩手県

道の駅「かづの」
前日の夕方、道の駅駐車場で沖縄ナンバーの男性に声をかけられた
年齢も同じで体型もよく似ているのでよく話しが合った(笑)
前日まで北海道に5ヶ月半も滞在し、車中泊で過ごしたというから驚く



現在は引退したが古文書などの修復を生業としていたという
なかには重要文化財に指定されているものもあったそうだ
これまで、いろいろな人との出会いがあったがこのような職業の人の話は貴重だ



今日は降水確率90%
観光は無理かも知れないが予定は立てた



大日靈貴神社(秋田県鹿角市八幡平堂の上16)
道の駅から数キロの場所にある由緒ある神社だが字が読めない
ネットで調べると、大日靈貴神社(おおひるめむちじんじゃ)と読むようだ



社伝によれば継体天皇の御代に大日示現社を創建
元正天皇の御代、名僧行基を下向させ、養老2年(718年)大日社を再建とある



昭和24年社殿全焼し、同26年拝殿は元の9間四面の土台に建立し、幣殿本殿を増築して、同31年竣工した
社殿内は薄暗く、この写真を見て、内部に鳥居があることを知った






毎年1月2日に行われている「大日堂舞楽」は秋田県内最古の1300年もの歴史をもち、国の重要無形民俗文化財に指定されている



次に40km先にある「天台寺」に向かい駐車場に着いたが、激しい雨で車外に出ることができず30分ほど待機していた
この寺は本堂が重要文化財に指定されていて、瀬戸内寂聴氏が一時住職を務めた古刹でもある
駐車場から歩かなければならないこともあり断念した

不動の滝 (岩手県八幡平市高畑)
皮肉なもので20km程走った頃、雨も小降りになり止んだ
そんなとき「不動の滝」の案内板が目に入った
普段なら通り過ごすのだが、ハンドルを左に切っていた



滝に着くと若いカップルが写真を撮っていた
私の顔を見ると笑顔で挨拶をし「綺麗ですよね」と話しかけてくれた



滝の美しさよりも、この二人の清々しさの方が心に残った感じだ
二人の写真を撮ってあげると「記念になります。ありがとうございます」と笑顔
別れる際には「足元に気をつけてお帰りください」と
とても、いい気分になった






この滝だが管理者が「桜松神社」になっていた






盛岡八幡宮(岩手県盛岡市八幡町13-1)
途中、何度か強い雨が降り、コンビニや道の駅で避難していたが、盛岡市内に入ると空が急に明るくなった
市内で酒屋巡りをしていたが、諦めていた盛岡八幡宮を目指すことにした



「青銅灯籠(盛岡市指定文化財)」



「花手水鉢」が美しい



階段を上がると社殿が見えてくる



若い女性グループが正面で写真を撮っていたので斜めから
確かにインスタ映えする社殿だ






拝殿の鈴が小さく沢山付いていて、優しく心地よい音がする



社殿側からの眺め



撮影 令和5年10月5日
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