今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

青龍山 金蓮寺(愛知県西尾市吉良町饗庭七度ヶ入)

2014年11月13日 | 神社・仏閣
平成26年の車旅で最初に選んだ場所の「金蓮寺(こんれんじ)」
ちょうど一ヶ月前に訪れたことになる
最近では朝に起こった出来事も夕方には忘れてしまうほど脳の活動が停滞しているが、この日のことは良く覚えている
フェリーで苫小牧港を出発して名古屋港に到着した日に大型台風19号が東海地方に上陸した日となったからだ

青龍山 金蓮寺

台風といえども旅の初日から消極的に避難などしていられない
フェリー内で「愛知県 国宝 重要文化財」とスマホに入力し検索したときに、初めて目にする金蓮寺の名と国宝に指定されていることが気になり、訪れることにした
 


3連休最終日で国宝指定ということもあり、参拝者で賑わっているものと想像していたが、周囲を見ても私以外誰もいない。
奥に見える建物が国宝の弥陀堂であることは何となく感じていた



金蓮寺弥陀堂(国宝)
愛知県内最古の木造建造物
文治2年(1186)に源頼朝が三河国守護の安達藤九郎盛長に命じて建立した三河七御堂の一つと伝えられている



国宝建築物というと厳重に護られているのが常だが、その様子が見られないところが気に入った



無防備こそが最大の防御
信じられていると思うと大切にしよう、護っていこうという気持ちになるのではないか



堂内には「木造阿弥陀如来及び両脇待像(愛知県指定文化財)」が安置されているが、庫裏を訪ねても留守のようで拝観することはできなかった



後日、調べてみると拝観するには予約が必要なようだ
拝観料200円は堂の修理費に充てられる



周囲に目を向けて見よう
案内板などもないので正確に名称を伝えることはできないのが残念だ



これが本堂になると思うが、確信はもてない



鐘を撞きたくなるようないい雰囲気だ



 


「お不動さんの名水」 この水を飲むと金運に恵まれると伝えられている



地域の人達の信仰心の篤さなのか境内にある石仏の全てが花で飾られている



ここからの数枚はCanonG1Xの「クリエィティブショット」で撮影したもの



どのような写真になっているかは、撮っている側にもわからないのが実に面白い



着色や構図もその都度変化しているので、新しい発見がある



悔しいが、自分が撮ったものより、はるかに臨場感がある



風雨が強くなり雨粒がレンズに付き、半分以上の写真に駄目になってしまった
台風通過に備え、そろそろ、この後の安全を確保しなければならない

撮影 平成26年10月13日
コメント
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